







2017年6月23日付で朝日新聞山形版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
南陽市川樋の東北中央道の工事中の大洞トンネルで、21日午後9時20分ごろ、「岩盤が崩落し、1人が生き埋めになった」と、工事関係者から119番通報があった。
警察によると、作業をしていた南陽市の作業員の男性(48)が岩盤の下敷きになり、左腕と腰の骨が折れる重傷。
労災事故として警察は22日に実況見分し、崩落の原因などを調べている。
警察などによると、大洞トンネルは南陽市街地と上山市の間にあり、全長998mの計画。
南陽市側から北に向かって掘っている途中で、崩落は入口から約863m付近のトンネルの先端部で発生した。
男性ら4人で作業中に、左側面の約2.5mの高さから岩盤(45cm×33cm×65cm)が崩れ落ちてきたという。
東日本高速道路(NEXCO東日本)によると、4人は落石防止の半円状の鉄枠を設置する作業をしていた。
直前にダイナマイトで岩盤を砕いた後、残った岩を落として側面にコンクリートを吹き付けていたといい、コンクリートごと岩盤が崩落したとみられる。
現場付近は、比較的柔らかい凝灰岩だという。
大洞トンネルは来年9月の完成予定だが、掘削工事は当面中止するという。
トンネル工学の専門家で早稲田大学の小泉淳教授は、「コンクリートごと掘削面の表層の岩が崩れ落ちるのは『肌落ち』と呼ばれる現象。一般的に、周囲の岩盤が弱かったり、コンクリートの吹き付けが適切でなかったりすると起きる」と話す。
6月22日付でさくらんぼテレビからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故現場は、当時、砕かれた岩盤の壁面がコンクリートで簡易的に固められた状態で、作業員は壁面に沿って鉄枠を設置していた。
ネクスコ東日本は、「再発防止に向け、安全対策を徹底していく」とコメントし、原因が解明されない限り工事を再開しないとしている。
出典
『東北中央道トンネル工事現場で崩落・1人重傷』
(http://www.sakuranbo.co.jp/news/2017/06/22/post-1769.html)
6月23日付でさくらんぼテレビからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ネクスコ東日本によると、現場の地質は火山灰が堆積してできた凝灰岩で、粘りがないため亀裂が入りやすい性質だという。
現場のトンネルでは岩盤を爆薬で砕き、壁面をならした上で、コンクリートを吹き付けて崩落を防いでいたが、ネクスコ東日本では、何らかの原因で壁面に亀裂が生じた可能性が考えられるとしている。
2018年度中の開通が予定されている南陽高畠インターと上山インターの区間には5つのトンネルが計画され、このうち、6月30日に貫通する「赤湯トンネル」と9月に貫通する「にしごうトンネル」が同じ地質だとのこと。
事故後、大洞トンエルでは全ての作業を中断していて、再開の見通しは立っていないが、2つのトンネルでは、作業前の朝礼で注意を呼び掛けた上で工事を続けている。
出典
『トンネル岩盤崩落・亀裂入りやすい地層 他2か所』
(http://www.sakuranbo.co.jp/news/2017/06/23/post-1771.html)
6月23日19時57分にNHK山形からは、事故後の安全点検の様子などについて、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受けて、工事を実施しているネクスコ東日本東北支社の山形工事事務所は、23日、事故現場に社員を派遣し、建設会社の社員とともに、安全点検を行った。
点検では、事故現場周辺の岩盤を中心に、目視でひび割れの程度を確認し、ハンマーでたたくなどして強度を確かめたという。
ネクスコ東日本の山形工事事務所は、23日の安全点検の結果を踏まえて、新たな安全対策を検討することにしている。
出典
『トンネル落盤現場で安全点検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024496501.html
(2017年7月8日 修正1 ;追記)
2017年7月5日19時2分にNHK山形から、事故原因に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)
ネクスコ東日本東北支社の山形工事事務所は、事故の原因を調査した結果、壁面にあった細かい亀裂が落盤を引き起こしたという見方を示した。
ネクスコ東日本によると、亀裂はダイナマイトを使って岩盤を爆破した際にできたと見られ、長さが数mm程度と目視では確認できないほど小さかったという。
現場では、落盤防止のため重機で壁面をたたき、もろい岩盤をあらかじめ崩したあとコンクリートを吹きつけ壁面の強度を高めていたが、亀裂が残っていたことから、吹きつけたコンクリートごと岩盤がはがれ落ちたと見られている。
事故を受けて、今後は工事現場の照明の数を増やす対策が取られ、崩れそうな岩や細かい亀裂を作業員が見つけやすくすることで事故の再発防止に努めるとしている。
事故のあと2週間にわたって中断されていた工事は、5日、再開され、ネクスコ東日本は予定通り、来年8月の完成を目指している。
この事故をめぐっては、警察も、現場の安全確保に問題がなかったか、引き続き捜査している。
出典
『落盤原因は壁面の細かい亀裂』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024889531.html
2017年6月23日7時52分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月23日付で朝日新聞大阪市内版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府教育庁は22日、府立西浦支援学校(同府羽曳野市西浦)で20日、正門の門扉(重さ約250kg)が倒れ、下敷きになった70代の男性が骨折する事故があったと発表した。
20日午後1時ごろ、来校者の受付を担当している男性職員が正門を開けていたところ、金属製の門扉(縦2.3m、横2.9m)が門柱から外れて倒れ、下敷きになった。
男性は、右足の骨を折るなど重傷を負った。
府教育庁によると、門扉は平成27年4月の開校に合わせて設置された。
今年2月に施工業者が点検した際には、異常はなかったという。
何らかの原因で門柱と門扉をつなぐ蝶番が破損していたという。
府などが原因を調べている。
府教育庁は同日、もう1つの門扉も撤去し、仮の門扉を設置。
復旧までの間、安全管理員を配置する。
出典
『250キロ門扉倒れ下敷き、70代男性が重傷 大阪府立西浦支援学校』
http://www.sankei.com/west/news/170623/wst1706230018-n1.html
(ブログ者コメント)
門扉倒壊ということで、まず頭に浮かんだのは、風の影響で門扉が倒れ、その際に蝶番が壊れたのではないか?ということだ。
そこで、当時の風速を日本気象協会HPで調べたところ、近傍の八尾市で最大風速6.6m(13時40分)だった。
そう強くはない風。
よって、風で倒れた可能性は低そうだ。
2017年6月12日18時39分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
工場で作業中に鉄とコンクリートの塊が崩れ落ち、下敷きになった作業員の男性が死亡した。
12日午前11時半ごろ、北九州市の日本コークス工業の工場で、ダクトを切断中、鉄とコンクリート製のカバーが崩れ、作業員の男性(56)が下敷きになった。
男性は病院に運ばれたが、約1時間半後に死亡が確認された。
男性は7人で、屋外の敷地で老朽化したダクトの切断作業をしていた。
警察は、事故の原因などを詳しく調べている。
出典
『工場で作業員死亡 ダクト切断中に下敷きに 北九州』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000102962.html
6月13日付で朝日新聞北九州版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ダクトの解体作業をしていた下請け会社の作業員の男性が、崩れたダクトの下敷きになった。
ダクトは鉄製で、高さ約6m、幅1~2m。
工場から運び出され、地面に置かれていた。
男性は、下部を切断していたという。
2017年6月12日17時0分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前1時20分ごろ、苫小牧市真砂町、出光興産北海道製油所の構内で、沖縄県北谷(ちゃたん)町美浜の会社員の男性(28)が、重油から硫黄を取り除くためのチップ状の触媒の中に埋まり、病院に運ばれたが死亡が確認された。
警察などによると、男性は製油所の定期補修工事を請け負った企業の関連会社社員で、触媒の交換作業をしていたところ、積み上げられた触媒の山が崩れて中に埋もれたという。
出典
『触媒チップに埋まり男性死亡 苫小牧の出光興産北海道製油所』
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0409586.html
2017年6月6日7時9分に産経新聞群馬版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月5日20時52分にNHK首都圏からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後5時5分ごろ、太田市徳川町の利根川河川敷にあるK砕石場で土砂が崩れ、作業中だった社長(男性、59歳)が生き埋めになり、搬送先の病院で死亡した。
警察によると、社長は2人の従業員と3人で、掘削した深さ約3mの溝の中に配管を埋める作業中だった。
溝の近くに置いてあった土砂が崩れ、社長は全身が埋まった。
従業員(52)は下半身が埋まった状態で土砂の中から助け出され、搬送されたが、意識ははっきりしているという。
離れていた、もう1人の従業員(36)が通報した。
現場一帯は水はけが悪く、3人は、敷地内の貯水池に水を流すための配管を埋める作業をしていた。
配管は直径約28cm、ジョイントした状態で長さは約5m。
K社は砂利の採掘、販売を行っており、従業員は約22人。
警察は、業務上過失致死の疑いも視野に入れ、詳しい事故原因を調べている。
出典
『太田の砕石場で土砂の生き埋め男性死亡 配管を埋める作業中 群馬』
http://www.sankei.com/region/news/170606/rgn1706060010-n1.html
『砕石場で土砂崩れ 1人死亡』
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170605/4013101.html
2017年5月10日17時43分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前11時前、南風原町新川のコンクリート工場で、生コンクリートを作るための砂を積んだ場所の壁が倒れて、作業員の男性(59歳)が下敷きになった。
男性は病院に運ばれ手当てを受けたが、全身を強く打っていて、およそ3時間後に死亡が確認された。
警察によると、倒れた壁は高さがおよそ4mあり、当時、現場では積み上げた砂を重機でならす作業をしていたという。
警察は、現場にいたほかの作業員から話を聞くなどして、壁が倒れた原因や当時の状況について詳しく調べている。
出典
『コンクリート工場で作業員死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093287681.html
5月10日19時31分に琉球放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前、南風原町のコンクリート製造工場で、男性作業員が崩れてきたコンクリートの壁の下敷きとなり死亡する事故が起きた。
警察によると、事故があったのは南風原町新川のコンクリート製造工場で、10日午前11時ごろ、集積された砂を囲む高さおよそ4m、幅12mのコンクリートの壁が突然崩れ、近くにいた男性作業員が下敷きになった。
この事故で那覇市の作業員の男性(59歳)が心肺停止の状態で病院に搬送されたが、およそ3時間後に死亡が確認された。
警察が、関係者から事情を聞くなどして、コンクリートの壁が崩れた原因を調べている。
出典
『南風原町 男性がコンクリートの下敷きになり死亡』
(ブログ者コメント)
琉球放送の映像によれば、道路に沿った石積みの土台の上に長さ20mほどのコンクリートの壁があり、その壁の末端の、プラントに最も近い部分の壁が倒れているように見える。
(2017年5月22日 修正1 ;追記)
2017年5月11日付の沖縄タイムス紙面に、壁には以前から亀裂が入っていたなど、下記趣旨の記事が掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
「コンクリート壁が作業員の体に当たり、出血している」との119番通報があった。
工場関係者によると、男性は擁壁のそばでミキサー車の点検作業をしていたという。
擁壁には以前から亀裂が入っていたといい、工場では補修する話しも出ていたという。
2017年4月30日11時35分に岩手放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月30日19時26分にNHK岩手からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後、岩手県北上市のコンクリート製造工場で、作業中の男性がタンクの中で砂に生き埋めとなり、死亡した。
事故があったのは、北上市村崎野のO生コンクリート花北工場。
29日午後3時前、社員の男性(37歳)が、生コンクリートの原料の砂を貯蔵する高さおよそ8mのタンクの中で、タンクを補修するため、固まった砂をほぐす作業をしていたところ、足元の砂が崩れ、引きずり込まれるように生き埋め状態になった。
消防が、およそ2時間半後に救出したが、男性は搬送先の病院で間もなく死亡が確認された。
事故当時、男性は1人で作業をしていたということで、警察が事故の原因を調べている。
これまでの調べで、男性は命綱をしていたことがわかっている。
出典
『コンクリート製造工場 砂に生き埋めで男性死亡』
http://news.ibc.co.jp/item_30007.html
『砂に埋まる事故の工場で現場検証』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6043053411.html
(2017年5月22日 修正1 ;追記)
2017年4月30日付の岩手日報紙面に、事故時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
死因は窒息死だった。
警察などによると、貯蔵槽は高さ約8m。
約2m四方の7カ所に区分けされ、砂や砂利などのコンクリート材料が入っていた。
男性は、砂貯蔵槽の補強工事の準備のため、槽内下部にたまった砂を排出していたところ、直径約40cmの排出口付近で砂に埋まった。
作業は男性1人で行っていた。
何らかの原因で足元の砂が崩れて埋まったとみて、警察が詳しい原因を調べている。
工場長は「もっと注意喚起すべきだった。作業ルールなどを見直し、再発防止に努めたい」としている。
(ブログ者コメント)
紙面に掲載されていたイメージ図では、平らだった砂がロート状に陥没し、男性の体が排出口の半ばまで埋まったかのように描かれている。
そこから推察するに、排出口付近でブリッジを組んでいた砂が崩れ、砂が流れ出したものの、途中で男性の体が排出口を塞ぐ形となり、砂の流出が止まって生き埋め状態になった・・・ということだったのかもしれない。
2017年3月8日20時55分にNHK長野から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月9日1時36分に日テレNEWS24から、3月9日5時54分にテレビ朝日から、3月8日20時35分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後6時20分ごろ、長野市松岡にあるパチンコ店「Ⅴ店」で、従業員から「店の壁が崩れて客が下敷きになった」という通報があった。
消防によると、ベニヤ板に鏡を張り付けてある高さ3.2mの店舗の壁が幅25mにわたって倒れたという。
壁際の椅子に座っていた男性客4人が一時、壁の一部の下敷きになったということだが、自力で脱出し、いずれもけがの程度は軽いという。
また、男性1人が壁の破片が首に当たり軽傷。
このパチンコ店はホームセンターだった建物を改装し、今月3日にオープンしたばかりだったということで、事故当時、1000人を超える客が詰め掛けていたという。
オープンに合わせて福岡市から訪れたという30代の男性は、「突然、『ドーン』という大きな音がした。地震が起きたか、車が店に突っ込んだかと思うぐらいだった。すぐ近くにいたので、危なかった」と話していた。
警察が、当時の詳しい状況を調べている。
出典
『パチンコ店の壁崩れ 4人軽傷』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1014568731.html?t=1489001198874
『今月開店のパチンコ店で壁崩れる、5人軽傷』
http://www.news24.jp/articles/2017/03/09/07356003.html
『パチンコ店の壁が崩落 男性客4人がけが 長野市』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000096011.html
『長野・パチンコ店 内壁が崩れ4人が顔や腰に軽傷』
http://mainichi.jp/articles/20170309/k00/00m/050/077000c
2017年1月30日付で朝日新聞むさしの版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月29日2時7分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
調布市染地2丁目の鉄塔を撤去する工事現場で、28日午後3時半ごろ、掘り返した土が崩れ、男性作業員1人が重さ300kgの鉄板の下敷きになり、頭を挟まれて死亡した。
警察が、男性の身元や事故原因を調べている。
警察によると、鉄塔の土台部分のコンクリートを土中から取り除く作業中、重機や手作業で掘り起こした土が、崩落防止用の鉄板や鉄鋼とともに崩れたという。
現場には作業員ら6人がいたが、亡くなった男性はショベルで掘った土をかきだす作業をしていた。
同僚2人は、鉄板が倒れる直前に逃げて無事だった。
出典
『工事現場で300kgの鉄板に頭挟まれ死亡』
http://www.news24.jp/articles/2017/01/29/07352737.html
2017年1月28日19時19分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月29日8時0分に秋田魁新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前11時半ごろ、三種町を流れる三種川の河川改修工事の現場で「作業員が崩落した土に埋まった」と消防に通報があった。
作業員は三種町の建設会社の臨時社員の男性(62)で、警察によると、河川敷の中に縦に掘られた深さ1.5mの穴に入り、地中に埋められている農業用水路の配管を取り替える作業にあたっていたという。
男性は穴の中で胸から下が土に埋まった状態でほかの作業員に救助され、病院に運ばれたが、胸が圧迫されて呼吸ができなかったため、低酸素脳症で意識不明の重体だという。
当時、現場にはほかに4人の作業員がいたが、穴の土が崩れたことに誰も気づかなかったという。
警察は、ほかの作業員からも話を聞いて、事故の状況や現場の安全管理に問題がなかったか、調べている。
出典
『作業員 崩落の土に埋まり重体』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6013441221.html?t=1485635566064
『作業員1人、土に埋まり意識不明 三種川改修工事』
http://www.sakigake.jp/news/article/20170129AK0002/
(2017年2月19日 修正1 ;追記)
2017年1月29日付の秋田魁新報紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
警察は、作業中に男性の背後の粘土状の土が崩れたとみて、詳しい事故原因を調べている。
2017年1月27日付で毎日新聞北海道版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月26日2時49分にNHK札幌から、1月26日14時22分に日テレNEWS24(札幌テレビ)から、1月27日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後8時50分ごろ、北海道中川町琴平の国道40号トンネル工事現場で岩盤が崩落し、松前町の作業員の男性(46)が土砂に埋まった。
男性は間もなく救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
死因は外傷性心臓破裂だった。
警察は、業務上過失致死容疑の可能性もあるとみて、事故原因を調べている。
崩落事故は、新設している音威子府バイパス(全長19km)の「音中(おとなか)トンネル」(同4.7km)で発生。
警察などによると、作業員8人が掘削作業を行っていたところ、掘削部分の縦約8m・横約9mが突然、崩れた。
男性は、高所作業車のゴンドラに乗ってダイナマイトを埋めるために岩盤に穴を開ける作業をしていたという。
同トンネルは2010年3月に工事が始まり、14年2月には約1.3km離れた付近で天井が崩落している。
その時の崩落は地質が脆弱な「蛇紋岩」の区間で、けが人などはいなかった。
工事をしている国交省旭川開発建設部は、「事故原因は調査中であり、コメントは差し控えたい。死亡事故が起きたことは誠に残念」としている。
出典
『トンネル落盤 1人死亡 新設バイパス掘削作業中』
http://mainichi.jp/articles/20170127/ddr/041/040/004000c
『トンネル工事で岩盤崩落1人死亡』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170126/3363361.html
『トンネル工事中に崩落…作業員死亡』
http://www.news24.jp/nnn/news8815925.html
2017年1月20日16時56分にNHK京都から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前10時ごろ、京都府大山崎町円明寺の下水道の工事現場で、「土砂が崩れて作業員が巻き込まれた」と消防に通報があった。
警察によると、この事故で、大阪・門真市の作業員の男性(58)と男性の長男(19)の親子2人が土砂に埋まり、まもなく救出されてドクターヘリで病院に運ばれたが、2人とも死亡した。
現場では下水管を埋めるため、深さ2.5m、幅1mにわたって地面が掘られていて、20日は、午前8時ごろから、4人で土の壁を固めたり、配管を通したりする作業にあたっていたという。
現場周辺は新興住宅地で、警察では、安全管理に問題がなかったかどうか、詳しい状況を調べている。
京都府によると、事故があった現場では、府の開発許可を受けて、準大手ゼネコンがおよそ2.7ヘクタールの広さで住宅の造成事業を行っていて、126戸の住宅を建てる計画になっているという。
京都府では、現在、情報収集にあたっているという。
出典
『土砂崩れ 作業員親子死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2013198242.html?t=1484948323652
1月20日12時40分に京都新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前10時ごろ、京都府大山崎町円明寺鳥居前の宅地造成地で、道路建設に伴う下水管の敷設作業中だった建設会社の男性従業員2人が、工事現場の溝の側壁が崩れて生き埋めになった。
50代とみられる男性は死亡が確認され、もう1人の10代とみられる男性は意識不明の重体という。
警察によると、現場の溝は幅約1m、深さ約2.5m。
周辺は粘土質で土壌が崩れやすく、2人は側壁の崩落防止作業などをしていたという。
消防によると、現場から119番があった。
2人は約20~50分後に救出され、ドクターヘリなどで運ばれたという。
出典
『作業員生き埋め1人死亡、1人重体 京都・大山崎で工事中』
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170120000075
1月20日20時43分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによると、2人は大阪府寝屋川市の配管工事会社の社員で、午前8時から社員4人で配管を敷設する工事をしていた。
土を掘って作った穴(深さ約2.5m、幅約1m)に2人が入って作業中、穴の内部の片側部分の土壁が一気に崩れ、土砂にほぼ全身が埋まったという。
119番で駆けつけた救助隊員がスコップで土砂を撤去し、2人をそれぞれ約20~50分後に外に出した。
警察などは、工事の安全管理に問題がなかったか調べる。
現場は阪急・長岡天神駅から南西約2kmの住宅街。
出典
『工事現場で土砂崩れ、生き埋めの親子が死亡』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170120-OYT1T50049.html
2016年11月29日9時1分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月28日22時10分に京都新聞から、11月29日付で朝日新聞京都市内版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後2時45分ごろ、京都市東山区弁財天町のホテル建設現場で、基礎工事をしていた穴の壁面が突然崩落し、底部で作業をしていた作業員2人に崩れた土や作業用の板などが当たった。
うち、男性作業員(43)は自力で脱出したが、骨盤骨折の重傷。
もう1人の男性作業員(44)は左腕を鉄骨に挟まれて負傷し、約2時間後に助け出され、治療中という。
警察によると、穴は縦約10m、横約4m、深さ約4.5mで、北側の壁面が崩れた。
当時、建設作業員4人が穴の中で基礎工事を行っていたといい、警察が詳しい事故原因を調べている。
出典
『深さ4・5メートルの穴が…京都のホテル建設現場で壁崩落、作業員2人負傷』
http://www.sankei.com/west/news/161129/wst1611290015-n1.html
『穴の中で基礎工事中、壁面崩れけが 京都、ホテル建設現場』
http://kyoto-np.co.jp/politics/article/20161128000135
2016年11月14日16時43分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後1時10分ごろ、東京都中野区中央の工事現場で「クレーン車が倒れて、下敷きになっている人がいる」と、110番があった。
警察が駆け付けると、くい打ち機が倒れており、40代の男性作業員の足が挟まれていた。
意識はあり、重傷とみられる。
警察によると、この日は午前8時から、男性を含めた作業員3人がくい打ち機で穴を掘り、セメントを流し込む作業をしていた。
男性は、くい打ち機を操作するため、そばで作業していたといい、警察が詳しい原因を調べている。
現場は、東京メトロ新中野駅から北に約400mの住宅街。
出典
『くい打ち機倒れ男性けが、東京 中野の工事現場』
http://this.kiji.is/170783341805520379?c=39546741839462401
11月14日18時13分にTBS News iからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
午後1時10分ごろ、中野区中央の住宅の工事現場で、「作業車が倒れて下敷きになっている」と110番通報があった。
警察などによると、杭を打つ作業車が横転して、近くにいた作業員の40代の男性が下敷きになり、病院に運ばれたが、骨盤骨折の重傷。
事故が起きた時、男性はリモコンを使って作業車を操縦し、地面に穴をあけていたということで、警察が当時の状況を詳しく調べている。
『中野の住宅工事現場で作業車横転、作業員挟まれ重傷』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2914664.html
2016年10月28日18時34分にNHK松山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月28日18時18分に愛媛朝日放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前9時半ごろ、宇和島市の黒尊林道の工事現場で土砂崩れがあり、作業にあたっていた男性1人が土砂に埋まったと通報があった。
この事故で、宇和島市和霊元町の会社員の男性(61)が正午前に救出されたが、搬送先の宇和島市内の病院で死亡が確認された。
警察や消防によると、現場では林道の道路から下側の斜面の補強工事を行っていて、当時は数人で作業をしていたところ、幅5m、高さ6mにわたって土砂が崩れたという。
愛媛県林業政策課によると、土砂崩れがあったのは、県が発注した林道の工事現場で、ことし7月から林道を補強するために、山の斜面の反対側の部分に土を掘って基礎を作った上で、ブロックを積む工事が行われることになっていたという。
市内では午前9時頃から雨が降っていて、警察では、この雨によって土砂崩れが起こった可能性もあるとみて、事故の詳しい原因などを調べている。
出典
『林道工事で土砂崩れ 1人死亡』
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20161028/3937471.html
『宇和島 土砂崩れで1人死亡』
http://eat.jp/news/index.html?date=20161028T181840&no=6
10月29日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同僚ら3人と林道の路肩を補強する工事をしていて、頭上の斜面が約5m四方にわたり崩れて、男性が土砂に埋まったという。
(2016年11月18日 修正1 ;追記)
2016年10月29日付の愛媛新聞紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。
警察などによると、男性ら4人が、林道の下の斜面を補強するためのコンクリートの型枠を外す作業をしていた際、高さ約5m、幅約4.5mにわたり土砂が崩落した。
2016年10月15日付で朝日新聞岩手全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宮古市和井内の旧JR岩泉線押角トンネル出入り口付近で、13日午前11時15分ごろ、建設会社員の男性(39)が土嚢(重さ約1.5トン)の下敷きになり、約5時間後に死亡した。
警察によると、男性はコンクリートを流し込む作業をしていたが、土嚢が崩れて下敷きになったという。
(ブログ者コメント)
出典不明だが、他ブログに下記趣旨の記事が掲載されていた。
10月13日午前、岩手県宮古市和井内の旧JR岩泉線押角トンネル工事現場の、トンネル南側の出入り口に積み上げられていた土のうの上で、トンネルをコンクリートで埋める作業をしていた岩手県下閉伊郡岩泉町大川の建設会社社員の男性(39)が、足元の土のうが崩れて重さ約1.5トンの土のうの下敷きになる事故があり、男性は救急搬送されたものの、約5時間後に収容先の宮古市内の病院で死亡が確認された。
土のうは4段に積み上げられていたそうで、警察が崩落の原因をしらべている
(2016年11月16日 修正1 ;追記)
2016年10月14日付の岩手日報紙面に、やや詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
トンネル内をコンクリートで埋める作業中に、土嚢の下敷きになった。
警察によると、男性は、4段に重ねた土嚢(高さ計約2m)の上に立ち、ポンプ車からホースで液状のコンクリートをトンネル内に流し込んでいた。
入口に置いていた土嚢と型枠が崩れて男性が落下し、一つの土嚢(約1.5トン)の下敷きになった。
同トンネルは、JR岩泉線廃止に伴う国道340号整備のため、工事していた。
2016年8月18日18時25分に読売テレビ(中京テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月18日22時10分に京都新聞から、8月18日12時8分にNHK関西NEWS WEBから、8月19日付で朝日新聞滋賀全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日、滋賀県大津市のマンションで排水管工事をしていた男性作業員が、崩れてきたコンクリートの下敷きになり、死亡した。
警察などによると、午前10時ごろ、滋賀県大津市のマンションで、床下の排水管の工事中、建物の基礎部分が崩れ、配管工の男性(46)がコンクリートの下敷きになった。
男性は同僚によって救出されたが、まもなく死亡した。
現場では、地面を掘削し、古い排水管を新しいものに交換する工事が作業員5人で行われていて、男性は掘った穴の中で、一人でスコップを使って土砂を回収する作業をしていた。
穴は縦に約2.5m掘られた後、横に高さ約1.3m、幅約1m、長さ約8m掘られていた。
崩れてきたのは縦1.6m、横75cm、厚さ75cmのコンクリートで、警察は、業務上過失致死の疑いも視野に、安全対策に問題がなかったか、事故原因を詳しく調べている。
出典
『崩落コンクリートの下敷き…男性作業員死亡(滋賀県)』
http://www.ctv.co.jp/ctvnews/news88916411.html
『コンクリの下敷き、配管作業中に死亡 大津』
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20160818000159
『配水管工事 土砂下敷きで死亡』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160818/4901321.html
(2018年3月10日 修正1 :追記)
2018年3月8日22時30分に京都新聞から、関係者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大津労基署は8日、労安法違反の疑いで、京都市東山区、設備工事業「K設備工業」の男性代表者(59)らを書類送検した。
書類送検容疑は、K設備工業の代表者が、事故のあった工事用の横穴で落盤などを防止する措置を講じなかった疑い。
元請けの香川県高松市、「D建設」と同社男性課長(48)は、定められた作業場の巡視をしていなかった疑い。
出典
『落盤事故で作業員死亡 大津、工事代表者を書類送検』
http://www.kyoto-np.jp/politics/article/20180308000207
2016年8月13日20時32分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月13日18時49分にNHK横浜からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『砂浜に自分で掘った穴に埋まり男性死亡』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160813-OYT1T50105.html?from=ycont_top_txt
『海岸で男性が砂に埋まり死亡』
http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1056988351.html?t=1471123690865
13日午後3時20分頃、神奈川県鎌倉市の稲村ヶ崎海岸で、東京都の男性(49)が砂浜に掘った穴に埋まっていると、家族から119番があった。
男性は全身が砂に埋まった状態で、通報からおよそ30分後に消防署員らが砂をかきわけて救出したが、意識がない状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、男性は、家族や友人らと海水浴に来ており、波打ち際から離れた場所で、1人で座りながら手で穴を掘って遊んでいたという。
男性の姿が見えないことに家族が気付き、砂に埋もれた男性を見つけた。
現場の状況や目撃証言などから、警察は、男性が掘った穴の周りの砂が突然崩れ落ちたとみて、調べている。
(ブログ者コメント)
NHKの映像によると、現場は波打ち際から10mほど離れた、堤防?石垣?の真下だった模様。
2016年7月9日6時47分に沖縄タイムズから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月8日21時4分にNHK沖縄からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後1時15分ごろ、米軍嘉手納基地内の建物解体現場で、作業中にコンクリートのひさしが崩落する事故があり、作業員の男性(21)が下敷きになった。
警察によると、男性は沖縄本島中部の病院に搬送されたが、同日午後2時18分に死亡が確認された。
警察は、司法解剖して死因を調べると共に、業務上過失致死も視野に、事故原因を調べる方針。
警察によると、崩落したのは戦闘機の格納庫に隣接するコンクリート平屋のひさしの一部で、長さ約12m、幅約1m、厚さ約12cmという。
別の作業員が屋根の上でひさしを解体していたところ、地上でユンボの誘導をしていた男性が、何らかの原因で落ちてきたひさしの下敷きになったという。
事故発生後に、憲兵隊から110番通報があった。
出典
『嘉手納基地内で作業員死亡 建物解体中に下敷き』
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=177410
『基地内の工事現場で作業員死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093864421.html?t=1468014451379


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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