2021年4月28日8時5分にNHK四国から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後5時40分ごろ、今治市大西町の造船会社で、建造中の貨物船の通路の塗装作業をしていた今治市に住む中国人技能実習生、楊さん(40)が船底で倒れているのを同僚の男性が見つけて、会社を通じて消防に通報しました。
楊さんは頭などを強く打っていて、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、楊さんが倒れていた場所の15メートル以上、上には、通路からはしごを使って下に降りるための通用口があります。
楊さんは通路の塗装作業を1人で行っていたということで、警察では、作業体制など当時の状況について造船会社から話を聞くなどして死亡した原因などを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20210428/8000009468.html
(2021年8月14日 修正1 ;追記)
2021年8月13日17時41分に産経新聞からは、通路の開口部から転落したと受け取れる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
今治労働基準監督署(愛媛県今治市)は13日、建造中の船舶で、転落の恐れがある区域に立ち入りを禁止する措置を講じなかったとして、労働安全衛生法違反の疑いで今治市の塗装会社「I塗装有限会社」と同社代表取締役(41)を書類送検した。
塗装作業の中国人技能実習生=当時(40)=が約10~15メートル下の貨物スペースに転落し、死亡した。
書類送検容疑は4月27日、今治市大西町新町の造船所内で通路床面の開口部に転落の危険があったのに立ち入りを禁止していなかった疑い。
https://www.sankei.com/article/20210813-GYMGXFXXTJMJRPDUJB57FBYKLY/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。