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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年12月28日付の毎日新聞都内版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

練馬区の生コンクリート製造会社「Rスター」で26日午後4時5分ごろ、原料の砂を貯蔵したすり鉢状のサイロ(高さ約14m)に作業員の男性(55)が転落しているのを同僚が発見し、119番した。
男性は首から下が砂に埋まり、約6時間後に東京消防庁のレスキュー隊員に救出されたが、搬送先の病院で死亡した。

警察によると、男性は当時、サイロの内壁にこびりついた砂を落とす作業を1人でしていたが、誤って砂の中へ転落したとみられる。

サイロは約640トンの容量で約200トンの砂が入っていたという。
サイロ内の砂は下部の穴から落ちて、さらにベルトコンベヤーで運ばれる仕組みになっていたという。


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2011年12月22日付の朝日新聞山口西部版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 山陽小野田市のコンクリート製品製造会社の工場で2009年6月、サイロの底が裂けて大量の砂が流出し、作業員2人が生埋めになって死亡した事故で、うち1人の死亡について、業務上過失致死容疑で書類送検された鉄工会社の現場監督(68)と現場班長(37)を、山口地検が21日、起訴猶予にしたと発表した。

「サイロの底を支えるためにジャッキの数を増やすなど、ある程度の安全対策をしていた」などと、理由を説明した。



ちなみに、事故時の状況など、過去の主だった報道は下記。


2009年6月17日付 朝日新聞山口西部版朝刊(聞蔵)

16日午後1時45分ごろ、山陽小野田市のコンクリート製品製造会社「Jパイル製造山口工場」で、コンクリートの原材料に使う砂を貯蔵する金属製サイロの底から突然、砂が流出し、作業員1人が生埋めになった。
消防などが救出作業をしていたが、さらに発生から約25分後、残っていた砂が再びサイロの底から流れ出し、別の作業員も生埋めになった。
2人は救出され、病院に運ばれたが、1人が死亡、1人が意識不明の重体。

警察によると、サイロ(高さ6.5m、直径6m)は、鉄骨などでできた架台(高さ約1.8m)の上に設置されている。
死亡した作業員ら8人は、架台を補強するため、サイロが載っている部分の鉄骨を取り換える作業をしていた。 サイロの底が裂け、砂が大量に流出したという。

工場には4基のサイロがあり、事故があったのは75年ごろに製造されたもの。
サイロの内部は縦に2室に仕切られており、計180トンの砂を貯蔵可能で、底面には砂を排出するための穴がある。
事故当時、1室に67トン、もう1室に30トンの砂が入っていたという。



2009年6月18日付 朝日新聞山口西部版(聞蔵)

サイロ底部の約半分にあたる面積が裂けて穴が開いていたことがわかった。
底部にある「ゲート」と呼ばれる砂の排出口2ケ所のうち1ケ所が抜け落ちていたことも確認された。

同社は記者会見で、「補修作業を発注したO鉄工所側には、今年3月ごろ、砂を抜いて作業したほうがいいと指摘したが、抜かなくても安全だというので、任せていた」と説明した。



2009年6月19日付 朝日新聞山口版朝刊(聞蔵)

サイロ底部の金属に腐食があることが新たにわかった。
サイロ内部は、底部の鉄板の上に約10cmのコンクリートが敷かれているが、警察によると、この鉄板部分が腐食していたという。



20011年9月16日付 朝日新聞山口西部版朝刊(聞蔵)

警察は、作業を請け負っていた鉄工会社の現場責任者ら2人を業務上過失致死容疑で書類送検する方針を固めた。
サイロから砂を抜くなど、事故防止策をとっていなかった疑いと、鉄骨を取り外した際、仮設の架台を設けるなど、補強措置をとらなかった疑い。




(ブログ者コメント)

□今回の起訴猶予は、「1人の死亡について」とただし書きがあること、また、その不起訴理由から考えると、「補強措置をとらなかった」容疑に関するものだと思われる。

□「砂を抜かなかった」容疑については、過去に報道なし。発注元から指摘されていたのに、なぜ安全だと評価したのか、その点も含め、まだ審査されているのかもしれない。


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2011年12月25日付の読売新聞埼玉版と毎日新聞埼玉版から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

秩父市の林道工事現場で24日朝、作業員の男性3人が生き埋めとなった。
警察などによる必死の救出作業が行われたが、会社員の男性Aさん(32)が死亡。
全身が生き埋めとなった別の男性Bさん(46)は、約2時間後に救出された。

警察の発表によると、重機を操作していた男性から午前9時20分頃に「山が崩れて人が巻き込まれた」と119番があった。
現場に救助隊が到着すると、林道の斜面(縦約10m、横約10m)が崩落していたという。

斜面の崩落防止のためのコンクリートブロックを張り付ける工事中の事故で、突然、斜面が崩落し、重機を操作していた男性以外の3人が瞬く間に生き埋めになったという。

足に軽傷を負った男性(22)は自力で脱出。AさんとBさんは埋まった状態。
午前10時頃、土砂から声が聞こえたため救助隊員が掘り起こすと、約15分後にBさんが見つかり、ヘリコプターで病院へ搬送された。
しかし、Aさんは死亡した状態で発見された。

工事は県発注事業で、県によると、林業用道路の森林管理道「秩父中央線」を182m延長するもの。 来年2月28日が工期となっている。

現場周辺ではここ数日雨が降っておらず、当日の工事では斜面の掘削などはしていないという。
警察は、作業工程や現場の状況について業者から事情を聴いているが、ここ数日、現場は好天が続いていたものの、冷え込みによる霜の影響で地盤が緩むこともあるという。


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2011年12月21日17時39分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

21日午前11時ごろ、米軍嘉手納基地で下水管の取り換え工事をしていた作業員の男性(42)が土砂の下敷きになった。
同基地から沖縄署に通報があり、男性は病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。

警察によると、男性が掘削した深さ約2mの溝の中で測定作業中に、側面の土砂が崩れたという。
溝の外にいた同僚が土砂を掘るなどして救出した。
警察が詳しい状況や原因を調べている。


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一方、21日12時51分にNHK沖縄から、若干ニュアンスの違う下記趣旨の記事がネット配信されていた。

基地の建物の建設現場で、建設用機械などを使って、穴を掘っていたところ、日本人の作業員2人が土砂に埋まった。

2人は、駆けつけたアメリカ軍の消防隊によって助け出されて軍の医師の手当てを受け、このうち、42歳の作業員の男性が沖縄市の病院に運ばれたが、意識不明の重体。もう1人は軽いケガ。

現場は、嘉手納基地の滑走路から数百m離れた場所にあり、作業員は、アメリカ軍の発注を受けて、作業を行っていたという。
現場には、軍の消防隊だけでなく、日本の警察官も駆けつけて、他の作業員から当時の状況を聞いて、事故の原因を調べていた。



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2011年12月21日12時38分にNHK金沢から、また同日付の朝日新聞石川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午後5時15分ごろ、金沢市丸の内の金沢地方裁判所などの庁舎建て替え工事現場で、建設業の男性(69)が基礎工事のためにコンクリートを流し込んでいた深さ5mの穴に転落し、死亡した。
警察は21日朝から現場検証を行い、事故の状況を詳しく調べている。

警察によると、現場では深さ5mの穴の内側に縦横、深さともに3mの金属製の枠を組み、コンクリートを流し込んでいた。
男性は、同僚2人とともに、型枠の上に組んだ足場の上でコンクリートの表面をならす作業をしていたが、型枠が突然崩れたため穴に転落し、型枠から流れ出たコンクリートに埋まったものと見られている。

男性は穴の中にあおむけになって倒れ、およそ1mの深さまで流れ出たコンクリートに埋まって窒息し死亡したという。
他の2人は、腰までコンクリートにつかったが、自力で脱出して無事だった。

警察ではコンクリートを囲っていた金属の型枠の構造に問題が無かったか、業務上過失致死の疑いも視野に、工事の関係者から事情を聞いて詳しく調べている。


出典URL■■■



(2012年8月7日 修正1 ;追記)

2012年8月4日付で朝日新聞石川全県版(聞蔵)から、足場などが設置されていなかったため責任者らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

金沢中署は3日、新庁舎の基礎工事をする際、足場などを設置せずに作業させ、作業員の男性を転落、死亡させた疑いで、現場の監督責任者だった工事所長(57)と副工事所長(48)を業務上過失致死の疑いで書類送検した。



(2012年11月18日 修正2 ;追記)

2012年11月16日21時50分にNHK金沢から、起訴猶予になったという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察は、適切な足場を組む義務があったにもかかわらず、簡易な足場で作業をさせたことが事故の原因になったとして、ことし8月、工事の元請けの鴻池組の安全管理の責任者の57歳の工事所長と48歳の副署長の2人を業務上過失致死の疑いで書類送検したが、2人について金沢地方検察庁は、遺族との間で示談が成立しているなどとして、16日までに起訴猶予の処分にした。

出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023552731.html?t=1353103950770

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2011年12月20日23時44分に秋田魁新報から、同日19時33分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午後1時半ごろ、能代市の木材加工・Hウッド能代港工場で、作業していた運送会社社員の男性(50)が、トラック荷台に積み込んでいたおがくずに埋もれて死亡しているのが見つかった。

警察などによると、男性は午前10時ごろから貯蔵庫2階の床に立って、漏斗状になった貯蔵サイロの排出口にたまっていたおがくずをかき落とし、下に止めていた20トントラックの荷台に積み込んでいた。

排出口の下端から荷台までは2〜3m。 一緒に作業をしていた同僚が男性の姿が見えないことに気付いて工場に連絡、119番した。
命綱などはしていなかったという。


出典URL■■■


一方、12月21日付の朝日新聞秋田全県版(聞蔵)からは、若干ニュアンスが違う、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男性は、同僚と2人で作業していた。
男性が、すり鉢状のサイロ内で、おがくずを集めてトラックの荷台に落とす作業をし、同僚がサイロの下で、排出口の開閉をしていた。
男性はサイロ内から荷台に落ちたとみられる。




(2012年7月1日 修正1 ;追記)
 
2012年6月26日付で毎日新聞秋田版と朝日新聞岩手全県版(聞蔵)から、運送会社社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
能代労基署は25日、労安全法違反の疑いで岩手県のH運送と男性社長(47)を書類送検した。

同署などによると、送検容疑は、おがくずを落としてトラック荷台に積む作業をしていた社員の男性が、おがくずに埋もれないようにするために安全帯を装着させるなどの措置をとらず作業をさせたとしている。

同社は容疑を認めているという。


出典URL
http://mainichi.jp/area/akita/news/20120626ddlk05040109000c.html
 
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2011年12月16日19時27分と17日12時49分に、NHK札幌から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午前11時ごろ、札幌市豊平区にある道路の舗装に使うアスファルト合材の製造会社「D工業」の工場で「人が土砂に埋まった」と消防に通報があった。

消防が駆けつけたところ、同工場の社長(56)が土砂に埋まっていて、重機で土砂を掘り起こすなどして救助活動を続けおよそ2時間後に救出したが、16日夜、死亡した。

同工場は、アスファルトを再利用するため古くなったアスファルトを砕く工場で、社長がタンクの中に入って詰まったアスファルトを取り除いていたところ、工場の作業員が誤ってタンクの上から重機でアスファルトを入れたため、落ちてきたアスファルトに埋もれた。

社長に目立った外傷はなく、警察は内臓が圧迫された可能性もあるとみて、死因を調べるとともに、作業の安全管理に問題がなかったかどうか、事故当時の状況を詳しく調べている。




(ブログ者コメント)

12月17日付の朝日新聞北海道版(聞蔵)からは、「他の作業員と2人で砕石などをベルトコンベアーに載せる作業をしていた」と報じられていたが、情報の詳しさから考えると、NHKで報じられたような状況だったのかもしれない。



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2011年12月7日2時29分にmsn産経ニュース広島から、同日7時11分にNHK広島から、また同日付の毎日新聞広島版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5日午後6時15分ごろ、呉市のごみ焼却施設「クリーンセンターくれ」の3号焼却炉内で作業員2人が灰の塊の下敷きになり、病院へ搬送されたが、一人(52)が約2時間後に死亡した。
警察は6日、司法解剖の結果、死因は窒息死だったと発表した。
もう一人(28)も頭にけがを負い入院して治療を受けた。

警察によると、死亡した作業員らは当時、3人で焼却炉内に入って作業をしていた。
炉内の壁面にこびりついた灰をスコップで落としているときに、灰の塊が落ちてきて下敷きになったとみられる。

焼却炉は、高さ約18m、幅約6m、奥行き約4.5mで、焼却後の灰が溶けて炉の内壁に岩のように固まって着くため、年に1回程度、業者に委託して取り除く作業を行っているという。
今回も、11月30日に燃焼不良となり調査したところ、灰などの塊が落ちて火がうまく回らないことが分かり、塊の除去を発注していた。

灰の塊は大きなもので幅が数mにもなり、落ちてくると危険なため、運転を止めた炉の中に落下防止のネットを張った上で、作業をしていたという。
警察はネットの設置状況や今回の事故で塊がどこから落ちてきたかなどについて詳しく調べることにしている。


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(2011年12月11日 修正1 ;追記)

2011年12月7日付の朝日新聞広島版(聞蔵)から、若干詳しい以下の状況がネット配信されていた。

センターでは、2008年7月にも炉内の壁から灰の塊が落ち、清掃中の作業員が生埋めになって死亡する事故が発生。
このため、炉内の数ケ所に金属ワイヤーの安全ネットが取り付けられていたという。




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2011年12月2日12時9分にNHK甲府から、同日13時0分には読売新聞から写真付で、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日朝7時頃、甲州市塩山の建設会社「A組」のコンクリート工場の砂置き場で、この会社に務める男性(58)が砂の上に登って作業していたところ、砂が崩れて埋まった。
近くにいた作業員が男性がいないのに気づいて消防へ通報し、男性は約40分後に救助されて病院に運ばれたが、まもなく死亡した。

消防によると、現場の砂置き場は高さ3.5mほどの山になっていて生コンクリートをつくる機械に砂を注入するための穴があり、当時は雨による湿気を防ぐためシートが掛けられていたという。
機械は稼働中で、男性はこのシートをとる際、穴に向かって砂が崩れ落ちていくのに巻き込まれたと見られている。
男性は立った状態で鼻のあたりまで砂に埋まっていたという。

警察は近くにいた作業員などから話を聞くとともに、現場の状況などから事故の原因を詳しく調べることにしている。
県内では年末年始に多い労働災害の発生を防ごうと、労働局などが1日からパトロールなどの運動を行っていた。


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19日14時11分に、毎日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日午前11時20分ごろ、新日鉄大分製鉄所から、「男性従業員2人が集じん機の下にあるピットで倒れている」と119番があり、駆け付けた消防がピット(深さ約7m)に埋まっていた2人を救出し、病院に搬送した。
2人は協力会社の社員で、58歳の男性が死亡し、もう1人はろっ骨を折る重傷という。 警察は、労災事故の可能性もあるとみて調べている。

新日鉄大分によると、事故は鉄鉱石を焼き固める焼結工場で起きた。
製鉄過程で出るちりやごみなどをピットにためておき、定期的に専用の機械で除去するほか、従業員が中に入って清掃している。
19日は定期検査日で、集じん機を止め、2人が朝からその作業をしていた。


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19日17時56分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新日鉄大分製鉄所から「集塵機付近で2人が倒れている」と119番通報があった。
同製鉄所によると、2人は協力会社「A建設」(姫路市)の社員で、工程で出たダストを集める集塵機の中で清掃作業をしていた。

死亡した1人はダストをためるホッパーの中に埋まっており、死因は窒息死だった。 警察は、2人の上に大量のダストが落ちてきたとみて調べている。


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2011年10月19日18時00分に、テレビ大分から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新日鉄大分製鉄所の鉄鉱石を加工する工場で、19日午前11時ごろ、2人の男性作業員が工場で出たチリなどを集める集じん機の中でチリに埋もれた状態で発見された。
2人が埋もれていたのは集じん機の底にあるホッパーと呼ばれる部分で、2人は当時、3ヶ月に一度の清掃のため、19日朝から作業をしていたという。

発見当時、Aさんはチリに全身が埋まっていて、Bさんは体の一部が埋まっていた。 警察の調べでは、集塵機の壁の一部が壊れていたという。
このため、警察は2人がホッパーの中に入り作業を行っていたところ、壊れた壁から鉄のチリがなだれのように落ちてきて事故に遭ったとみている。

新日鉄によると、ホッパーの清掃作業にはマニュアルがあり、通常は外の扉からホースを入れチリなどを吸い出すため、中に人が入ることはないという。また作業を管理する立場の人も居るという。
このため、警察などは事故の原因を調べると共に、安全管理に問題はなかったかなども詳しく調べている。


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19日22時5分に、西日本新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新日本製鉄大分製鉄所で、製鉄工程で出るほこりを集める集じん機の貯留槽(深さ5.6m)の中に、作業員2人が倒れているのを、別の作業員が見つけた。
2人は新日鉄の孫請け会社の社員。この日は3カ月に1度の定期検査日で、集じん機内の清掃作業をしていた。

集じん機下部にはV字状の貯留槽が三つあり、2人はこのうち一つの中で、Aさんは全身が、Bさんは上半身の一部が、鉄のほこりにそれぞれ埋まった状態で発見されたという。

警察は、実況見分で貯留槽上部の鉄板の一部が壊れているのを確認。壊れた部分から入り込んできたほこりなどに2人が巻き込まれた可能性があるとみている。


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19日23時9分に、NHK大分から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新日鉄大分製鉄所で、鉄鉱石を加工するときに出るちりを集める「電気集じん機」の中の清掃作業をしていた協力会社の従業員2人がちりに埋まった。

新日鉄大分製鉄所によると、電気集じん機は、縦と横がおよそ18m、高さがおよそ27mあり、事故当時は定期修理のため停止していた。
2人は、ほかの従業員と一緒に電気集じん機の一番下にあるコンベアの清掃作業をしていたという。

警察によると、死亡したAさんは大量のちりの中に埋まった状態で見つかっていて、警察は、何らかの原因で機械の上部にこびりついていたちりが2人の上に落ちたとみて、事故の詳しい原因を調べている。


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19日13時44分に、大分合同新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

意識不明だった男性作業員1人の死亡が確認された。

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(ブログ者コメント)

 各メディアの報道内容にかなりバラツキがあるので、今回は一つの記事に集約することなく、原則、報道時間順に各記事を掲載した。(ダブっている記述は割愛)



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2011年10月14日付で朝日新聞和歌山版(聞蔵)から、13日18時35分に和歌山放送ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日午後1時50分ごろ、白浜町の「K生コンクリート製造」の取締役男性(60)が、砂を入れる円柱形の貯蔵施設(=サイロ;直径約6m、高さ約6m)内で作業中に転落し、砂に埋まった。
ほかの従業員が気付いて119番通報し、消防に救出されて病院に搬送されたが、約3時間後に死亡が確認された。死因は窒息死。

警察によると、午後1時ごろから、はしごにつかまって内壁にこびりついた砂を落とす作業をしていたという。
警察は、はしごからバランスを崩して転落したものとみて、事故原因を調べている。


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2011年10月7日付の毎日新聞鹿児島版、同月6日18時12分のNHK鹿児島、2010年7月8日15時0分の共同通信、同日付の朝日新聞鹿児島版夕刊(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

鹿児島市喜入中名町の市道側溝工事現場で、昨年7月、擁壁が倒壊し作業員2人が死亡した事故で、鹿児島南署は6日、現場責任者の男性(33)と男性社員(56)を業務上過失致死容疑で書類送検した。

容疑は10年7月8日、側溝工事のためコンクリート擁壁(高さ約3.5m、幅約10m、厚さ約30cm)の近くを掘削中、擁壁倒壊の恐れがあったにもかかわらず、擁壁を補強するなどの予防策を怠り、結果、土砂とともに擁壁が倒れ、男性作業員2人(当時61歳と62歳)を、脳挫傷と出血性ショックにより死亡させた、としている。

事故当時は、午前8時ごろから作業員計7人が側溝用の深さ約60cmの穴を掘っており、穴に湧きだした水を抜く作業をしようとした際に事故が起きたという。
警察によると、重機で穴を掘る作業の途中で地面から水が湧きだし、擁壁の下の部分が露出していた。このため、警察は擁壁が倒れる危険性は予め認識できたはずだとしている。

事故当時、晴れてはいたが、現場近くでは2日から7日までの間に、計136mmの雨が降っていた。
4人が勤務していた建設会社の社長は「真摯に受け止め、再発防止に努めている」とコメントした。


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2011年10月6日13時46分に中日新聞から、また7日付の毎日新聞愛知版と朝日新聞三河版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日午前11時ごろ、豊田市の市福祉センター敷地内の外構工事現場で「作業員が土砂に埋まった」と119番があった。
作業員は岐阜県内の20代の男性とみられ、30分後に死亡が確認された。

警察などによると、工事は市発注で旧福祉センターの地階部分の取り壊しなど。午前8時ごろから計22人で作業していた。

縦16m、横27.5m、深さ8mの穴の中に作業員5人が入り、男性は立って大型ドリルを操作し、コンクリートを溶かす薬品を注入する穴を地面に開けていたところ、周辺の土砂が崩れ、胸まで埋まった。そ
の際、コンクリート掘削用の重機に首がひっかかり、その傷による出血性ショックで、約50分後に死亡した。
ほかの作業員にけがはなかった。

旧福祉センターは鉄筋コンクリート地上6階、地下1階建てで、地上部分は既に解体を終えていた。
跡地は隣に建設した新福祉センターの駐車場として使う予定。


出典URL■■■
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(2011年10月21日 修正1 ;追記)

2011年10月7日付の中日新聞紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。どちらが正かは不明。

死因は、土砂とドリルの操作盤に挟まれたことによる失血死だった。



(2012年1月22日 修正2 ;追記)
 
2012年1月19日付の朝日新聞三河版(聞蔵)から、関係者が書類送検されたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
豊田労基署は18日、工事元請けのS工業の係長(39)と2次下請けのA社多治見支店の課長(48)を労安法違反の疑いで書類送検したと発表した。
 
同署によると、元請けの係長は、現場の統括責任者として、主要な機械、設備などの配置計画の作成を怠っていた疑いがある。
2次下請けの課長は、現場の作業責任者として、土砂崩壊の危険を防止するのに必要な措置をとっていなかった疑いがある。

 
 
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2011年8月15日16時20分に、msn産経ニュース岩手から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

一関労基署は、15日、一関市の工事現場で女性作業員(59)が死亡した事故で防止策を怠ったとして、労安法違反容疑でS建設有限会社と代表取締役の男性(68)を書類送検した。

容疑は6月15日、東日本大震災やその余震で擁壁の一部が損壊した民間会社で、新しい壁を設置するための掘削作業をする際、古い壁が倒壊しないよう危険防止措置を取らなかったとしている。 高さ約2mの古い壁が倒れ、女性が下敷きになり、全身を強く打って死亡した。


 出典URL■■■



(2011年8月28日 修正1 ;追記)

2011年8月16日付の岩手日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

敷地を区切るコンクリート壁の設置現場でバックホーを使い基礎部分の掘削をする際、既存の壁(高さ約2m、長さ約15m、厚さ約0.4m)を移設するなどの措置を怠った疑い。

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2011741943分に、NHK岡山から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
4日午後2時半ころ、岡山市の建設現場から、作業員が土砂に埋まったという119番通報があった。
消防が駆けつけたところ、50代の男性作業員が深さ約2mの穴に埋まっており、まもなく救出されたが意識不明の重体。後日、死亡した。
警察によると、男性は下水管の埋設工事中で、重機で堀った深さ2mの溝の中で1人で地ならしをしていたところ、側面の土が崩れたという。土が崩れる音がしたため、そばで作業していた別の作業員が気付いたという。
警察などが、事故の状況や安全管理に問題がなかったか調べている。
 
(NHKの記事は1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)
 
 
 
(2011年7月11日 修正1 ;本文修正)
 
201176日付で朝日新聞岡山版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
警察は、被災者が死亡したと発表した。
 
その旨、本文修正。
 
 
 
(2011年7月16日 修正2 ;本文修正)
 
2011年7月6日付の毎日新聞岡山版に、やや詳しい事故時の状況が記載されていたので、当該記述を元に本文を修正した。
 
 

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2011521945分にNHK長野から、また同日付で毎日新聞長野から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
20日午後2時ごろ、飯田市の林道で、建設会社の作業員4人が斜面にコンクリートを吹き付ける前の準備作業として、林道から約3m上ののり面(高さ約9m)で草や浮石を取り除く作業をしていたところ、斜面の上にあった岩が突然崩れた。
この崩落で、作業員1人(44歳)が崩落に巻き込まれて3m下に転落し、岩の下敷きになった。
病院に運ばれたが、およそ3時間後に死亡。他の人にけがはなかった。

工事を発注した飯田市によると、崩落した岩の大きさは2~3m。事故のあと、被災者が身につけていた命綱は切れていたという。
警察は岩の崩落の原因や安全管理体制に問題がなかったかどうかなどについて調べている。
 
 
 
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2011520日付で毎日新聞秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JA秋田おばこが運営する大仙市の「おばこライス・大豆センター」もみ殻庫で作業中の2人が死亡し、1人が重傷を負った事故で、労安法違反の罪に問われたJA秋田おばこと、同JA大曲支店の元係長(46)の判決公判が19日に秋田地裁であり、「労働者の生命、身体に対する危険を漫然と放置していた責任は重大」などとして両者に求刑通り罰金50万円ずつを言い渡した。
判決文によると、被告らは08年10月10日、同センターのもみ殻庫でもみ殻のならし作業をしていた作業員2人に対し、埋没する恐れがあったにもかかわらず、安全帯を使わせるなど危険を防止するための必要な措置を講じなかったとしている。
裁判官は「重大な結果を生じさせる危険をはらんでいたことは作業内容から明らか」とした。弁護側は控訴しない方針。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
事故時の状況などについて朝日新聞「聞蔵」で調べた結果を下記する。
 
20081012日 秋田版」
 
重体だった人が死亡し、死者は2人になった。おばこ関係者の話では、もみ殻庫(深さ3m)内に作業員が入ることは想定しておらず、また、中に人がいるのに外に知らせていなかったとみられることが明らかになった。
 
もみ殻の運び出しは、もみ殻庫の真下にトラックをバックで停め、2箇所ある排出口を順番に開けて、もみ殻をトラックに流し落とすが、この日はトラック後方の排出口が詰まって、流れが悪くなった。
そこで、JA職員で現場責任者のAさん(46)がスコップでもみ殻を掘り起こし、途中から季節従業員のBさん(66)に交代していた。
 
午後2時ごろ、もみ殻を運び出そうと業者がやってきたが、庫内に人がいることは知らなかった。業者は、まず、前よりの排出口を開けた。そして次に後ろ側の排出口も開けたが、その上では、約3m積み上げられたもみ殻の上でBさんが作業していたため、開けたと同時にBさんはストンともみ殻に吸い込まれるように埋もれた。排出口から長靴を履いた片足が見える状態になっていて、近くにいた人が排出口を閉めた。
Aさんは、Bさんを助けようと、もみ殻の中に飛び込んだが、そのまま巻き込まれた。
4人の職員が駆け付け、助けようとしたが、引き揚げられなかったという。助けに入ったアルバイト(26)は、足の付根にケガをしながら、Aさんの手を握り続けた。首だけ出したAさんが「シャッターを開けろ」と叫んでいたという。開けると、5~10分ほどで2人が排出口から出てきたが、口の中にはもみ殻が詰まっていて息をせず、脈もなかったという。
 
 
20081021日 秋田版」
 
JA秋田おばこが、もみ殻庫内での作業マニュアルを作りながら、作業員に作業手順を守るよう徹底していなかった疑いがあることが分かった。
同JAによると、マニュアルはセンターが稼働した05年に作られた。もみ殻がほぼ空になった状態での清掃作業を念頭に、もみ殻庫内には原則、立ち入りを禁じ、作業が必要なら命綱を着け、施設を施錠するなどとしている。
しかし事故当時、作業員は命綱を着けず、施錠もしていなかった。
同JAの他の12施設については、作業員は年に1回ほどの清掃作業の時だけ庫に入っていたというが、同センターでは、もみ殻のある庫内で作業していたことは把握していなかったという。また、施設内には、事故当時、マニュアルが備えられていなかったという。同JAは、このことに気付いていなかったといい、同センターを管理する大曲営農センターが移転した時に無くなったかもしれないとしている。
 
 
2008126日 秋田版」
 
JA秋田が、県内の16JAを対象に、肥料倉庫など事故が起きる可能性がある720施設を調べたところ、全体の3割で、機械の取り扱いや高所での作業などについて、安全に関するマニュアルがなかったと発表した。全体の半数近くは、「マニュアルがあっても、職員には徹底できていない」と答えたという。
 
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2011520日付で毎日新聞富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

魚津市の片貝川上流の工事現場で、昨年7月、岩盤が崩落し作業員2人が死亡した事故で、警察は、19日、崩落する可能性を予見できたのに防止措置をとらなかったとして、工事を担当した建設会社「I建設」の取締役(56)と、同社員の現場責任者(37)の2人を、業務上過失致死容疑で書類送検した。

容疑は、重機を使う工事では振動で岩盤崩落が引き起こされる危険性があったのに、現場責任者は事前に岩盤の調査をせず、昨年7月の崩落で作業員を死亡させた、としている。また、取締役も工事の内容を把握する立場だったにもかかわらず安全対策を怠った、としている。
崩落は、昨年7月21日午前9時20分ごろ発生。山の斜面の岩盤が崩れ、同社社員のAさん(当時69歳)とBさん(当時58歳)が重機ごと生き埋めになり、死亡した。
警察は、地質学の専門家らに現場の調査などを依頼。「大規模な崩落の予見は難しいが、その前兆となる小規模な落石や崩落は予見できた」との結果が得られたため、「わずかにでも崩落を予見できた可能性があった」と判断し、立件に踏み切った。

 
 
 
(ブログ者コメント)
 
事故時の状況について、朝日新聞「聞蔵」で調べた結果を下記する。
 
2011129日 富山版」
 
重機で川底を掘る作業をしていたところ、山の斜面が突然崩れ、下敷きになった2人が死亡した。
 
 
201129日 富山版」
 
労基署は、建設会社と現場責任者を、資格のない作業員に解体用重機を運転させ、岩盤の掘削作業を行なわせた疑いで書類送検した。解体用重機の運転用資格の取得は1990年に追加されたが、同社は知らず、掘削用重機の資格で運転できると勘違いしていたという。労基署は、「重機でたたいたことによる振動が崩落を招いた可能性は否定できず、運転者が無資格だったことは看過できない」と判断した。
 
⇒建設関係に限らず、社員数名といった小規模な会社には、なかなか法改正とか安全関係などの情報が入らないのかもしれない。はてさて対応は・・・・?
 



(2011年8月7日 修正1 ;追記)

2011年8月5日付で、朝日新聞富山版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

富山地検は、書類送検された2人を、事故を予見できたとはいえないと判断して、嫌疑不十分で不起訴処分にした。
労基署も、今年2月、労安法違反の疑いで2人を書類送検したが、地検が起訴猶予にしている。


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2011419日付で神奈川新聞から、181313分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
18日午前8時45分ごろ、横浜市の穀物保管会社「国際埠頭」で、穀物かすの貯蔵タンク内で作業中だった2人が、かすに埋まり、病院に運ばれたが、約1時間半後に死亡した。
警察によると、死亡したのは、作業所内の清掃を請け負っていた「相模協栄」社員の49歳男性と42歳男性。

「国際埠頭」などによると、2人は同日午前8時半ごろから別の男性従業員と3人で大豆かすなどの入った円柱形の貯蔵タンク(深さ約6m)内で、山状に積み上げられた穀物のかすを均等にならす作業をしていたが、突然タンク底部の排出口(約30~40cm四方)が開き、流出する穀物かすの中に吸い込まれたという。

作業開始時、タンク内には約7割ほどの穀物のかすが積まれていたといい、電動式の排出口の開閉スイッチはタンクの外に設置されていた。
もう一人の従業員はタンク内のはしごに登り、無事だった。


出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104190007/
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110418-OYT1T00576.htm



(2012年3月15日 修正1 ;追記)
 
2012年3月12日18時3分にNHK横浜から、当時の状況などが、下記趣旨でネット配信されていた。

警察は、当時の上司が安全確認を怠ったことが事故につながったとして、12日、業務上過失致死の疑いで書類送検した。

書類送検されたのは、大磯町の貨物取扱会社の47歳の元所長代理の男。
警察によると、この操作は現場にいた元所長代理が行っていたという。


死亡した2人は当初、別の場所で作業する予定だったということで、調べに対して元所長代理は「中に人がいると思わず、排出口を開けてしまった」と話しているという。

会社では「事故には責任を感じており、遺族への補償や再発防止に努めたい」とコメントしている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1053655131.html



(2012年3月30日 修正2 ;追記)
 
2012年3月13日付の神奈川新聞紙面に、作業内容を告げていなかったという下記主旨の記事が掲載されていた。
 
警察によると、元所長代理は当時、現場責任者。5階建て倉庫の4階にタンクはあり、かすをトラックの荷台に詰め込むため、元所長代理は1階にある遠隔スイッチで排出した。
関連会社は慣例で、タンク内からかすを排出する際は朝のミーティングで申し送りをしていたが、元所長代理は2人に告げていなかったという。



(ブログ者コメント)
 
これまでの情報と合わせ考えると、元所長代理は、当日のタンク内作業は計画されていなかったので、2人に朝のミーティングで排出作業をすることを伝えなかった。
ところが実際は、計画外作業で2人がタンク内でならし作業をしていた。
そういったことだったのかもしれない。

もしそうだとすれば、このような事態は、どの事業所でも起こり得る。
仕事前のミーティング時には、相互に関連がなくても、自分は今日、ここでこのような作業をする、ということをお互いに情報交換しておくことが大切だ。
 

 
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(2011年1月29日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年1月28日22時22分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
28日午前10時ごろ、奈良県香芝市の葛下川で、重機を使って川底掘削工事中、突然、護岸が崩落。その影響で護岸上の民家のブロック塀や基礎の一部が崩れ、給排水パイプも破損した。けが人はなかった。
県によると、土木工事会社が川の水をせき止めて川底を掘削していたところ、高さ約1・2m、幅約3mにわたって護岸の土砂が崩落したという。
県は、「原因を究明し、今後の対策を講じたい」としている。
 
 
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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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