







2023年4月3日17時33分にTBS NEWS(長崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日朝、諫早市のコンクリート製品工場で、50代の男性作業員が砂を溜めたタンクの中で発見されました。
男性は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
死亡したのは、諫早市多良見町でコンクリートブロックなどを製造している会社の54歳の男性作業員です。
消防などによりますと、3日午前7時15分頃、同僚から「男性作業員が砂に埋まっている」と119番通報がありました。
消防が駆け付けたところ、工場内の縦・横4メートル、高さ7メートルの骨材砕土を貯蔵しているタンクのなかで、ほぼ全身が砂に埋まった状態の男性を発見。
諫早市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
この工場ではコンクリートブロックなどを作っていて、タンクの中には材料となる砂が入っており、作業員が中に入って砂をならす作業を行うことがあったということです。
警察は当時の状況や原因を詳しく調べています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/nbc/413975?display=1
4月4日付で毎日新聞長崎版からは、タンクの中央付近で立っている状態で埋っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前7時35分ごろ、諫早市多良見町にあるM産業のコンクリートブロック製造工場の従業員から「作業員が砂に埋まっている」と119番があった。
駆けつけた消防隊員らが砂を掘り出して、長崎市江川町、同社社員、村山さん(54)を救出したが、搬送先の病院で死亡が確認された。
諫早署によると、村山さんは同日午前6時50分ごろに出勤し、セメントの材料の砂を貯蔵する施設付近で作業していたらしい。
施設は縦横約4メートルで高さが約7メートル。
砂は半分くらいまで入っており、村山さんは中央付近で立っている状態で埋まっていたという。
同署が詳しい原因を調べている。
https://mainichi.jp/articles/20230404/ddl/k42/040/317000c
4月3日20時25分にNHK長崎からは、死亡した人は砂をならすため貯蔵庫の中に入ることがあったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
村山さんは砂をならす作業をするために貯蔵庫の中に入ることがあったということで、警察は作業中に巻き込まれたとみて原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20230403/5030017608.html
2023年3月1日17時43分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後2時すぎ、JR新横浜駅近くにあるマンションの建設現場で土砂が崩れ、作業員の男性が巻き込まれる事故がありました。
男性は病院で死亡が確認されました。
警察などによりますと、1日午後2時すぎ、横浜市港北区新横浜のマンションの工事現場で、「土が崩落して作業員1人が生き埋めです」と119番通報がありました。
通報から約20分後、20代とみられる男性が救出され病院に搬送されましたが、午後3時半ごろに死亡が確認されました。
事故があった工事現場では、マンション建設のために穴を掘る作業が行われていて、穴の中で作業にあたっていた男性が何らかの原因で崩落した土砂に巻き込まれたとみられています。
警察が、土砂が崩落した原因などを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/af10957572cdc2169ec39f3ed6bcca8fe905ea0d
3月1日21時57分に神奈川新聞からは、穴の深さは3~5m、一度現場を離れ戻ってきたところ崩落したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
港北署によると、掘削していた穴の深さは約3~5メートル。
作業は男性と別の男性作業員の2人で行っていた。
一度現場を離れた男性作業員が戻ってきたところ、側面の土砂が崩落し、男性が下敷きになっていたという。
現場は、新横浜駅から南西に約650メートル離れたマンションやオフィスビルが並ぶ一角。
https://www.kanaloco.jp/news/social/case/article-972526.html
3月1日19時10分にYAHOOニュース(テレビ神奈川)からは、杭を打つために掘削中だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、榊山さんは建物の土台を作る杭を打つために掘削中で、深さ5メートルほどの穴の底にいたところ、側面の土が崩れてきたとみられていて、県警が詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c4b3abc66ff1e241c4ce96e74123d91d46cb0ff
2023年2月23日23時30分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中国内陸部の内モンゴル自治区にある炭鉱で22日、大規模な崩落事故が発生しました。
これまでに5人が死亡し、48人が行方不明となっています。
救助された作業員:
「仕事が始まってからすぐです。
午後1時15分ごろ、山から石や土が落ちてきた。
状況がますます厳しくなってきて、撤退しようと決めたが間に合わなかった。
あっという間に地すべりが発生した」
崩落した範囲があまりにも広いため、各地から動員がかけられ、救助作業は夜通し行われました。
救助活動担当者:
「11の救援隊、470人以上の救助隊員が現場に駆け付けています。
医療スタッフも40人余り現場にいます。
午後6時44分ごろ、また規模が大きな地滑りが起きた。
救助活動もやむ得ず中断し、緊急案を検討しています」
各地から集り、救助活動を行っている人は900人に上るといいます。
中国では石炭の増産に向け、大号令がかかる中での崩落事故。
習近平・国家主席は事故後、異例の速さで救出に全力をあげるよう指示を出しました。
崩落の瞬間を捉えた映像には、斜面そのものが滑り落ち、谷を土砂が埋めていく様子が映っていて、いわゆる“地滑り”が起きたように見えます。
この炭鉱は“露天掘り”と呼ばれ、地面を掘りおこすやり方で、比較的事故は少ない手法とも言われています。
何が起きたのか…専門家に見解を伺いました。
九州大学・松井紀久男名誉教授:
「中小の炭鉱だと、安全に対する配慮は少ない(場合もある)気がする」
こうした事故は起こり得るとしながらも、指摘したのは安全管理でした。
松井名誉教授:
「今回、50人超が被災した過程で、これまでに小規模なものを何回か起こしているのではないか。
亀裂ができる状況がよく生じる、炭鉱の露天掘りで。
現在、採掘している斜面の岩石が崩れていったのではないか。
モニタリングして、岩盤を日常的にチェックして、安全であるかどうかを確認しているが、うまいところに計測のポイントを設けないと、そこで引っかからなければ、兆候が出ていても気付かなかったということもある」
2015年に撮影された現場の衛星画像を見ると、作業車が通る道もさほど整備されておらず、採掘が進んでいたようには見えません。
この時から数年で、広い範囲が一気に掘り進められたことになります。
今回の事故が急ぎ過ぎたゆえの人災なのか、それとも、もともと安全管理が緩いがために起きた事故なのかは分かりません。
ただ、内モンゴル自治区の炭鉱では、この10年でも毎年のように事故が起きていて、亡くなった人は200人を超えています。
中国共産党指導部は、事故直後にすぐ声明を発表し、当局は炭鉱の担当者を逮捕しました。
習近平主席:
「あらゆる手段を用いて、行方不明者の捜索救助を行わなければならない。
全人代を控え、各部門は、社会の大局の安定を確実に守らなければならない」
このスピード感には理由がありそうです。
中国総局・冨坂総局長:
「事故を受け、習近平国家主席は異例の速さで、救出に全力を挙げるよう指示を出しました。
背景には、来週から北京で重要会議、全人代が始まることがある。
党大会でも再三強調された『安全』の確保は、習政権にとっての最優先課題で、自らが先頭に立って救出を指揮する姿勢をアピールすることで、全人代を前に、批判の矛先が政府に向かうことを防ぐ狙いがある」
【炭鉱崩落の背景は】
事故の背景には、中国特有のエネルギー事情が関係している可能性があります。
中国の発電能力の内訳を見ると、石炭などを使った火力発電が全体の51.9%を占めています。
世界のエネルギー分野に詳しい、多摩大学・真壁昭夫特別招聘教授に聞きました。
中国の石炭産出量を月ごとに見ると、 2020年9月、国内の大気汚染問題もあり、習近平主席は国連で「カーボンニュートラル実現」を表明しました。
その後、石炭に変わるエネルギー転換の方針を打ち出して以降、石炭の産出量は2021年夏ごろまで、減少傾向でした。
ところが、2021年9月、石炭の生産を再開させ、産出量は増加傾向に転じています。
この背景には、新型コロナ“デルタ株”で世界の物流が停滞し、石炭の輸入量が減少。
また、中国国内で洪水などが起き、国内の石炭産出量も減少し、深刻な電力不足を招きました。
それ以降、石炭の産出量は高いレベルを維持してきました。
ただ、去年は『ゼロコロナ政策』で電力需要が抑えられていたので、この程度で済んでいました。
ゼロコロナを解除した今年1月以降は、電力の需要がさらに高まっていて、産出量はさらに増えるのではないかと、真壁教授はみています。
事故が起きた採掘現場では、春節の休みを返上してまで採掘をしていたということです。
真壁教授:
「エネルギー転換には、早くて数年かかることがある。
中国のエネルギー消費量は莫大(ばくだい)で、石炭依存は当面続く可能性が高い。
必然的に炭鉱の崩落事故のリスクも伴うことになる」
https://news.yahoo.co.jp/articles/90f01d483c9533c293a084b15276fd045aba6227
2022年12月9日21時45分にYAHOOニュース(茨城新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後2時50分ごろ、茨城県鹿嶋市光の日本製鉄東日本製鉄所鹿島地区の鹿島製銑原料工場内で、鉄鉱石を運ぶベルトコンベヤーを清掃していた千葉県佐倉市、会社員、男性(37)が、頭上から落下した鉄鉱石の粉じんの下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。
県警鹿嶋署で事故原因を調べている。
同署によると、男性の頭上には鉄鉱石をふるい分ける機械があり、機械にこびり付いていた粉じんが落ちてきたとみられる。
男性は下請け会社の社員で、当時、コンベヤーの粉じんを洗い流す作業を計3人でしていた。
事故の瞬間の目撃者はおらず、大きな音に作業員が気付き、粉じんが落下しているのを発見した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/141b508fdaae6bf7159f5c9dc7db1d60abc6ae61
12月9日21時36分に毎日新聞からは、現場は鉄鉱石と不純物を仕分けする工場だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後3時ごろ、日本製鉄の東日本製鉄所鹿島地区=茨城県鹿嶋市光=の工場から「男性が生き埋めになった」と119番があった。
鹿嶋署などによると、男性は下請け会社の社員、畔田さん(37)=千葉県佐倉市。
約2時間後に救出されたが、心肺停止の状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。
同署によると、現場は鉄鉱石と不純物を仕分けする工場。
畔田さんは鉄鉱石を運ぶベルトコンベヤーを清掃中、頭上から落下した鉄鉱石の粉じんの下敷きになった。
事故当時、畔田さんは同僚2人と作業していたといい、同署は事故原因を調べている。
https://mainichi.jp/articles/20221209/k00/00m/040/350000c
2022年12月1日20時10分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月28日、三重県川越町の建材メーカー、「Cウーテ」の四日市工場で、燃やした木くずの灰を集めて冷却する設備の内部で清掃をしていた作業員の男性3人が上部から落下してきた灰に埋まり、1人は救助されましたが、いずれも業務委託先の作業員で、ミャンマー国籍の技能実習生で菰野町のティンさん(33)と鈴鹿市の奥田さん(51)の2人が死亡しました。
警察が死因を調べた結果、奥田さんは灰に埋まったことによる窒息死、ティンさんは首から下が埋まり、胸部が圧迫されたことなどによる循環呼吸不全とわかりました。
また、2人とも手足などにやけどをしていて、熱が下がりきっていない灰に埋もれたとみられるということです。
設備は高さおよそ12メートル、直径およそ3メートルの円筒形で、燃料として燃やした木くずの灰を上部から取り込んで水と混ぜることで冷却する仕組みだったということです。
警察によりますと、3人が作業をしていた設備内の下の部分には水分を含んだ粘着性のある灰がたまっており、壁などにもこびりついた状態だったということで、冷却の過程で水分を含んだ粘着性のある灰が上部から大量に落下し、2人はこの灰に埋もれて身動きが取れなくなった可能性があるということです。
警察は引き続き、事故の原因を捜査しています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20221201/3000026277.html
11月28日17時38分に産経新聞からは、数カ月に1度の点検清掃中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
四日市北署などによると、冷却装置は燃やした木くずチップを一度集塵機に集めた後、残った灰を冷ますもので、高さ約12メートル、直径約3メートルの筒状。
3人は業務委託の30~50代で、数カ月に1度の点検、清掃中だった。
同社のホームページによると、昭和23年設立。
住宅の壁や天井に用いられる石膏ボードの開発や製造、販売を手がけている。
https://www.sankei.com/article/20221128-5Q3TFYGM7BKL7KRWX4AI3QIKYM/
11月29日15時58分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、1人は自力脱出していた、機械が異常を示したため冷却装置のタンクの中に溜まっていた灰を取り除いていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県川越町の建築資材メーカー「Cウーテ四日市工場」では28日、冷却装置のタンクの中を清掃していた作業員の男性3人が、落ちてきた木くずの灰に巻き込まれ、生き埋めとなりました。
このうち1人は自力で脱出しましたが、技能実習生でミャンマー国籍のティン・タン・ミンさん(33)と、協力会社の社員の奥田さん(51)が死亡しました。
警察によりますと、3人は機械が異常を示したためタンクに溜まった灰を取り除いていたということで、警察は29日午前から工場に実況見分に入り、業務上過失致死傷の疑いも視野に詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/016058064b0ddaa78896568389048766ce4146c1
2022年11月25日17時9分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前5時ごろ、長岡市鳥越のごみ処理施設「鳥越クリーンセンター」から「扉が倒れて従業員がはさまれている」と消防に通報がありました。
消防などが駆けつけたところ、ごみを保管する区画に出はいりするためのコンクリート製の扉が倒れていて、男性従業員が下敷きになっているのが見つかりました。
男性は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡したのは施設の従業員で長岡市希望が丘の阿部さん(37)で、死因は胸と腹を圧迫されたことによるものだということです。
警察によりますと、阿部さんは収集されたゴミを1人で移動させる作業中に、倒れてきた扉の下敷きになったとみられています。
扉は高さおよそ6メートル幅およそ2メートルのコンクリート製だということで、警察は何らかの理由で扉のちょうつがいが外れたとみて、施設側の安全管理に問題がなかったかどうか詳しく調べています。
長岡市内のごみ処理施設での死亡事故を受けて、磯田市長は「市の業務に関する事故で亡くなられたということで、心からご冥福をお祈りしたい」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20221125/1030023297.html
11月25日10時33分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)からは、ゴミをピットに入れる作業をしていた、ネジの緩みか老朽化の可能性ありなど、趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟県長岡市のゴミ処理場で25日朝、ゴミをゴミピットに入れる作業をしていた37歳男性が倒れてきた扉の下敷きになり、死亡しました。
死亡したのは長岡市の会社員・阿部さん(37)です。
阿部さんは25日午前5時ごろ、長岡市から委託を受けているゴミ処理場・鳥越クリーンセンターのプラットホーム内で収集されてきたゴミをゴミピット内に入れる作業をしていたところ、何らかの原因で倒れたゴミピットの扉の下敷きになりました。
他の作業をしていた従業員が、扉の下敷きになっている阿部さんを見つけ、消防に通報。
阿部さんはすぐに病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
死因は胸腹部圧迫による窒息死でした。
警察は、扉が倒れた原因はネジの緩みか老朽化の可能性があるとみて、業務上過失致死の疑いも視野に捜査しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4cd7d50df5b29ffc617cd8e14e76d2715824948
(2022年12月4日 修正1 ;追記)
2022年12月2日18時57分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)からは、扉は観音開き、一昨年から不具合があり常時開けていた、施設は2年後に閉鎖予定ゆえ不具合放置、11月3日には片方の扉が倒れていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
・・・
一体、なぜ若い尊い命が奪われなければいけなかったのか。
その原因の1つに施設の老朽化があったとみられています。
【記者リポート】:
「ごみピットの扉はおととしから不具合が発生していて、自動で開閉することができず、常時開けていた状態だったということです」
2020年から発生していた扉の不具合。
しかし、事故が起きるまでその不具合は放置されたままでした。
長岡市環境施設課 平澤課長:
「ごみを投入している箇所になりますので、それを市が把握していないということはあり得ませんし、安全に十分注意をして使用する、開閉は基本的にしないという形で使用してきたというのが実態」
扉を新しくするためには約2千万円の費用が必要だった一方、施設は2024年には閉鎖する予定で、不具合が解消されることはありませんでした。
長岡市環境施設課 平澤課長:
「取り外しや設置に何日もかかるとなると、その間、焼却を止めざる得ないという状況が発生して、逆に運転管理上、支障が大きいというところで、こういう選択になったと思います」
さらに、事故が起きる約20日前には。
出入りする業者の人:
「事故を聞いて初めて、先に1枚落ちていたんだなということを気付いた。最初は、何がこんなところ置いてあるのかなと」
今回の事故とは別の扉が、すでに外れていたのです。
鳥越クリーンセンターのごみピットには観音開きで扉が2枚あり、そのうち1枚が先月3日に外れ、ごみピットに落下。
もう一枚の扉は、この時もそのまま放置され、結果として先月25日に事故が起きてしまうことに… 。
そして、この事実を遺族は知らされていませんでした。
母親:
「11月3日に1回外れていたの?」
記者:
左側が。今回外れたのは右側。
父親:
「なおさら責任問題ですよね。信じられない。そんなの初めて聞きました」
母親:
「あまりにもかわいそう過ぎて、防げたんじゃないって。片方だけ取ってあるっていったら、もう片方もとればそれで済んだことでしょって」
父親:
「色んな要素が招いた人災だと思います」
遺族からこみ上げてくる怒り。
遺族は、長岡市や阿部さんが所属していた企業に対し、誠実な説明を求めています。
父親:
「古い建物ほど、施設ほど、保守管理というのは大切になってきますので、その辺がどういう風にされていたのか教えていただきたい」
母親:
「警察から結果が出るまで何も聞かせないんじゃなくて、結果が出る前でも私は色んなことが聞きたい」
警察は、扉が倒れた原因はネジの緩みか老朽化の可能性があるとみて、業務上過失致死の疑いも視野に捜査しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c464d608140b69624d6188f92a2dd1dcc5baf11
2022年11月2日18時9分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後2時前、滝川市江部乙町で、用水路の穴の中に水道管として使われる塩化ビニルのパイプを埋め込む作業をしていた市内に住む土木作業員の友峯さん(男性、66歳)が、穴の側面の崩れた土砂に巻き込まれました。
友峯さんは救助され病院に搬送されましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、現場では午前中から工事が行われ、当時、友峯さんは幅1メートル、深さ2.5メートルほどの穴の中で石を砕いて土などをならす作業をしていたということです。
男性は別の作業員とともに作業をしていたとみられていて、警察や消防が詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20221102/7000052095.html
2022年10月17日13時36分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前9時半ごろ、北海道夕張市清水沢1丁目にある浄水場の工事現場で、「土砂が崩れて作業員2人が埋まった」と119番があった。
栗山署によると、2人は救助されて病院に搬送され、70代ぐらいの男性が死亡したほか、30代ぐらいの男性が腰まで土砂に埋まったが、意識はあるという。
署などによると、浄水場の配管を増設する工事のため、午前8時ごろに4人で作業を開始。
当時は重機で溝を掘る作業をしていたという。
現場は夕張市役所から南東に約5・7キロの山間部にある「清水の沢ダム」の近く。
2人が埋まったとみられる溝を警察官や現場関係者が詳しく調べていた。
https://www.sankei.com/article/20221017-TOZIDNXGW5NQVEJSELYSRZEEQ4/
10月17日20時49分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、2人は穴の中でスコップを使って土を掘っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道夕張市にあるダムのそばの浄水場では、配管を増設するため、地面に穴を掘る作業が行われていました。
しかし、17日、その穴の辺りに警察官の姿が……。
現場は、物々しい雰囲気に包まれていました。
この日午前9時半ごろ、工事現場の関係者から「作業員が土に埋まっている」と、消防に通報がありました。
消防と警察によると、作業員2人が土砂崩れに巻き込まれ、そのうち、作業員の藤井さん(男性、75歳)が心肺停止の状態で搬送され、その後、死亡が確認されました。
また、39歳の男性も体の半分ほどが埋まりましたが、意識はあり、病院に搬送されました。
2人は、地面の穴の中で、スコップで土を掘っていたということです。
警察は、業務上過失致死傷の疑いを視野に、事故の原因や当時の状況を調べる方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c31b10fd6e8543c59bdc19ec4822317cd2a58967
10月17日18時2分にNHK北海道からは、もう1人は軽傷だった、溝の深さは約2.5mで手作業で掘る必要が生じていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
もう1人の夕張市南清水沢の会社員、石川さん(39)は軽傷だということで、病院で手当てを受けています。
警察によりますと、溝は深さおよそ2.5メートルで、現場では重機を使って溝を掘る作業が行われていましたが、手作業で掘る必要が生じたため2人が溝の中に入り、土砂に巻き込まれたということです。
夕張市によりますと、市から委託された業者が工事を行っていたということで、警察や消防が詳しい状況を確認しています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20221017/7000051583.html
10月17日 21時00分に朝日新聞からは、死亡した男性は脇の下まで土砂に埋まっていた、市の水道事業はPFI事業化され民間が維持管理しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道警によると、作業員3人が重機で地面を掘削しながら排水管の埋設作業をしていた。
藤井さんと39歳の男性が掘削した場所に降りて作業をしていたところ、壁面の土砂が崩れた。
救出される際、藤井さんはわきの下まで土砂に埋まった状態だったという。
清水沢浄水場は夕張市が所有し、市が管理する取水用の清水の沢ダムの約30メートル下流にある。
市土木水道課などによると、市の水道事業には2012年春、公的施設の建設や維持管理などに民間の資金や技術を活用する「PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)」事業が導入された。
受託した日立製作所など3社が出資して設立した「ゆうばり麗水」が、老朽化した清水沢浄水場など2カ所を建て替え、運転・管理を担ってきた。
PFI事業導入の背景には、炭鉱閉山による人口減少に伴い、水道事業の規模を縮小しながら維持することがあった。
北海道内では初の水道のPFI事業だった。
・・・
https://www.asahi.com/articles/ASQBK629BQBKIIPE00R.html
9月7日23時30分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県下関市で7日午後1時15分ごろ、卸売業者の建物が倒壊しました。
この事故で車7台が下敷きになり、このうち3台には人が乗っていました。
現場近くで働く人:
「昼休みに談笑していて、突然ですよね。
風圧みたいな感じで、バリバリというような音がした。
社長だと思うけど、『車の中に3人いる』と大きな声で叫んでいた」
建物は、木造と鉄筋が混在していたとみられています。
道路側に突き出ている2階部分のひさしが崩れて、それに引きずられる形で、壁も崩れました。
会社は創業95年になる卸売業者で、今はヘアブラシや化粧品などを扱っていました。
倒壊した建物は1970年に建てられ、翌71年に3階部分を増築していたことがわかっています。
車の中にいたのは、会社の従業員の3人。
車1台に1人ずつ乗っていました。
40代と50代の男性2人は救助されました。
もう1台の青い車に乗っていた55歳の男性は心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
建物が倒壊した会社『T』社長(50):
「申し訳ないという一言に尽きます。
亡くなられた(社員は)私のいとこにあたります。
年も私より上で、兄のような存在で。
奥さんに何て言ったらいいのか。
先程、奥さんとお姉さんには病院で話ができたんですが、ひたすら謝るしかありません」
https://news.yahoo.co.jp/articles/88b9d438cd7ace88c42ec6d506d45f1dcbd7360b
9月8日11時13分に朝日新聞からは、2階には化粧品雑貨などの商品を置いていたが最近荷重が増えた状況にはなかった、2階は以前から雨漏りしていて1年前には建替え費用の見積もりをとっていたなど、趣旨の記事がネット配信されていた。
県警によると、それぞれの車に乗っていた3人のうち、樋口さん(55)が頸髄(けいずい)損傷で死亡。
2人が背骨の骨折や首のねんざなどのけがをした。
7日夜に記者会見した『T』の辻社長(50)によると、倉庫だった2階は化粧雑貨などの商品を置いていた。
最近、荷重が増した状況はなかったという。
2階は以前から大雨の際に雨漏りがしており、いったんは修理で改善されていたが、8月中旬に「壊れた所にかかる部分」に再び雨漏りがみられ、「修繕しようとしていた」という。
また、建物は老朽化が進み、これまでに壁面のひびなどを修理。
1年ほど前には、全体を建て替える費用の見積もりもしていたという。
亡くなった樋口さんは昼食後、車内で休憩していたという。
https://www.asahi.com/articles/ASQ983J95Q98TIPE004.html
9月8日19時28分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、庇部分が先に崩れ、それに引きずられるように建物が崩れた、近くの似たような作りの建物の2階も雨漏りが激しいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県下関市で会社倉庫が倒壊し1人が死亡した事故で8日、警察が実況見分を行いました。
大規模な倒壊はいったいなぜ発生したのでしょうか。
現場の映像などをもとに分析しました。
これは、倒壊現場に止まっていた車のドライブレコーダーが捉えた倒壊の瞬間です。
がれきのようなものが落ち、クラクションが鳴り響きます。
慌てて人々が飛び出してきますが、なす術はありません。
7日、山口県・下関市の会社倉庫が倒壊した現場。
8日朝、実況見分が行われました。
2人がけが、55歳の従業員1人が死亡しました。
建物が倒壊した会社「T」・辻社長(50):
「亡くなられた方は私のいとこ。奥さんになんと言っていいか」
倒壊したのは、2階の倉庫部分です。
張り出したこの部分が崩れ、それに引きずられる形で、建物は倒壊。
下に止められていた車7台を押し潰しました。
冒頭の映像は、隣の会社の車から撮られたものです。
なぜ“2階部分”は、倒壊したのでしょうか。
建物が倒壊した会社「T」・辻社長:
「数週間前の豪雨で雨漏りがひどくなって、今後修繕が必要かなと考えていた。
建物の老朽化が原因の一つではないかと」
倒壊した“2階部分”はどうなっていたのでしょうか。
近隣の会社社長:
「2メートルくらいはここからせり出している」
現場近くにある、似た作りの2階部分を見せてもらいました。
近隣の会社社長:
「2階は物置にしている。使っていないような状態。
借りて入る前の状態のまま」
この一帯は50年ほど前にまとめて建てられたため、倒壊した建物と築年数はほぼ同じ。
15年ほど前に賃貸で入居しました。
近隣の会社社長:
「雨漏りが原因で『鉄骨』がそのまま見えます」
天井は、ぽっかり穴が開き、一部剥がれ落ちています。
近隣の会社社長:
「雨漏りは激しかった。天井がはがれて」
倒壊した原因は、雨によるものなのでしょうか。
NPO建築Gメンの会・田岡1級建築士:
「当然、『鉄』とかであれば『雨』でさびたりしますので、劣化することはある」
さらに、先ほど見せてもらった会社では、ほぼ物は置かれていませんでしたが、倒壊した会社では、倉庫として利用されていました。
建物が倒壊した会社「T」・辻社長:
「(雑貨など)1個1個商品の重さはないが、それがまとまるとある程度の重さとなる」
荷物の重さによる経年劣化。
そこに雨漏りが重なったのが原因ではと専門家は指摘します。
NPO建築Gメンの会・田岡1級建築士:
「長期荷重となるとけっこう荷重がかかってくるので、接続部に影響が出たのではないかなと。
複合した原因じゃないのかなと」
下関市によると、震度5強程度で倒壊しない旧耐震基準は満たしていたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b7735b0a42900d57c3a794adbfee47979b93da4
9月7日20時25分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、2階が出っ張っている庇部分は1階で支える壁や柱がないので強度的には弱くなりやすいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
一体なぜ、突然、建物が崩れ去ったのでしょうか。
専門家に聞くと、構造の複雑さを指摘しました。
下関市で倒壊した建物。
元々は駐車場に被さるようにひさしがありましたが、壁ごと崩れ落ちて7台の車を押し潰していました。
一体なぜ、こんなことになったのでしょうか。
元小田原市消防本部・永山氏:
「2階が1階よりも“出っ張っている”というのは難しい構造。
1階で支えるべき壁や柱がないので、どうしても2階のはりとか床とか、そういう部材で支えなければいけない。
もしそこに強度が足りないとか、経年劣化で弱くなったりすると、どうしても崩落・落下事故が起きやすくなる。
(建築当初)しっかり建てたとしても、何年か経つと弱くなってしまう。
雨が吹き込んで鉄骨がさびたり、木造だと腐ってくる。
それが最初の強度を発揮しないと耐え切れなくなってしまうことはあり得る。
また古い建物だとしたら、構造的に基準・規制がゆるい、弱い状態で建てられている可能性もある」
https://news.yahoo.co.jp/articles/61877236f1985ec8226644b3ea2bddf05dbba2d7
9月8日18時2分にNHK山口からは、一帯の建物は産業団地としての統一感を出すため各社が庇のある社屋を建設した、この会社は3階部分増築時にも市に図面を提出していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
倒壊した辻豊の倉庫がある下関市一の宮卸本町には、およそ50年前から、卸売業の会社の社屋や倉庫が相次いで建てられました。
これらの会社が加盟する下関問屋センター協同組合によりますと、産業団地としての統一感を出すため、各社がひさしを備え付けた社屋を建設したということです。
『T』の倉庫は昭和45年に建てられ、その翌年には3階部分を増築していて、建設や増築の際には、工事の図面を市に提出する手続きを行ったということです。
建築基準法では、用途や面積に応じて建物の定期的な点検と報告を義務づけていますが、今回の建物は倉庫で、不特定多数の人が出入りする場所ではなく、点検や報告の対象外となっています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20220908/4060014701.html
(2022年9月30日 修正1 ;追記)
2022年9月28日20時4分にYAHOOニュース(テレビ山口)からは、老朽化により鉄骨に亀裂が入っていたとする報告書が市に提出されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
会社が「老朽化が原因」とする報告書を、市に提出していたことがわかりました。
報告書は今月21日付けで、郵送で提出されました。
会社の弁護士によると報告書では、倒壊の原因は老朽化により鉄骨に亀裂が入ったためとし、重みに耐えきれず倒壊したものとみられます。
倒壊した部分はすでに撤去されていて 、再発防止策については建物を使用禁止にするとともに、今後、所有者の下関問屋センター協同組合と協議のうえで解体する、としています。
市の建築指導課では、今回の結果の内容を会社側と照らし合わせたうえで、国土交通省に報告するという事です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/84e0cce0a46d8149cc4b7441090b4d3ba370c289
2022年2月19日21時30分にYAHOOニュース(茨城新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前11時50分ごろ、茨城県桜川市大泉の石材会社「O砕石」の採石場「大泉工場」の砂製造プラントで、同県笠間市、同社員、男性(55)が、石や砂を入れる筒状の機械「原料ホッパー」内に埋もれているのを同僚が発見し、119番通報した。
男性は約3時間後に救出され、その場で死亡が確認された。
県警桜川署で事故原因を調べている。
同署によると、原料ホッパーは砂の原料をベルトコンベヤーに送る機械で、投入口は縦約6メートル、横約4メートル、深さ約3メートル。
投入口は低い位置にあり、地面に近い高さだった。
事故当時、男性は重機を使って砂や石を入れる作業を1人でしていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f3e1db547006c285766620f592e02db80e65b16
2月19日18時42分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、砂が出てこないことを不審に思った作業員が発見したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日正午ごろ、茨城県桜川市の砕石工場で男性作業員が、砂などが入った機械の中に転落し埋もれて死亡する事故がありました。
警察によりますと、19日午前11時50分ごろ、桜川市にある採石工場「O砕石」で作業員の男性が「原料ホッパー」と呼ばれる機械の中に転落する事故がありました。
転落したのは、この工場の社員・石井さん(55)で、その後、死亡が確認されました。
転落した機械は深さがおよそ3mで、下から砂が出てくる構造ですが、当時、砂が出てこないことを不審に思った作業員が、機械の中で砂と砂利に埋もれている石井さんを発見したということです。
警察は、石井さんが転落した当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/339a1eb00969acf24a4d6e33b1e71b53c6b04e37
2022年2月5日17時33分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日正午ごろ、新潟県糸魚川市小滝の「新姫川第6発電所」新設工事現場で、高さ約4メートルの型枠からセメントが崩れ落ち、建設会社社員戸沢さん(男性、52歳)=山梨県昭和町=が巻き込まれた。
糸魚川署によると、戸沢さんは心肺停止状態で病院に搬送された。
署によると、戸沢さんは同僚5人と共に、不要になったトンネルを埋める作業をしていた。
高さ約4メートルの正方形状の型枠が崩れ落ち、乾いていないセメントが流出した。
同僚にけがはなかった。
署は、型枠が崩れ落ちた原因を調べる。
新姫川第6発電所は水力発電所で、北陸電力とデンカ(東京)が共同出資する黒部川電力(東京)が建設している。
https://www.sankei.com/article/20220205-ZB5DSGYA7RPYHOWGLZYNCATFBI/
2月5日18時47分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、不要になった工事用トンネルを埋めていた、巻き込まれたのは監視役だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
作業事故があったのは糸魚川市小滝の工事現場です。
5日午後0時10分ごろ、作業現場の関係者から「作業員がセメントをかぶった」と119番通報がありました。
警察によりますと、作業員6人が不要となった工事用のトンネルをセメントで埋める作業をしていた際、流し込む型枠が崩れ、監視役をしていた50代の男性が流れ出たセメントに埋もれたということです。
トンネルの高さは約4メートルで、男性は入口から100メートルほどのところで作業をしていました。
事故を目撃した作業員が引き上げ、男性は病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。
警察が事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ca0b1f6ce39500e3090d6abb8d05cc958af8953
2月5日20時4分にNHK新潟からは、壁のように嵌め込んだ型枠の上の隙間にセメントを流し込んでいたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場では、使われなくなったトンネルをふさぐため、高さおよそ4メートルの型枠を内部で壁のようにはめ込み、上のすき間にセメントを流し込む作業が行われていたということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20220205/1040015788.html
2月6日10時54分にYAHOOニュース(新潟テレビ)からは、男性は死亡した、死因は窒息死だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故が起きたのは糸魚川市にある新姫川第6発電所の新設工事の現場で、不要となった工事用のトンネルを埋め戻す作業をしていたところ、型枠からセメントが崩れ出しました。
当時作業していた5人のうち、山梨県昭和町の戸沢さん(52)がセメントの生き埋めになり、搬送先の病院で死亡が確認されました。
死因は窒息死でした。
他の作業員にけがはないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ccf95f4d76f03fb9055fa9d60c2e7cb34a25eaf
2022年1月19日17時52分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後1時半すぎ、札幌市豊平区平岸の小学校の新築工事現場で、建設中の建物を覆っていた仮設の屋根がおよそ30メートル四方にわたり崩れ落ちました。
警察によりますと、当時、付近には工事関係者10人ほどがいて、このうち札幌市東区の土木作業員、宮本さん(男性、70歳)が下敷きになり、その場で死亡が確認されました。
現場では札幌市立東山小学校の新校舎を建設中で、児童たちは19日午前中、すぐ近くにある今の校舎で授業を受けていましたが、事故が起きたのは全員が下校したあとだったということです。
また、警察によりますと、崩れ落ちた屋根の上には厚さ1メートルほどの雪が積もっていたということです。
警察は、雪の重みが事故の原因とみて、工事関係者から話を聞くなどして当時の状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220119/7000042449.html
(ブログ者コメント)
仮設とはいえ、雪の重みは考慮していたと思うのだが・・・。
2021年12月12日9時40分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
水道管工事を行っていた牧場で、作業員の男性が土砂に埋まった状態で見つかりました。
男性はその後、死亡しました。
事故があったのは北海道新冠町の競走馬の牧場です。
12月11日午後4時30分過ぎ、牧場内で水道管の敷設工事をしていた牧場作業員の60代の男性が、作業終了時間を過ぎても見えないため仲間が探したところ、男性が側溝で土砂に埋まった状態で見つかりました。
埋まっていた側溝は深さ2メートル、幅1メートルで、男性は立った状態で胸まで土砂に埋まっていて、頭は土砂から出た状態でした。
警察によりますと、男性は発見された時には心肺停止の状態で、土砂が水分を多く含んでいたため、男性の体を強く圧迫したと見られています。
男性は搬送先の病院で一時、心肺蘇生しましたが、12日死亡しました。
警察が、作業中に土砂が何らかの原因で崩れたとみて、詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/259f817af39b634abfda074ee0461f6f23e40f8b
2021年11月25日17時53分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後、徳島市にあるJAの施設で、職員が、倒れた鉄製の門の扉の下敷きになり、死亡しました。
25日午後1時ごろ、徳島市にある「JAバンク徳島センター」で職員の玉登さん(男性、69歳)が駐車場の鉄製の門の扉の下敷きになって倒れているのを、通りがかった職員が見つけました。
玉登さんは意識がなく、小松島市内の病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
警察によりますと、門の扉は高さおよそ1.8メートル、幅およそ2.3メートルあり、玉登さんは扉のレールに異常があったため、1人で点検していて、扉が何らかの原因で倒れたとみられるということです。
門の扉は、通常、倒れないよう、重りがのせられていますが、当時はのせられていなかったということです。
警察は、当時の状況や扉が倒れた原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20211125/8020012917.html
(ブログ者コメント)
〇点検のため、重りを下ろしていたということだろうか?
〇門扉転倒事例については、過去に何件も紹介スミ。
そのうちの1事例では、ブログ者が実際に経験した事例を紹介している。
2011年4月12日掲載
『2010年11月1日 一宮市の工事現場で風にあおられて門扉が倒れ、警備員が死亡』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/62/
〇ちなみに今回の事例に関し、当日の徳島市の風速は13時で3.4m/sだった。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_s1.php?prec_no=71&block_no=47895&year=2021&month=11&day=25&view=
2021年11月15日21時38分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前10時ごろ、旭川市永山北4の6の木材加工会社の工場で、同市6の11、同社社員小川さん(男性、54歳)の姿が見えなくなったと、別の社員が119番した。
駆け付けた救急隊が縦横約4メートル、深さ約6メートルの集じん機内でおがくずに埋もれていた小川さんを見つけたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
旭川東署によると、小川さんは足場の上でスコップを使って集じん機内のおがくずをならす作業を1人で行っており、同署は何らかの原因で落下したとみて調べている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/611930
11月15日20時14分にNHK北海道からは、機械のふちで機械の作動状況を確認していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前10時前、旭川市永山の木材加工場で、「おがくずを集める機械の近くで作業をしていた男性の姿が見えない」と消防に通報がありました。
消防がおがくずの中を調べたところ、この木材加工場に勤める旭川市6条通11丁目の小川さん(54)が意識不明の状態で見つかり、市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、小川さんは午前9時ごろからおよそ3メートルの高さがあるおがくずを集める機械のふちで、機械が正しく動いているか確認する作業を1人でしていたということです。
警察は、小川さんが何らかの理由で集めたおがくずの中に転落したとみて、事故当時の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211115/7000040217.html
2021年9月18日8時37分にYAHOOニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉県の熊谷労働基準監督署は17日、労働安全衛生法違反の疑いで、深谷市の建設工事業「T工務店」と同社の男性従業員を書類送検した。
書類送検容疑は、深谷市で2019年2月15日、掘削作業をしていた派遣社員男性が倒壊したコンクリートブロックの下敷きになり死亡した事故で、損壊防止の措置をしないで作業させた疑い。
同労基署によると、死亡した男性は側溝のコンクリートを付け替えるために地面の掘削作業をしていた。
倒れたコンクリート塀は約1メートルの高さがあったとみられ、作業前に補強する必要があった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/00f74477106dad1418882f917126e863f81d298f
※以下は、事故当時の報道。
(2019年2月15日 埼玉新聞)
15日午前10時10分ごろ、深谷市上野台の側溝敷設替え工事現場で、秩父市永田町、アルバイト新井さん(男性、37歳)がブロック塀の下敷きとなり、搬送先の病院で死亡が確認された。
深谷署によると、新井さんは幅員4・1メートルの市道でU字溝の敷設作業中だった。
深さ60センチ、幅1・1メートル、長さ9・2メートルの溝を掘り、溝を整えていたところ、設置されていた高さ1・6メートル、幅7・3メートルのブロック塀が倒れた。
同署は、業務上過失致死容疑も視野に入れ、事故原因を詳しく調べている。
https://www.saitama-np.co.jp/news/2019/02/16/06_.html
(2021年12月1日 修正1 ;追記)
2021年11月30日付で労働新聞からは、倒れた塀は古い型で底の部分を地面に埋めて支えていなかったなど、下記趣旨の記事が事故現場の写真?付きでネット配信されていた。
埼玉・熊谷労働基準監督署は、コンクリートブロック塀の倒壊防止措置を講じなかったとして、建設工事業のT工務店(埼玉県深谷市)と同社現場責任者を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いでさいたま地検に書類送検した。
派遣労働者がブロック塀の下敷きとなり、死亡する災害が発生している。
災害は令和3年2月15日、埼玉県深谷市の側溝布設替工事で発生した。
同社に派遣されていた派遣労働者は側溝を敷設するため、地面の掘削作業を行っていた。
長さ4.5メートルに渡るブロック塀が倒壊し、下敷きになっている。
同労基署によると、一般的なコンクリートブロック塀はL字型で、底の部分を地面に埋めて支えているケースが多いとしている。
災害が発生した際のコンクリートブロックは型が古く、支えがなかった。
「工事前にコンクリートブロックの状態を調べ、支えなどを設置して補強すべきだった。倒れることを想定せず、工事を進めていたようだ」と話している。
2021年9月14日17時49分にgooニュース(HTB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
公園内の補強工事中に崩れてきたブロックの下敷きになり、男性が意識不明の重体です。
【櫻井記者リポート】
「公園の中にある、あちらの壁が倒れていることがわかり
ます。
かなり厚みがある壁だという事がわかります。」
14日午前11時半すぎ、札幌市南区川沿の藻南公園で、ブロック面と斜面の間で補強工事をしていた作業員の池口さん(69)が崩れてきたブロックの下敷きになりました。
池口さんは病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。
池口さんは、ブロック面と地面の間に砂利をいれることで土砂が崩れてきても耐えられるように補強工事をしていたということです。
管理事務所によりますと、ブロック面は工事の前から崩れかけていて、近くを立入禁止にしていたということです。
https://news.goo.ne.jp/article/htb/nation/htb-13133.html
9月14日18時10分にYAHOOニュース(STV)からは、重機で入れた砂利を穴の中でならしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌・南区の藻南公園で、石壁の補強作業中に石が崩れ、作業員の男性が下敷きになる事故がありました。
事故があったのは札幌市南区川沿の藻南公園内です。
14日午前11時40分ごろ、公園にある石壁の補強作業をしていた札幌・白石区の池口さん(69)が、崩れてきた石の下敷きになりました。
池口さんは意識不明で病院に搬送されました。
警察によりますと、現場ではもともとあった石壁を補強するため、重機で砂利を入れる作業中でした。
池口さんは穴の中で砂利をならす作業をしていたということです。
公園にある石壁の高さは2メートルから3メートルで、作業は4人で行っていたといいます。
警察で、詳しい事故原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5c6e4b9851bff923352773cddb544b22861f480
9月14日14時21分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、重機が掘った穴に砂利を詰めていたところ穴の中に石が崩れてきたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、藻南公園では、数人の作業員が石壁の補強工事をしていて、男性は、重機が掘った穴に入って砂利を詰めていました。
警察は、男性が作業中、穴の中に石が崩れてきたとみて、引き続き、事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fc6c9485e667e3b48731a96b025edacc3c9a5c9
2021年8月4日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島・いわき労働基準監督署は、ホッパー内の作業時の危険防止措置を怠ったとして清掃業のF産業㈱(東京都中央区)と、現場で安全管理を担当していた同社の班長を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで福島地検いわき支部に書類送検した。
ホッパー内で作業していた53歳の男性労働者が微粉炭に埋没し、死亡する災害が発生している。
災害は令和2年12月15日、福島県いわき市の発電所建設工事現場で発生した。
同労働者は、ホッパーの試運転後に溜まった微粉炭をホースで吸い出すため、深さ13メートル、直径4メートルほどのホッパー内に入った。
縄梯子を伝って微粉炭が溜まった底付近まで降り、ホースで吸い出そうとしたところ、何らかの原因で微粉炭内に転落したとみられている。
労働者は声を出して助けを呼んだが、ホッパーの入口は1人分が入れるマンホールのみで、中は暗くてほとんど見えない状態だった。
外にいた作業員は異変に気が付いたが、上手く助け出すことができず、労働者は深さ3メートルまで溜まった微粉炭に埋まったとみられる。
同社は、労働者が埋没するおそれがあったにもかかわらず、墜落制止用器具を使用させていなかった疑い。
https://www.rodo.co.jp/column/109019/
2021年8月2日18時30分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年7月、筑西市上野の農協の倉庫で、結城市の派遣社員、渡邉さん(男性、当時74歳)が、倉庫内に積んであった麦が入った袋を運ぶ作業をしていたところ、積まれていた袋が荷崩れを起こし、下敷きになって死亡しました。
筑西労働基準監督署によりますと、袋を積み上げる際に一定の高さを超える場合は、袋をロープで縛ったり網を張ったりするなどの安全対策が法律で義務づけられていますが、この倉庫ではこうした対策を行っていなかった疑いがあるということです。
このため筑西労働基準監督署は2日、倉庫を管理していた「北つくば農業協同組合」と、倉庫の管理責任者だった関城支店の58歳の審査役を労働安全衛生法違反の疑いで水戸地方検察庁下妻支部に書類送検しました。
労働基準監督署の調べに対し審査役は容疑を認め、「安全対策を行っておらず、重大な事故になり反省している」という趣旨の供述をしているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20210802/1070014018.html
2021年5月28日0時57分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後6時すぎ、本部町崎本部にある本部港の敷地内の倉庫で、男性作業員が、スライド式の扉を閉めようとしていたところ、扉が倒れてきて下敷きになりました。
警察によりますと、扉は、高さ約5メートル、幅約4メートル、厚さ10センチの鉄製で、1トン以上の重さがあり、男性作業員は救急車で病院に運ばれましたが、約1時間後に死亡しました。
亡くなったのは、倉庫を利用する物流会社のアルバイト、小幡さん(男性、67歳)で、同僚と2人がかりで扉を内側と外側の双方からスライドさせようと押していたところ、内側に倒れてきたということです。
警察は、扉が倒れた詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20210528/5090014258.html
5月28日12時15分にYAHOOニュース(沖縄テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
※文章部分は転載省略。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e6a2c0edb127c4db8ba7d45b2e7bab14189b7e5
(2021年7月1日 修正1 ;追記)
2021年6月29日12時14分にYAHOOニュース(琉球新報)からは、閉まりにくかったため修繕工事の準備中だったが扉が倒れることまでは想定していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月27日に本部港内の倉庫で男性が鉄製の扉の下敷きとなって亡くなった事故について、沖縄県は6月28日、本部町から扉を修繕するよう複数回にわたって、要望を受けていたことを明らかにした。
県議会6月定例会一般質問で仲里全孝氏(沖縄・自民)に答えた。
事故は本部港の倉庫で、扉を操作した際、重さ1トンを超える鉄製の扉が何らかの原因で倒れ、男性が下敷きとなった。
県によると、事故が起きた倉庫は県の施設で、木材や飼料などを運び一時保管するために使用されていた。
県は維持管理や施設の使用許可について、本部町に権限を移譲していたが、昨年1月以降、町から「扉が閉まりにくい」などとして修繕要望を受けていた。
県は今年4月に専門業者から見積もりを取り、修繕工事の発注に向けて準備を進めていた。
県警が事故原因を捜査している。
県の島袋土木建築部長は、「扉が閉まりにくい状況等がある中で、扉が倒れることは想定されず、使用禁止する判断には至らなかった。捜査の経過を見守りたい」と述べた。
謝花喜一郎副知事は、「あってはならないことが起きてしまった。捜査中とのことだが、原因を含めて、県としてもしっかり検証する必要がある」との見解を示した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/782c0708386d054f556971b809ea91587af13d55


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。