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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20226281953分にYAHOOニュース(東日本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

海難事故の最前線で救助活動を行う、海上保安庁の機動救難士です。

4月に仙台航空基地に配属された2人の新人。
訓練の日々に密着しました。

仙台航空基地機動救難士・安発さんの訓練。

「下がってきたぞ安発!上げろ水位!」

仙台航空基地機動救難士・宮島さんの訓練

「休憩場所ちゃうぞ!」
「休むな!」  

宮城県名取市閖上の港に響く男たちの声。

この日、第二管区海上保安本部仙台航空基地の2人の新人機動救難士が訓練を行っていました。

千葉県出身の安発さん(男性、26歳)と、埼玉県出身の宮島さん(男性、29歳)です。

3月まで、潜水士として活動していましたが、その素質が評価され、4月に機動救難士に任命されました。

仙台航空基地機動救難士・安発さん:
「内容一つひとつが格段にレベルアップし、今まで潜水士としてやってきた知識やレベルでは、到底追い付かないレベル」  

仙台航空基地機動救難士・宮島祥さん:
「知識や体力、判断力、全てが求められているので、一つひとつの訓練が潜水士の時と比べて、かなり高度というか難しいものばかり」  

機動救難士は潜水士の中から選抜され、海での事故や船内で急病人が発生した場合、ヘリコプターで出動し、救助や救命活動を行う、いわゆる空飛ぶ救急隊です。

東北の海を管轄する二管本部には、仙台航空基地にのみ、9人が配置されています。

2021年1年間で51件出動。

常に危険と隣り合わせの現場。
人命を守るため、厳しい訓練を積み重ねます。

ロープを使ったレンジャー訓練。
崖での救助を想定し、途中でロープを継ぎ足して降下し、再び上がってくるという想定です。

安発さんが挑戦。

いかに迅速にロープを継ぎ足せるのか、そして安全確保のため体を支えている器具を継ぎ足したロープにうまくかけ替えることができるのかがポイントです。

安発さんは約15分でクリアしました。

続いて宮島さん。

思うように体を支えているロープをかけ替えることができません。

「宮島あと何分かかるの?」
「あと3分!」
「3分?本当に間に合うのか3分で?」
「間に合わせます!」  

熟練した隊員なら8分30秒ほどでクリアできる訓練ですが、宮島さんは30分以上かかってしまいました。

1分1秒を争う海難事故の現場。
機動救難士は2人1組での出動が基本です。

そのため、一人ひとりが素早く、適切な行動を取らなければ、救える命が救えなくなってしまいます。  

仙台航空基地機動救難士宮島さん:
「これがもし現場だったら、私は上ったり下りたりできず、どこかでそのままになって、そのままだったと思います」

訓練の中でも最も過酷とされる潜水訓練を迎えました。

海でおぼれたダイバーを捜索し、救助するという想定です。

安発さんと宮島さん、2人で挑みます。

濁った水の中、ダイバー役の先輩隊員を発見、ロープを使って岸壁の上へ引き上げます。
しかし。

「上げますよ!」
「よし!」
「1、2、3!」
「確保!」
「詰める!」
「おい!落としてるぞ要救!(要救助者)」  

要救助者の体重を支えることができず、引き上げる直前で海面に取り落としてしまいました。

先輩隊員A:
「何で落としたの、要救(要救助者)を?要救(要救助者)は物か?」

先輩隊員B:
「残念でしかないっていうか、もはや救助活動ではなかった。想定訓練した意味なし」

仙台航空基地機動救難士宮島さん:
「実力不足をどれだけ自分で予習したり、今までのことを復習して、次につなげられるかというところだったが、それがまだ全然できていなかった」  

まだまだ学ぶことばかり。
訓練は続きます。

以前、基地の中で行ったレンジャー訓練。
今回は、実際の崖を使います。

ロープを使った降下は2人とも無事成功。

崖下に転落したけが人を救助する訓練では、張り出した岩を越えることができず、時間切れで打ち切られてしまいました。

仙台航空基地上席機動救難士・榎木隊長:
「できなかったことに対して、次はうまくやってやろうという気持ちは感じるが、まだ努力が足りていない」  

2人は、今後も訓練を重ね、10月には現場任務に就く予定です。

仙台航空基地機動救難士・安発さん:
「基礎訓練、普段のレンジャー訓練やヘリレスキューの訓練を一つひとつ着実にこなしていって、今後どんどんどんどん知識を高めていって一人前と先輩に言われるような機動救難士になっていきたい」

仙台航空基地機動救難士・宮島さん:
「どんな海難が発生しても迅速に要救助者を救い出せるような高度な技術を持った機動救難士になり、絶対に助けるぞという熱い気持ちを持った機動救難士になりたい」









 ※以下は訓練風景のユーチューブ映像。
  https://www.youtube.com/watch?v=fUv7mF9aKC0 

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e5b2a7ad15630207a39483b22b09bbe0d231988 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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