2024年12月11日10時45分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城県東海村の東海第二原発で9日、溶接作業中に作業員の着衣に引火し、協力会社の男性作業員1人が左胸から左上腕にやけどを負った。
日本原子力発電が10日、記者会見を開いて明らかにした。
放射線管理区域外にある取水口近くで発生した火災で、放射性物質の漏洩(ろうえい)はなかった。
原電によると、9日午後1時20分ごろ、発電所の取水口近くで、作業員5人が海水ポンプのメンテナンス用クレーンを解体していたところ、溶接を担当していた50代の男性作業員が着ていた耐火服に引火。
作業員は救急搬送され、現在も入院中だが命に別条はないという。
クレーンの解体は、新規制基準に対応するための作業の一環。
引火しても燃え広がりにくい耐火服を着用していたにもかかわらず作業員がやけどしたことから、原因が特定できるまでクレーンの解体作業は中断するという。
https://www.asahi.com/articles/ASSDB4QMNSDBUJHB007M.html
12月11日9時12分に毎日新聞からは、耐火服以外に専用のマスクやエプロンなどの保護具も身に着けていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後1時20分ごろ、取水口の門型クレーンを解体するため、溶接作業をしていた協力会社の50代男性社員の着衣に引火した。
男性は作業の際、専用のマスクやエプロンなどの保護具を身につけ、燃え広がりにくい綿製の耐火服を着用していたが、胸や腕にやけどを負った。
解体する門型クレーンは海水ポンプをメンテナンスする際、作業場までの移動に使用していた。
竜巻などへの備えを求める新規制基準に対応するため撤去する。
撤去作業の中で強度を上げる必要があり、鉄骨を溶接していたという。
作業は負傷した社員を含め5人で実施していた。
https://mainichi.jp/articles/20241211/k00/00m/040/021000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。