2022年10月17日13時36分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前9時半ごろ、北海道夕張市清水沢1丁目にある浄水場の工事現場で、「土砂が崩れて作業員2人が埋まった」と119番があった。
栗山署によると、2人は救助されて病院に搬送され、70代ぐらいの男性が死亡したほか、30代ぐらいの男性が腰まで土砂に埋まったが、意識はあるという。
署などによると、浄水場の配管を増設する工事のため、午前8時ごろに4人で作業を開始。
当時は重機で溝を掘る作業をしていたという。
現場は夕張市役所から南東に約5・7キロの山間部にある「清水の沢ダム」の近く。
2人が埋まったとみられる溝を警察官や現場関係者が詳しく調べていた。
https://www.sankei.com/article/20221017-TOZIDNXGW5NQVEJSELYSRZEEQ4/
10月17日20時49分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、2人は穴の中でスコップを使って土を掘っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道夕張市にあるダムのそばの浄水場では、配管を増設するため、地面に穴を掘る作業が行われていました。
しかし、17日、その穴の辺りに警察官の姿が……。
現場は、物々しい雰囲気に包まれていました。
この日午前9時半ごろ、工事現場の関係者から「作業員が土に埋まっている」と、消防に通報がありました。
消防と警察によると、作業員2人が土砂崩れに巻き込まれ、そのうち、作業員の藤井さん(男性、75歳)が心肺停止の状態で搬送され、その後、死亡が確認されました。
また、39歳の男性も体の半分ほどが埋まりましたが、意識はあり、病院に搬送されました。
2人は、地面の穴の中で、スコップで土を掘っていたということです。
警察は、業務上過失致死傷の疑いを視野に、事故の原因や当時の状況を調べる方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c31b10fd6e8543c59bdc19ec4822317cd2a58967
10月17日18時2分にNHK北海道からは、もう1人は軽傷だった、溝の深さは約2.5mで手作業で掘る必要が生じていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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もう1人の夕張市南清水沢の会社員、石川さん(39)は軽傷だということで、病院で手当てを受けています。
警察によりますと、溝は深さおよそ2.5メートルで、現場では重機を使って溝を掘る作業が行われていましたが、手作業で掘る必要が生じたため2人が溝の中に入り、土砂に巻き込まれたということです。
夕張市によりますと、市から委託された業者が工事を行っていたということで、警察や消防が詳しい状況を確認しています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20221017/7000051583.html
10月17日 21時00分に朝日新聞からは、死亡した男性は脇の下まで土砂に埋まっていた、市の水道事業はPFI事業化され民間が維持管理しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道警によると、作業員3人が重機で地面を掘削しながら排水管の埋設作業をしていた。
藤井さんと39歳の男性が掘削した場所に降りて作業をしていたところ、壁面の土砂が崩れた。
救出される際、藤井さんはわきの下まで土砂に埋まった状態だったという。
清水沢浄水場は夕張市が所有し、市が管理する取水用の清水の沢ダムの約30メートル下流にある。
市土木水道課などによると、市の水道事業には2012年春、公的施設の建設や維持管理などに民間の資金や技術を活用する「PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)」事業が導入された。
受託した日立製作所など3社が出資して設立した「ゆうばり麗水」が、老朽化した清水沢浄水場など2カ所を建て替え、運転・管理を担ってきた。
PFI事業導入の背景には、炭鉱閉山による人口減少に伴い、水道事業の規模を縮小しながら維持することがあった。
北海道内では初の水道のPFI事業だった。
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https://www.asahi.com/articles/ASQBK629BQBKIIPE00R.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。