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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012113日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を「第2報;修正3」として掲載します。

 

(2013年9月5日 修正3 ;追記)  

 

2013831日付で朝日新聞高知全県版(聞蔵)から、831日付で毎日新聞高知版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。


事故の再発防止策を検討していた有識者委員会は30日、岡崎市長に報告書を提出した。

報告書では、同じ工法で事故が起きる要因を洗い出し、掘削作業を無人化することで事故をなくすなど3つの基本方針を示し、重層的な安全対策を市や受注業者に求めた。

なお今回、事故原因の特定はせず、市は「警察の捜査に任せたい」としている。

委員会は専門家5人で構成。

市の委嘱を受け、現場視察や事故関係者の聞き取り、同じ「泥濃式推進工法」を使う業者へのアンケート調査を行って、同じ工法で想定される事故要因を「地盤」「機械」「人」の3つの視点から分析。2〜6月に4回の委員会を開き、議論してきた。

 

報告書が示した3つの基本方針は

(1)掘削機点検・メンテナンスなど「予防の徹底」

(2)機器トラブルのモニタリングで事故を未然に防ぐ「フェイルセーフ機能」の確保

(3)掘削作業の無人化など「事故発生要因の解消」

 

具体的な再発防止策として、機械設備の定期的・日常的な点検や、管内作業員の情報共有システムの構築、遠隔操作方式による管内の無人化など、13項目を提言した。

 

那須委員長は「掘削機内に短時間で土砂が流入する事故は、今後も起こりうる。安全対策に創意工夫してもらいたい」と話した。

 

市長は「泥濃式推進工法は全国で一般的な工法だ。事故を防ぐため、提言を全国に広げていきたい」と話した。

市は9月中旬、国交省に報告書を提出する予定。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/kochi/news/20130831ddlk39040654000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

第1報は、下記参照。

 

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2416/

 

 

 

(2014年8月19日 修正4 ;追記)

 

2014812226分にNHK高知から、レバーを固定していたため土砂流入防止用の緊急ゲートが作動しなかったことが原因という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は、安全管理を怠ったなどとして、当時の現場責任者ら2人を来週にも書類送検する方針を固めた。
書類送検されるのは、現場の責任者を務めていた高知市の建設会社の57歳の社員と、トンネルを掘る「掘進機」と呼ばれる機械を操作していて死亡した、松山市の当時63歳の作業員の2人。

 

警察によると、事故は、掘った土砂が掘進機の内部に流れ込むのを防ぐ「緊急ゲート」が動かなかったことが原因で起きたという。
警察がさらに調べた結果、「緊急ゲート」を作動させるためのレバーが固定されるなどして、動かせない状態になっていた疑いがあることがわかった。
警察によると、「緊急ゲート」を作動させると掘進機の一部を解体しなければ再び使えず、手間がかかることなどから、誤ってレバーが動かないよう、固定されていたと見られるという。


このため警察は、安全管理を怠ったなどとして、業務上過失致死の疑いで来週にも2人を書類送検する方針を固めた。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/8013742581.html?t=1407880430128

 

 

2014818139分にNHK高知からは、関係者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

高知労基署は、安全管理を怠ったとして労安法違反の疑いで18日、トンネルの掘削作業を請け負っていた会社の代表など2人を書類送検した。
書類送検されたのは、トンネルの掘削作業を請け負っていた松山市にある建設会社「W工業」の社長(53)と工事現場の責任者をつとめていた高知市の建設会社「F開発」の社員(57)の2人。

 

同署によると、松山市の建設会社の社長は、トンネルの掘削作業を行う際、毎日、掘削現場の地質などを確認して記録することが義務づけられているが、全く記録をしていなかったという。
また、工事現場の責任者は、工事に使う機械の状態について確認しなければならないのに、トンネルの掘削に使う「掘進機」の内部について安全確認をしていなかった。

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/8013880671.html?t=1408398591221

 

 

 

(2014年9月12日 修正5 ;追記)

 

20149112037分にNHK高知から、当時の現場責任者らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

掘進機には、内部に土砂が流れ込むのを防ぐ「緊急ゲート」と呼ばれる安全装置が設置されているが、警察が捜査を進めた結果、このゲートがすぐに動かせない状態になっていた疑いがあることがわかった。


このため警察は、現場の責任者を務めていた高知市の建設会社の57歳の社員を、安全管理上の注意義務を怠ったなどとして、また、掘進機を操作していて死亡した、松山市の当時、63歳の作業員を、「緊急ゲート」が動かせない状態にあることを知りながら作業を行ったなどとして、いずれも業務上過失致死の疑いで11日、書類送検した。


捜査関係者によると、安全装置がいったん作動すると、再び掘進機を動かすためには、掘進機の一部を解体し、内部にたまった土砂を取り除く必要があり、手間がかかることなどから、ふだんから誤って作動しないようにしていた可能性があるという。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/8014520251.html?t=1410469225527

 

 

 

(2014年12月26日 修正6 ;追記)

 

20141225957分に高知放送から、2人が不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

高知地検は24日、2人を不起訴処分とした。

高知地検によると、土砂を排出する機械が故障していたが、いつ故障したかが分からず、事故の原因を特定できなかったため、嫌疑が不十分などとしている。

 

また、高知地検は、労働災害を防ぐ措置を怠っていたとして高知労基署から書類送検された、作業を請け負っていた愛媛県の会社社長についても、不起訴とした。

 

出典URL

http://www.rkc-kochi.co.jp/news/rkc_list02.html

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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