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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201764日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7184/

 

 

(2018年3月22日 修正2 ;追記)

 

2018315911分に朝日新聞から、2審判決を受け入れ賠償金を支払った市は業者への工事費支払い額から賠償額を差し引くという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3142142分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

裁判で敗訴して賠償金を支払った市が、その後、「事故の過失は(男性を雇用していた)建設会社にある」と主張し、この業者への工事代金約9300万円を支払わないと通知していたことがわかった。

 

業者側は事故の責任を認め、賠償金の負担割合の話し合いを求めたが、市が応じる見込みがないため13日、津簡裁に民事調停を申し立てた。

「一方的な通知で困惑している。裁判所は市の責任を認めており、会社に全額を求めるのは司法判断の軽視だ」と話している。

 

市によると、この業者が受注し、今年3月末までに完了する別の市道工事3件(契約額約1億1800万円)のうち、前金を除く代金約7200万円を支払わず、相殺で「肩代わり」させる方針という。

さらに、残りの約2千万円分についても、今後の受注工事の代金から差し引く考えだ。

 

裁判資料によると、労災事故は、道路工事の掘削作業中に石積みの壁が崩落し、作業員男性(52)が左足を切断する大けがをしたというもの。

男性は、安全を確保する義務があったとして市を相手取り、治療費や慰謝料などの支払いを求めて津地裁に提訴した。

 

市は「安全確保の義務は一義的には業者にある」などと主張したが、地裁判決は、事故前日に現場を確認した市職員が崩落の危険性を認識していたのに、具体的な安全対策や工事の一時中止を指示しなかったなどとして、市の過失を認定。支払いを命じた。

 

市は控訴したが、二審・名古屋高裁も市の責任を認めた。

市は上告せず、今年1月に利子を含めた約9300万円を男性に支払った。

 

だが、市は「受注者が裁判で被告とされなかったことから、本市にのみ支払いが命じられた」などと主張。

1月末に業者側に相殺を求める通知書を送ったという。

 

市は取材に「業者に対しては、市に過失があるとは考えていないので、全額を求償する」と説明している。

 

 

【横山信二・広島大名誉教授(行政法)の話】

 

市の方針は、国家賠償法に基づいて市の過失を認めた司法判決をないがしろにする行為だ。

市側に責任がないと主張するなら、最高裁に上告して司法の判断を仰ぐべきだった。

 

特定の業者が賠償金を全額負担すれば、本来は市が支払うべきお金を肩代わりすることにつながる。

今後の入札の公平性にも疑念を生じかねない。

 

出典

発注工事で労災、津市敗訴…賠償金肩代わりを業者に要求

https://www.asahi.com/articles/ASL3D6227L3DONFB00X.html 

『受注会社に賠償金負担請求 労災事故訴訟で敗訴の津市』

http://www.sankei.com/west/news/180314/wst1803140099-n1.html 

 

 

 

(2020年1月17日 修正3 ;追記)

 

2020117100分に伊勢新聞から、業者が起こした訴訟に対し市の責任割合を2割とする判決がくだったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、1報ともどもタイトルも修正した)

 

三重県津市発注の道路工事で作業員が左足を切断した事故を巡り、作業員への賠償金を支払った市が事故の責任は請負業者のS建設(同市)にあるとして、同社と契約した別の工事の支払代金から賠償金と同額を天引きしたことに対し、同社が市に未払い報酬の請求を求めた訴訟で、津地裁は16日、事故の責任割合は同社が8割、市が2割とする判決を言い渡した。

 

判決によると、事故は平成24316日に発生。

同市美杉町下之川の道路工事で、作業員の男性が崩れた石積みと地面の間に挟まれ、左足を切断した。

 

男性は市が安全確保を怠ったとして、損害賠償を求める訴訟を起こし、約9300万円の支払いを命じる二審・名古屋高裁の判決が確定した。

 

一方、市は事故の責任は同社にあるとして、別の工事の報酬から賠償金として男性に支払った額と同額を天引きして相殺。

 

これを受け、同社は307月、未払い報酬の支払いを求め、市を提訴した。

 

判決では事故の責任について、同社と市の共同不法行為の成立を認定。

その上で、過失割合を同社が8割、市が2割とした。

 

同社が求めていた未払い報酬の請求を一部認め、市に約2347万円の支払いを命じた。

 

https://this.kiji.is/590709816405492833?c=39546741839462401

 

 

 

 

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201831186分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午後4時すぎ、茨城県鉾田市飯名の下水道工事の現場で土砂が崩れ、作業をしていた男性が土砂に埋まった。

男性は茨城県鹿嶋市に住む土木作業員のOさん(男性、58歳)で、すぐに救出され病院に運ばれたが、午後6時すぎに死亡が確認された。


警察によると、現場では10日の午前中から作業員6人で道路に下水道管を通す工事をしていて、深さ1m70cmの穴を掘り、中で作業をしていたところ、周りの土砂が崩れたという。


現場は、鉾田市役所から北西に500mほど離れた、田畑の中に住宅が点在する地域。

警察は、一緒にいた作業員から事情を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べている。

 

出典

下水道工事で崩落 作業員死亡

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20180311/1070001988.html 

 

 

312日付で朝日新聞茨城版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

掘った穴の中でOさんが土砂をかき出していた時に、周りの土砂が崩れたという。

 

 

 

 

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20181251918分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

126727分にNHK福岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

25日午後1時50分ころ、宮若市福丸の「錦橋」近くで堤防の工事をしていたところ、60代の作業員の男性が、崩れてきた土砂に埋まった。
消防によると、男性はおよそ10分後に救助され病院で手当てを受けていたが、25日夜、死亡した。


工事を発注した国交省遠賀川河川事務所によると、現場では、堤防の外側に水路を造る作業が行われていて、男性は、水路を造るために掘られた高さ3mほどの穴の中にいたところ、周囲の斜面が崩れたとみられるという。
警察が、当時の詳しい状況を調べている。


同事務所によると、この工事は、遠賀川にかかる錦橋のうち、今は使われていない古い橋を撤去するための工事で、去年10月14日からことし3月20日までの工期で行われていた。

古い橋の撤去はすでに終わり、現場では、川の堤防を深さ3mほどまで堀り、その穴の中にコンクリート製の新しい水路を埋め込む工事が行われていたという。


男性は、この水路の脇にいて、周囲の斜面の土砂が崩れてきたという。

 

出典

作業員土砂に埋まり意識不明

https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20180125/4713071.html 

 

 

1252044分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、男性は幅、深さいずれも2~3mの排水路を掘削する作業に関わっていた。

 

近くにいた別の作業員が土砂が崩れたような音に気付き、通報した。

 

出典

『土砂に埋もれ作業員重体、排水路掘削現場 福岡』

http://www.sankei.com/west/news/180125/wst1801250097-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKの映像によれば、溝状の排水路は映っているものの、穴は見当たらない。

掘削中の排水路の中にいて・・・ということだったのかもしれない。

 

 

 

(2018年2月13日 修正1 ;追記)

 

2018126日付の西日本新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。

 

国交省遠賀川河川事務所によると、現場では堤防の拡幅に伴い、新たな排水路を設置する工事を進めていた。

 

男性は、深さ約3m、幅1.4mに掘られた穴の中で、既設の水路と新しい水路をつなぐ作業をしていた。

 

警察によると、当時は男性を含めて10人の作業員がおり、1人は「午後1時ごろの作業開始から30~40分後に土砂が崩れる音が聞こえた」と話しているという。

 

 

 

 

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20181102049分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午前11時50分ごろ、香川県丸亀市綾歌町富熊の中大束川の護岸改修工事現場で、同県東かがわ市の建設作業員、Tさん(男性、44歳)が重さ約1トンの鉄板の下敷きになり、搬送先の病院で出血性ショックで死亡した。

 

警察は、鉄板(縦約3m、横約1.5m、厚さ約3cm)をパワーショベルとワイヤで引き上げる作業中に鉄板が落下したとみて、原因を調べている。

 

Tさんは、ワイヤの固定器具を鉄板に取り付ける作業を担当していた。

 

出典

『重さ1トンの鉄板の下敷きに、作業員男性死亡 香川・丸亀』

http://www.sankei.com/west/news/180110/wst1801100092-n1.html 

 

 

1101731分にNHK香川からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午前11時50分ごろ、丸亀市綾歌町を流れる中大束川の護岸の改修工事現場で、護岸を補強するための鉄板を大型の機械でつり上げて回収していたところ、この鉄板が倒れた。


この事故で、東かがわ市吉田の建設作業員、Tさんが下敷きになり、丸亀市内の病院に運ばれたが、およそ1時間半後に死亡が確認された。


警察によると、倒れた鉄板は高さが3m余り、幅が1.5mで、重さがおよそ1トンあり、Tさんは鉄板をつり上げる装置を取り付けていたという。

 

出典

倒れた鉄板の下敷きに 男性死亡

https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20180110/8030000161.html 

 

 

 

 

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201818日付で朝日新聞山梨全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

鳴沢村の製材会社「S工業」の作業場で6日午後2時40分ごろ、社員のKさん(57)がダクト内でおがくずに埋もれた状態でいるのが見つかったと119番通報があった。

 

Kさんは甲府市内の病院に運ばれたが、死亡が確認された。

警察によると、死因は窒息死。

 

Kさんは作業場で、おがくずを取り除いて運び出す作業をしていたとみられる。

 

 

 

 

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201711222229分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

22日正午すぎ、白老町北吉原のコンクリートの材料となる砂を製造している「K工場」で、関連会社の作業員で白老町のさん(男性、80歳)が、上半身が砂に埋まった状態で見つかった。
Hさんは町内の病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。


警察によると、Hさんは砂を運ぶベルトコンベヤーに砂を供給する「ホッパー」と呼ばれる設備の下で見つかり、このホッパーは22日午後、点検する予定になっていたという。


休憩時間になってもHさんの姿が見えないことから同僚が探していたということで、Hさんが1人で何らかの作業をしていたとみられるという。


警察と労基が詳しい状況を調べている。

 

出典

コンクリート工場で作業員死亡

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20171122/5952831.html 

 

 

 

 

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201711132013分に日テレNEWS24から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11141120分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

茨城県神栖市の工場で、飼料タンクを清掃していた73歳の男性がトウモロコシに埋もれて窒息死する事故があった。
事故があったのは、茨城県神栖市にある飼料製造工場。

 

警察によると13日午前10時半すぎ、清掃作業をしていた鹿嶋市の男性が、飼料を貯蔵するタンク内で落ちてきたトウモロコシに埋もれた。

数時間後に救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

死因は、胸を圧迫されたことによる窒息死だった。

 

当時、男性は深さ約20mのタンクの底で別の男性作業員と作業中で、タンクの壁に付いたトウモロコシの大きなくずを取り除こうとしていたという。


警察は、男性の上にトウモロコシのくずが落ち、埋もれて窒息死した可能性があるとみて調べている。

 

出典

トウモロコシに埋もれ窒息死 タンク清掃中

http://www.news24.jp/articles/2017/11/13/07377838.html 

『サイロ清掃中の男性、飼料に埋もれ死亡 茨城・神栖』

http://www.sankei.com/affairs/news/171114/afr1711140012-n1.html 

 

 

 

 

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20171114145分に読売新聞から、現場の写真や転落時の状況解説図付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11131956分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午前10時20分頃、堺市中区平井の市立平井中学校でグラウンドの一部が突然陥没し、ハンドボールの授業中だった2年の女子生徒(13)が落下。地面を踏み抜くように首まで穴にはまった。。

さらに、別の女子生徒(14)と女性講師(23)も次々と穴に落ちた。

 

女性講師は自力で脱出し、生徒1人を引き上げて救出。

他の生徒がもう1人を引き上げた。

 

生徒2人は足に擦り傷や打撲などの軽傷。

女性講師にけがはなかった。

 

市教委の発表では、穴は縦2.4m、幅0.8m、深さ5.4m。

最初に落ちた生徒を助けようと、別の女子生徒と女性講師が駆け寄ったところ、足元が崩れて落下したという。

 

穴の中には水がたまっており、深さ約3.4mあった。

最初に落ちた生徒は、あご付近まで穴にはまったが、地表から約1mに水はけ用の排水管(直径7.5cm)があり、これに足などが引っかかるなどして、底まで落ちるのを免れた可能性がある。

 

市教委は穴の周囲をフェンスで囲い、グラウンドの使用を中止。陥没の原因を調べる。

 

平井中は1985年開校で、以前は田だった。

陥没した穴の側面に木片があり、もともと井戸などがあった可能性があるという。

 

出典

『体育授業中に運動場陥没、中2女子ら3人はまる』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171113-OYT1T50106.html?from=ycont_top_txt 

『授業中に運動場が陥没、中学生2人軽傷 深さ最大5m超』

http://www.asahi.com/articles/ASKCF5WZ1KCFPPTB00K.html 

 

 

 

(2017年12月5日 修正1 ;追記)

 

2017122818分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

市は1日、全面使用禁止にしていた運動場について、4日から、陥没した箇所を除き、一部使用再開すると発表した。

 

市によると、事故後の調査で、運動場には同校造成前に井戸があったとみられる箇所が、陥没した場所以外に2カ所あったことが判明。

そこでは空洞が確認されず、これ以上の陥没の危険性はないと判断したという。

 

陥没した場所周辺は現在フェンスで囲われており、今後、専門家らが状況を確認した後、穴を埋め戻す予定。

 

出典

『陥没の運動場 穴周辺を除き使用を再開、堺市立中学校』

http://www.sankei.com/west/news/171202/wst1712020019-n1.html 

 

 

 

(2018年1月20日 修正2 ;追記)

 

20181181726分にNHK関西から、浅い部分の空洞は地下水の浸食が原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市は調査の結果、地下2.5mほどまでの部分については、地下水の浸食で空洞ができたことが陥没の原因と考えられると結論づけた。
ただ、それより深い部分については、「空洞ができた原因は特定できなかった」としている。

 

堺市は、調査のため手つかずだった復旧工事を19日から始め、来週の月曜日、22日には運動場を全面で利用できるようにするという。

 

出典

中学校の運動場陥没 復旧へ

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180118/4495662.html 

 

 

1191023分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市教委が陥没部分の調査をしたところ、地下に井戸とみられる遺構が残っていることを確認。

地中部分が地下水の浸食で空洞状態になっていたため、運動場の表層部分が陥没したとみられる。

 

市では、再び陥没しないよう、直径数mmの小石で埋め戻した上で、地表に土をかぶせるという。

 

出典

『陥没した中学校運動場、埋め戻し工事、全面開放へ 原因は地下水の浸食か 堺・平井中』

http://www.sankei.com/west/news/180119/wst1801190029-n1.html

 

 

1181939分にABC NEWSからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

その後の調査で、運動場の地下から、学校の建設前に使われていた古い井戸が見つかり、市は、陥没との関連を調べていた。

 

そして18日、「井戸の内部が空洞になっていたため陥没が起きた」という調査結果を発表。

しかし、空洞が出来た時期や原因は不明としている。

 

出典

堺市中学校グラウンド陥没 原因特定出来ず

https://www.asahi.co.jp/webnews/abc_2_009_20180118009.html 

 

 

 

 

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20171171228分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

118日付で大分合同新聞から、1171139分にNHK大分から、118日付で朝日新聞(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午前4時40分頃、大分県中津市一ツ松の国道213号で行われていた下水道管の敷設工事現場で、地下約4mの深さに掘った穴の側面の土砂が崩落。

中にいた同県宇佐市城井の作業員、Kさん(男性、76歳)が生き埋めになり、約20分後に救出されたが、搬送先の病院で約1時間50分後に死亡が確認された。死因は多発肋骨骨折による外傷性気胸。

近くで作業をしていた中津市の男性作業員(47)も胸などに軽傷。

 

警察などによると、深さ約4m、幅約1.5m、長さ約4~5mにわたって掘り下げ、事故当時、作業員10人のうち5人が穴の中にいたという。

Kさん以外は自力で脱出したり、他の作業員によって救出されたりしたという。

 

警察や消防などによると、工事は下水道を延長するため路面の下に新しい下水道管を敷設するもので、市が発注。

今年4月から夜間に片側通行止めにして実施していた。

 

死亡したKさんたちは、6日午後9時ごろから、マンホールと下水道管をつなぐ作業をしていた。

警察によると、穴の側面には土砂の崩落を防ぐパネルが取り付けられていたといい、パネルがない部分の土砂が崩れた可能性があるという。

 

県警は午後に実況見分を行い、安全対策に問題がなかったか調べる。

 

現場はJR日豊線・中津駅から南東に約1.8kmの市街地。

 

出典

『地下4mの穴、土砂崩れで生き埋め作業員死亡』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171107-OYT1T50029.html

『下水道工事中に土砂崩れ 中津、作業員2人死傷』

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/11/07/131603310

下水道管工事で土砂崩れ1人死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5075489671.html

 

 

 

(2018年5月3日 修正1 ;追記)

 

2018521520分にNHK大分から、作業遅れにより土留めなしで工事したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

去年11月、中津市で行われていた下水管の埋設工事の現場で、地面に掘られた深さ4mほどの四角形の穴が崩れ、作業員の男性2人が土砂に埋まって、1人が死亡し1人が軽いけがをした。


中津労基署によると、この現場では穴が崩れてこないよう内側から壁面に板を当てる「土留め」と呼ばれる安全対策が講じられていなかったという。


このため同署は、工事を請け負っていた市内の土木工事会社「T工業」と安全管理の責任者だった60歳の工務部長を2日、労安法違反の疑いで書類送検した。


会社側は調べに対し、「作業の遅れがあったので土留めを行わずに工事に入った」などと話し、容疑を認めているという。


この事故をめぐっては、警察も業務上過失致死傷害事件として捜査を進めている。

 

出典

下水道工事で死亡事故 書類送検

https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20180502/5070000550.html

 

 

 

 

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201710261234分にNHK広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

26日午前9時半すぎ、福山市大門町野々浜にある建設会社の砕石場で、「作業員の男性2人が残土に埋まった」と消防に通報があった。


警察と消防によると、このうち40代の男性1人がおよそ30分後に土砂の中から救助されたが、もう1人は見つかっておらず、消防などが現在、救助活動を続けているという。
救助された男性は病院で手当てを受けているが、搬送される際、意識はあったという。


警察によると、土砂をためるため高さ数メートルに積み立てられたコンクリートブロックが崩れ、ブロックの上で作業をしていた2人が巻き込まれたとみられるという。


また、建設会社によると、現場ではプラントをつくる工事が行われていて、事故に遭った2人は下請け会社の作業員だという。


警察と消防は救助活動を急ぐとともに、詳しい状況を調べている。

 

出典

砕石場で作業員土砂に埋まる

http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20171026/5159031.html

 

 

1026日付で毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

26日午前9時半ごろ、広島県福山市大門町野々浜の土木会社「M組」の砕石場から、「土砂が崩れて作業員2人が生き埋めになった」と119番通報があった。

 

警察によると、下請けの建設作業員、Oさん(男性、61歳)=岡山県井原市=が死亡。別の男性作業員(49)=福山市=が全身を強く打ち、病院に搬送された。命に別条はないという。

 

警察などによると、2人が高さ約10mの高台上で重機などを使って産廃置き場の整地作業をしていたところ、足元のコンクリートブロック(長さ1.5m、幅70cm、高さ90cm、重さ約2トン)が突然崩れ、土砂やブロックに巻き込まれたという。

 

男性は約30分後に消防に救助され、Oさんは約4時間後に心肺停止の状態で発見された。

 

警察は、業務上過失致死傷の疑いも視野に原因を調べている。


現場はJR東福山駅の南東約4km。

 

出典

『土砂崩れ 採石場で生き埋め 2人死傷 広島・福山』

https://mainichi.jp/articles/20171027/k00/00m/040/089000c

 

 

1027日付で朝日新聞(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察などによると、現場は山状の土砂が崩れないように重さ約2トンのコンクリートブロックを積み重ねて側面から押さえられており、事故当時、男性らは土砂を上から固めるなどの作業をしていた。

 

 

10261727分に産経新聞westからは、ブロック積みの状況がよく分かる写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

油圧ショベルなどを使って土砂の拡張整地作業をしていたところ、コンクリートブロックや土砂が崩落した。

 

出典

『土砂崩れで不明の男性死亡 広島県福山市の砕石場』

http://www.sankei.com/west/news/171026/wst1710260076-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇大門町野々浜は福山湾に面した場所で、近くにはJFEの製鉄所がある。

 

〇産経新聞west掲載写真によると、現場では高さ10m近くまでコンクリートブロックが積み上げられ、その一角が崩れて土砂が流出している。

 

 

 

 

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2017927日付で仙台放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

27日午前、宮城・仙台市宮城野区の仙台港にある保管用のタンクで、作業員が生き埋めになる事故があり、24歳の男性が死亡した。

事故があったのは、宮城野区港4丁目の倉庫会社「Sサイロ」。

 

27日午前10時半ごろ、トウモロコシの粉末を保管する「サイロ」と呼ばれるタンク内に「男性が生き埋めになった」と、119番通報があった。

 

この事故で、宮城野区安養寺の男性(24)が、およそ2時間後に助け出されたが、駆けつけた医師により、その場で死亡が確認された。

 

警察によると、このサイロには、家畜の餌の原料として、トウモロコシの粉末などが保管されていたという。

 

事故当時、男性は、別の作業員とともに、サイロの底の部分で清掃作業にあたっていて、その際、壁についていた粒状のトウモロコシが大量に崩れ落ち、下敷きになったものとみられている。

ほかの作業員に、けがはなかった。

 

事故が起きたサイロは高さおよそ40mの円柱型で、底はすり鉢状になっているという。


警察が、事故のくわしい原因を調べている。

 

出典

『サイロで生き埋め 男性(24)死亡』

http://ox-tv.jp/nc/smp/article.aspx?d=20170927&no=27 

 

 

 

 

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20178152333分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8152255分にTBS NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午後4時45分ごろ、沖縄県北中城村安谷屋の普天間川の護岸工事現場で石や岩が崩れ落ち、作業員3人が巻き込まれた。

うるま市のHさん(男性、47歳)が死亡し、56歳と74歳の男性もけがを負った。

警察が事故原因を調べている。

 

警察や消防によると、川沿いに駐車場をつくるため、そばの斜面に重機で土留め用の岩石を積み上げて擁壁を整備する工事を進めている時に、岩石が崩れたという。

 

現場では、広い範囲にわたって大型の石材が崩れ、岩の下敷きになったHさんが死亡。別の男性は岩石と一緒に川まで落下し、もう一人は岩石に足を挟まれて病院に運ばれた。

 

出典

『護岸工事現場で岩が崩落、作業員3人死傷 沖縄・北中城』

http://www.asahi.com/articles/ASK8H6SK0K8HTPOB001.html 

沖縄の工事現場で積み石崩れる、1人死亡2人けが

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3130977.html 

 

 

817630分に琉球新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

建築構造が専門の琉球大学工学部のカストロ・ホワン・ホセ教授は16日、崩落事故現場を視察し、「こんな現場はこれまで見たことがない。何の補強もせずに約7、8mの高さまで石を積みあげることは大きな問題だ。崩れるべくして崩れた」と指摘した。

 

東京に本社があるゼネコンで15年間、勤務した経験もあるカストロ教授は、事故の原因について、これほどの高さの石積みを外側から押さえる対策を取らなかったため、石積みの横の仮設道路を通っていた無限軌道の振動などが影響し、崩落を引き起こしたという見方を示した。


さらにカストロ教授は、「安全管理が全くできていない」と、業者の問題を指摘。

「業者が工事を行うにあたって事前の手続きをきちんと行っていたのか。労基署に対し、出すべき書類を提出していたのか、調べる必要がある」と述べた。

 

一方、行政側についても、「審査を行い、業者にどのような指摘をしていたのか。このような設計であれば、自分が行政の立場なら絶対に認可しない」と、工事を巡る行政側の対応も明らかにする必要があるとの考えを示した。


事故の背景についてカストロ教授は、「県内の業者はぎりぎりのところでやっている。請負金額が安く、利益の薄い工事を受注してしまうと、結果的に利益を奪う仮設工事の費用が安く抑えられてしまう」と指摘。

「作業員はおそらく危険性を認識していただろうが、『自分は事故にあわない』という自信もあったのかもしれない。かわいそうなのは作業員だ」と述べ、構造的な問題を解決する必要があるとも訴えた。

 

出典

『北中城・積み石崩落 専門家「崩れるべくして崩れた」 補強法に疑問』

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-556720.html 

 

 

 

(2017年9月18日 修正1 ;追記)

 

2017816日付の沖縄タイムス紙面に、石のかみ合わせが悪かった可能性ありなど、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

事故に巻き込まれた3人は、斜面に積み上げられた石の上で作業中、何らかの原因で足場が崩れ、事故に巻き込まれたという。

 

現場の裏手に住む女性(36)は、「小さい岩が混じっていたり、かなり高い足場を組んだりして、怖かった。家の方まで崩れないか心配だ」と声を落とした。

 

現場は岩が崩れ落ち、捜索作業は困難を極めた。

発生から約2時間半が過ぎた午後7時20分ごろ、崩落の2次災害が起きないよう、大型クレーンを使い、直径1mの岩を1つ1つ慎重に取り除く作業が始まった。

 

日も暮れた同50分ごろ、ライトが暗闇の現場を照らす中、消防隊員らによって、岩の間から亡くなったHさんの遺体が引き上げられた。

 

事故を知り、駆け付けた地元・石平自治会の会長は、「業者がやるから大丈夫と思っていたが、高さもあるし圧力もかかるので、持つかなという心配もあった」と述べた。

 

Hさんは15年以上のキャリアがあり、現場指揮などで力を発揮。

前職は造園業で、石積み作業の経験もあったという。

 

 

(石積みの構造に詳しい琉球大学の藍檀オメル教授(岩盤力学)の話し)

 

事故現場の写真を見た上での判断だが、石と石のかみ合わせが良くないように見える。

詰まれている石は加工されていない丸っこい形が多く、積んでいくうちに下部からずれ出し、全体的なずれが生じて崩落につながった可能性がある。

 

擁壁自体が低ければ大丈夫かもしれないが、業者側が9mの高さまで積み上げる計画をしていたならば問題があるのではないか。

 

また、下部の石の上に、より大きな石が積んである様子も見られるが、普通は逆で、土台部分に大きな石を積んで安定させないといけない。

 

擁壁そのものの重さに耐えきれず、崩れた可能性もある。

 

 

 

(2018年10月30日 修正2 ;追記)

 

201810291647分にNHK沖縄から、初公判で検察は「安くて期間が短くて済む手法で工事を進めた」と指摘したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

業務上過失致死傷などの罪に問われている、工事を行った建設会社の社長の初公判が開かれ、社長は起訴された内容を認めた。

うるま市にある建設会社、「O産業」の社長、I被告(73)は、去年8月、北中城村安谷屋の駐車場を造成する工事現場で岩や石が崩れ、作業員1人が死亡、1人がけがをした事故について、崩落を防ぐための安全対策を怠ったなどとして、業務上過失致死傷と労安法違反の罪に問われている。


29日、那覇地裁沖縄支部で開かれた初公判で、I社長は「そのとおりです」と述べ、起訴された内容を認めた。


検察は、「安くて、期間が短くて済む手法で工事を進め、必要な安全対策を怠り、作業員を死傷させた罪は重い」などと指摘し、社長に禁錮2年を求刑した。
また、労安法違反の罪に問われている会社に罰金50万円を求刑した。

出典

工事現場崩落事故 社長の初公判

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20181029/5090004803.html 

 

 

 

 

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20177152236分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午後5時15分ごろ、岡山県倉敷市尾原の岩盤掘削現場で、作業をしていた土木工事会社社員の男性(56)が重機ごと土砂に埋もれたと、119番があった。

男性は救助隊員に救出されたが、現場で死亡が確認された。

 

警察によると、男性は同日午前8時から、岩盤に火薬を込めるため、重機で穴を開ける作業を1人でしていた。

終了時刻に戻らなかったため、様子を見に行った現場責任者が発見した。

 

警察は、安全管理に問題がなかったか、工場関係者から事情を聴いている。

 

出典

『岩盤掘削中の男性死亡 倉敷』

http://www.sankei.com/west/news/170715/wst1707150095-n1.html 

 

 

 

 

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2017712日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

さいたま労基署は12日、労安法違反の疑いで、東京都荒川区の清掃業「Y社」と現場責任者の男(59)を書類送検した。

 

書類送検容疑は、昨年3月21日、さいたま市見沼区膝子の同市東部環境センターのごみ焼却施設で、堆積した焼却灰が崩壊する怖れがあると知りながら、安全確認や危険防止措置を取らず、貯蔵容器内で作業員男性=当時(60)=らに作業させた疑い。

男性は崩れ落ちてきた灰に全身が埋まり、搬送先の病院で死亡が確認された。

 

貯蔵容器内はろうと状で、縦約4m、横約3m、高さ約3m。

焼却灰は容器の上部に設置された約5mの複数の管などから流れ落ち、高さ約1m堆積した。

当時、2人の作業員が働いていたが、もう1人は無事だった。

 

同社と現場責任者の男は、「危険への配慮が足りなかった」と容疑を認めているという。

 

出典

『男性死亡、ごみ焼却施設で灰に埋まり さいたま労基署が業者書類送検』

http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/07/13/02_.html 

 

 

 

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2017626日付で秋田朝日放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

男鹿市の自動車修理工場で、作業をしていた男性が車の下敷きになり死亡した。


警察によると、午後3時すぎ、男鹿市船越の自動車修理工場でKさん(男性、33歳)が車の下敷きになっているのを知人が見つけ119番通報した。

 

Kさんは意識がなく病院に運ばれたが、胸を強く圧迫されていて、およそ1時間後に死亡が確認された。

 

Kさんは1人で車両をジャッキアップし、車両の下に入り込んで点検作業をしていて、警察では、何らかの原因でジャッキが外れ下敷きになったとして、当時の状況を調べている。

 

出典

車の下敷きになり男性死亡 男鹿市の自動車修理工場

https://www.aab-tv.co.jp/news/aab_shownews.php 

 

 

 

 

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2017623日付で朝日新聞山形版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

南陽市川樋の東北中央道の工事中の大洞トンネルで、21日午後9時20分ごろ、「岩盤が崩落し、1人が生き埋めになった」と、工事関係者から119番通報があった。

 

警察によると、作業をしていた南陽市の作業員の男性(48)が岩盤の下敷きになり、左腕と腰の骨が折れる重傷。

労災事故として警察は22日に実況見分し、崩落の原因などを調べている。

 

警察などによると、大洞トンネルは南陽市街地と上山市の間にあり、全長998mの計画。

南陽市側から北に向かって掘っている途中で、崩落は入口から約863m付近のトンネルの先端部で発生した。

男性ら4人で作業中に、左側面の約2.5mの高さから岩盤(45cm×33cm×65cm)が崩れ落ちてきたという。

 

東日本高速道路(NEXCO東日本)によると、4人は落石防止の半円状の鉄枠を設置する作業をしていた。

直前にダイナマイトで岩盤を砕いた後、残った岩を落として側面にコンクリートを吹き付けていたといい、コンクリートごと岩盤が崩落したとみられる。

現場付近は、比較的柔らかい凝灰岩だという。

 

大洞トンネルは来年9月の完成予定だが、掘削工事は当面中止するという。

 

トンネル工学の専門家で早稲田大学の小泉淳教授は、「コンクリートごと掘削面の表層の岩が崩れ落ちるのは『肌落ち』と呼ばれる現象。一般的に、周囲の岩盤が弱かったり、コンクリートの吹き付けが適切でなかったりすると起きる」と話す。

 

 

622日付でさくらんぼテレビからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故現場は、当時、砕かれた岩盤の壁面がコンクリートで簡易的に固められた状態で、作業員は壁面に沿って鉄枠を設置していた。

 

ネクスコ東日本は、「再発防止に向け、安全対策を徹底していく」とコメントし、原因が解明されない限り工事を再開しないとしている。

 

出典

『東北中央道トンネル工事現場で崩落・1人重傷』

http://www.sakuranbo.co.jp/news/2017/06/22/post-1769.html) 

 

 

623日付でさくらんぼテレビからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ネクスコ東日本によると、現場の地質は火山灰が堆積してできた凝灰岩で、粘りがないため亀裂が入りやすい性質だという。

 

現場のトンネルでは岩盤を爆薬で砕き、壁面をならした上で、コンクリートを吹き付けて崩落を防いでいたが、ネクスコ東日本では、何らかの原因で壁面に亀裂が生じた可能性が考えられるとしている。

 

2018年度中の開通が予定されている南陽高畠インターと上山インターの区間には5つのトンネルが計画され、このうち、6月30日に貫通する「赤湯トンネル」と9月に貫通する「にしごうトンネル」が同じ地質だとのこと。

 

事故後、大洞トンエルでは全ての作業を中断していて、再開の見通しは立っていないが、2つのトンネルでは、作業前の朝礼で注意を呼び掛けた上で工事を続けている。

 

出典

『トンネル岩盤崩落・亀裂入りやすい地層 他2か所』

http://www.sakuranbo.co.jp/news/2017/06/23/post-1771.html

 

 

6231957分にNHK山形からは、事故後の安全点検の様子などについて、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故を受けて、工事を実施しているネクスコ東日本東北支社の山形工事事務所は、23日、事故現場に社員を派遣し、建設会社の社員とともに、安全点検を行った。


点検では、事故現場周辺の岩盤を中心に、目視でひび割れの程度を確認し、ハンマーでたたくなどして強度を確かめたという。


ネクスコ東日本の山形工事事務所は、23日の安全点検の結果を踏まえて、新たな安全対策を検討することにしている。

 

出典

トンネル落盤現場で安全点検

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024496501.html 

 

 

 

(2017年7月8日 修正1 ;追記)

 

201775192分にNHK山形から、事故原因に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

ネクスコ東日本東北支社の山形工事事務所は、事故の原因を調査した結果、壁面にあった細かい亀裂が落盤を引き起こしたという見方を示した。


ネクスコ東日本によると、亀裂はダイナマイトを使って岩盤を爆破した際にできたと見られ、長さが数mm程度と目視では確認できないほど小さかったという。


現場では、落盤防止のため重機で壁面をたたき、もろい岩盤をあらかじめ崩したあとコンクリートを吹きつけ壁面の強度を高めていたが、亀裂が残っていたことから、吹きつけたコンクリートごと岩盤がはがれ落ちたと見られている。


事故を受けて、今後は工事現場の照明の数を増やす対策が取られ、崩れそうな岩や細かい亀裂を作業員が見つけやすくすることで事故の再発防止に努めるとしている。


事故のあと2週間にわたって中断されていた工事は、5日、再開され、ネクスコ東日本は予定通り、来年8月の完成を目指している。


この事故をめぐっては、警察も、現場の安全確保に問題がなかったか、引き続き捜査している。

 

出典

落盤原因は壁面の細かい亀裂

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024889531.html 

 

 

 

 

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2017623752分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

623日付で朝日新聞大阪市内版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大阪府教育庁は22日、府立西浦支援学校(同府羽曳野市西浦)で20日、正門の門扉(重さ約250kg)が倒れ、下敷きになった70代の男性が骨折する事故があったと発表した。

 

20日午後1時ごろ、来校者の受付を担当している男性職員が正門を開けていたところ、金属製の門扉(縦2.3m、横2.9m)が門柱から外れて倒れ、下敷きになった。

男性は、右足の骨を折るなど重傷を負った。

 

府教育庁によると、門扉は平成27年4月の開校に合わせて設置された。

今年2月に施工業者が点検した際には、異常はなかったという。

 

何らかの原因で門柱と門扉をつなぐ蝶番が破損していたという。

府などが原因を調べている。

 

府教育庁は同日、もう1つの門扉も撤去し、仮の門扉を設置。

復旧までの間、安全管理員を配置する。

 

出典

『250キロ門扉倒れ下敷き、70代男性が重傷 大阪府立西浦支援学校』

http://www.sankei.com/west/news/170623/wst1706230018-n1.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

門扉倒壊ということで、まず頭に浮かんだのは、風の影響で門扉が倒れ、その際に蝶番が壊れたのではないか?ということだ。

そこで、当時の風速を日本気象協会HPで調べたところ、近傍の八尾市で最大風速6.6m(13時40分)だった。
そう強くはない風。

よって、風で倒れた可能性は低そうだ。

 

 

 

 

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20176121839分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

工場で作業中に鉄とコンクリートの塊が崩れ落ち、下敷きになった作業員の男性が死亡した。

 

12日午前11時半ごろ、北九州市の日本コークス工業の工場で、ダクトを切断中、鉄とコンクリート製のカバーが崩れ、作業員の男性(56)が下敷きになった。

男性は病院に運ばれたが、約1時間半後に死亡が確認された。

 

男性は7人で、屋外の敷地で老朽化したダクトの切断作業をしていた。

 

警察は、事故の原因などを詳しく調べている。

 

出典

『工場で作業員死亡 ダクト切断中に下敷きに 北九州』

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000102962.html 

 

 

613日付で朝日新聞北九州版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ダクトの解体作業をしていた下請け会社の作業員の男性が、崩れたダクトの下敷きになった。

 

ダクトは鉄製で、高さ約6m、幅1~2m。

工場から運び出され、地面に置かれていた。

 

男性は、下部を切断していたという。

 

 

 

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2017612170分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午前1時20分ごろ、苫小牧市真砂町、出光興産北海道製油所の構内で、沖縄県北谷(ちゃたん)町美浜の会社員の男性(28)が、重油から硫黄を取り除くためのチップ状の触媒の中に埋まり、病院に運ばれたが死亡が確認された。

 

警察などによると、男性は製油所の定期補修工事を請け負った企業の関連会社社員で、触媒の交換作業をしていたところ、積み上げられた触媒の山が崩れて中に埋もれたという。

 

出典

触媒チップに埋まり男性死亡 苫小牧の出光興産北海道製油所

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0409586.html

 

 

 

 

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20176679分に産経新聞群馬版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

652052分にNHK首都圏からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午後5時5分ごろ、太田市徳川町の利根川河川敷にあるK砕石場で土砂が崩れ、作業中だった社長(男性、59歳)が生き埋めになり、搬送先の病院で死亡した。

 

警察によると、社長は2人の従業員と3人で、掘削した深さ約3mの溝の中に配管を埋める作業中だった。


溝の近くに置いてあった土砂が崩れ、社長は全身が埋まった。

従業員(52)は下半身が埋まった状態で土砂の中から助け出され、搬送されたが、意識ははっきりしているという。

離れていた、もう1人の従業員(36)が通報した。

 

現場一帯は水はけが悪く、3人は、敷地内の貯水池に水を流すための配管を埋める作業をしていた。

配管は直径約28cm、ジョイントした状態で長さは約5m。


K社は砂利の採掘、販売を行っており、従業員は約22人。

 

警察は、業務上過失致死の疑いも視野に入れ、詳しい事故原因を調べている。

 

出典

『太田の砕石場で土砂の生き埋め男性死亡 配管を埋める作業中 群馬』

http://www.sankei.com/region/news/170606/rgn1706060010-n1.html 

砕石場で土砂崩れ 1人死亡

http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170605/4013101.html 

 

 

 

 

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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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