2017年9月8日付で毎日新聞西部版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後3時10分ごろ、山口県下関市彦島江の浦町の三菱重工下関造船所で、船舶建造中にガスに引火する事故が起きた。
作業をしていた男性社員2人が重傷を負い、病院に搬送されたが、いずれも命に別条はないという。
警察が事故原因を調べている。
警察などによると、2人のうち下関市彦島杉田町のNさん(男性、26歳)が顔面に大やけどを負い、左腕を骨折した。
北九州市門司区のKさん(男性、30歳)は、急性音響外傷で約1週間の入院治療が必要と診断された。
2人は船底部で溶接作業中。
ガスバーナーの火が現場に滞留していたガスに引火したとみられる。
出典
https://mainichi.jp/articles/20170908/ddg/041/040/008000c
9月9日11時54分にNHK山口からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日、下関市の造船所で溶接の作業中に爆発が起き、作業をしていた男性が顔をやけどするなど、2人が重軽傷を負った。
警察や会社によると、7日の午後3時すぎ、下関市彦島江の浦町にある三菱重工業下関造船所の多目的運搬船の船内で、男性作業員2人が船底の溶接工事を始めたところ、突然、爆発が起きた。
この事故で26歳の作業員が顔に重いやけどをしたほか、爆風で飛んだ鉄製の蓋がぶつかり、左腕の骨を折る大けがをした。
また、30歳の作業員も左耳にけがをして、2人は現在も市内の病院に入院している。
警察は、何らかの理由でたまっていたガスに引火して爆発が起きたとみて、ガスの濃度の確認など、溶接作業の手順に問題が無かったか、詳しく調べることにしている。
出典
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4063788111.html
(2017年9月18日 修正1 ;追記)
2017年9月9日付の山口新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
船体に使われる塗料が原因の可能性もあるという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。