2013年10月25日18時59分にNHK水戸から、10月25日18時1分に読売新聞から、10月26日付で毎日新聞茨城版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後1時40分頃、坂東市上出島にある金属加工会社「T金属工業」の工場で、アルミニウムの廃材を溶かす溶解炉から集じん機につながるダクト(長さ3m、直径1m)が爆発し、5m下に落下した。
警察などによると、この爆発でダクトの近くにいた男性作業員2人がやけどを負い、うち1人(40歳)は全身やけどで意識不明の重体、もう1人(37歳)も左半身に重傷を負って病院に運ばれ手当てを受けている。
警察によると、工場は平屋建てで、爆発があったダクトはアルミニウムの廃材を溶かした際に出る粉じんを集めるために設置されていたという。
爆発で工場の屋根や壁は大きく壊れているということで、警察などが工場の関係者から話を聞くなどして、当時の詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/1075555601.html?t=1382734410626
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131025-OYT1T00889.htm
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20131026ddlk08040117000c.html
一方、10月26日付で朝日新聞茨城版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察の説明では、工場は平屋建てで、爆発が起きたのは工場内のアルミニウムを精製するための作業場。
約20mの高さにある天井が抜け落ち、壁の一部も壊れた。
やけどを負った2人は、精製過程で出る灰からアルミニウムを再抽出する作業をしていたという。
(ブログ者コメント)
ガス爆発だった可能性もあるが、とりあえず粉じん爆発のカテゴリーに入れておく。
(2013年11月3日 修正1 ;追記)
2013年10月26日付の茨城新聞紙面に、事故時の状況に関する、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。
排煙用のダクトが爆発して落下し、従業員2人が重体となった。
警察によると、爆発で高さ約5mから落下したのは、10m以上あるダクトのうち、約3m。
爆発後、ダクトの近くに男性(37)が、溶解炉の近くにもう1人が、大やけどを負って倒れていた。
(2013年12月2日 修正2 ;追記)
2013年11月30日19時9分にNHK水戸から、重傷を負った2名のうち1名が亡くなったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、大やけどをした2人のうち、派遣会社の社員でインドネシア人の男性(40)が入院先の都内の病院で容体が悪化し、30日朝、死亡したという。
もう1人の37歳の男性はその後、意識を取り戻し、回復に向かっているという。
警察は引き続き、工場の関係者から事情を聞くなどして事故の詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/1073468541.html?t=1385854182834
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。