2019年10月18日12時27分にFNN PRIME(鹿児島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後、南九州市の養鶏場で掘削作業中に地盤が崩れ、作業員の男性(35)が土砂に埋まり、死亡しました。
警察によりますと17日午後1時20分ごろ、南九州市知覧町東別府の養鶏場でニワトリのえさ用の飲み水に使う井戸を掘削中に地盤が崩れ、作業をしていた日置市吹上町和田の作業員、田野(35)さんが土砂に巻き込まれました。
田野さんは同僚や消防によって救出され病院に運ばれましたが、およそ3時間後に死亡が確認されました。
現場の地盤は掘削中に5、6メートルほど崩れたということで、田野さんのほかに同僚2人も土砂に巻き込まれましたが自力で脱出し、けがはありませんでした。
警察が事故の原因を調べています。
https://www.fnn.jp/posts/2019101800000001KTS/201910181227_KTS_KTS
10月17日22時32分医南日本新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
井戸を掘るためのボーリング作業中に地盤が崩落し、男性作業員3人が土砂に巻き込まれました。
現場は縦、横およそ5メートル、深さ5メートルにわたり崩落したということで、警察で崩落の原因や当時の状況を調べています。
https://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2019101700038730
10月17日21時29分にNHK鹿児島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、現場では4人で掘削作業を行っていた。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20191017/5050008297.html
(ブログ者コメント)
以下は、FNN PRIME映像の3コマ。
2019年10月10日19時45分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後4時40分ごろ、北竜町岩村で農業用水を通すパイプを地中に埋める作業をしていた60代の男性作業員2人が崩れてきた土砂に埋まりました。
警察によりますと2人は駆けつけた消防隊員によって10分後に救出され深川市内の病院に運ばれましたが、いずれも意識不明の重体だということです。
当時、2人はほかの作業員4人とともに深さ3メートルほどの穴を掘って作業をしていましたが、その際、地上部分に積まれていた大量の土砂が穴の中に崩れ落ちたということです。
警察は2人の身元の確認を進めるとともに作業の安全管理に問題がなかったかなど関係者から話を聞いて事故の原因を調べています。
現場は北竜町郊外の畑の広がる地域にあります。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20191010/7000014330.html
10月11日1時15分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後4時半ごろ、空知管内北竜町岩村の農業用水のパイプを埋めるための溝を掘る工事現場で土砂が崩れ、溝の中にいた60代の男性2人が埋まった。
消防隊員が間もなく2人を救助したが、いずれも意識不明の重体。
深川署が身元の確認を急いでいる。
同署などによると、現場では6人で工事をしていた。
土砂に埋まった2人は深さ2~3メートルの溝の中で計測作業をしていたところ、周囲から大量の土砂が崩れ落ちたという。
他の4人の作業員は溝の外で別の作業をしており無事だった。
同署は作業の安全管理に問題がなかったか関係者から事情を聴いている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/353599/
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の2コマ。
(2020年3月10日 修正1 )
2020年3月9日11時46分に北海道新聞から、2人は死亡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
空知管内北竜町岩村の農業用水配管を埋める溝の掘削工事現場で2019年10月、土砂が崩れ、溝の底で作業をしていた60代の会社役員と60代の作業員の2人が死亡した事故で、滝川労働基準監督署は9日、労働安全衛生法(危険防止措置義務など)違反の疑いで、滝川市の建設業「Y土建」と同社の60代の土木部長を書類送検した。
送検容疑は昨年10月、北竜町の工事現場で、土砂が崩れないよう、のり面を補強するなどの措置を講じなかった上、作業主任者である土木部長が作業を直接指揮しなかった疑い。
同労基署によると、死亡した2人は溝の中で計測作業をしていたという。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/400581/
2019年10月6日13時17分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前9時15分頃、山口県萩市須佐の木材加工会社「S木材」の保管庫内で、島根県益田市遠田町、会社員曽我さん(男性、42歳)が木材チップの中に埋もれているのを同社従業員が見つけた。
曽我さんは同市内の病院に搬送されたが、死亡した。
萩署の発表では、曽我さんは同社に木材チップを受け取りに来ていた別の会社の社員。
保管庫は高さ約5メートルの位置にあり、曽我さんは、その下にあるトラックに木材チップを移していたという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191005-OYT1T50296/
(ブログ者コメント)
ネットで調べてみると、木製パレットなどを製造している会社。
ホッパーのような保管庫からチップをトラック荷台に落とす作業中だったのかもしれない。
2019年9月21日18時10分にFNN PRIME(新潟総合テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟・三条市の建築資材製造会社で21日午前、男性作業員2人が砂の中に落ちて、生き埋めとなる事故があった。
2人はその後、死亡した。
午前10時15分ごろ、三条市荻堀のR産業で、建築用資材の砂があるストックヤードで作業していた男性2人が転落し、砂に埋まった。
転落したのは、五十嵐さん(男性、64歳)と熊倉さん(男性、66歳)で、2人は救助されたが、心肺停止の状態で病院に運ばれ、その後、死亡が確認された。
警察によると、現場では、6人で砂の中に混ざった砂利を取り除く作業をしていて、その際に砂が崩れ、2人が生き埋めになったという。
警察が、事故の原因について調べている。
https://www.fnn.jp/posts/00424409CX/201909211810_NST_CX
9月21日19時24分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、誤って搬入された砂利を取り除いていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故があったのは、三条市の生コンクリート工場にある砂を一時的に保管する場所です。
警察などによりますと、21日午前10時すぎ、五十嵐さん(64)と熊倉さん(66)が誤って搬入された砂利を取り除いていたところ、足元が崩れ砂に埋まりました。
2人は消防に救出されましたが、いずれも死亡が確認されました。
当時、現場では5、6人で作業をしていたということで、警察が詳しい事故の原因を調べています。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190921-00000048-ann-soci
9月21日20時0分に読売新聞からは、全身が埋まったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2人は、駆けつけた消防隊に救出されたが、死亡した。
窒息死とみられる。
三条署の発表によると、2人は倉庫内に積み上げられた砂と砂利を選別する作業中、砂山が崩れ、全身が埋まったという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190921-OYT1T50236/
(ブログ者コメント)
以下は、FNN PRIMEから放映された映像の2コマ。
仕切りがある砂保管場所のうち、警察車両が停まっている一画で事故が起きた模様。
2019年7月29日16時37分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後1時半すぎ、東京・中央区日本橋小伝馬町のマンションの工事現場で、掘削作業をしていた作業員の男性1人が崩れてきた土砂に埋まる事故があった。
警察によると、作業員の男性はおよそ30分後に救助され、病院に搬送されたが、意識ははっきりしているという。
作業員の男性は、ほかの作業員7人とともに、マンションの建物の基礎工事のための掘削作業を行っていて、周辺の土砂が崩れてきたとみられるという。
現場は、東京メトロ・日比谷線の小伝馬町駅から南西に200mほどのオフィス街の一角で、警察は当時の状況を詳しく調べている。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190729/1000033391.html
7月29日16時3分に日テレNEWS24からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
一時、全身が埋まった。
http://www.news24.jp/articles/2019/07/29/07472618.html
(ブログ者コメント)
以下は、日テレNEWS24映像の2コマ。
2019年7月5日18時21分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
5日午後3時50分ごろ、熊本市中央区呉服町2丁目の遺跡発掘現場で土砂が崩れ、男性作業員3人が巻き込まれた。
警察や消防などによると、同市南区のSさん(男性、69歳)が約30分後に救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
59歳の作業員は消防に救出され、70歳の作業員は自力で脱出。
いずれも軽傷を負った。
市によると、3人は市の臨時職員。
発掘現場は地表から約1.9mの深さで、縦9m、横10mの範囲で掘り下げており、この壁面の一部が幅約7m、奥行き1mにわたって崩れた。
作業員10人と現場監督1人の計11人で作業をしており、土砂崩れに巻き込まれた3人は、壁面近くにしゃがんで発掘をしていた。
市の発掘調査で死亡事故が起きたのは初めて。
現場は、江戸時代の溝の遺構があったとみられる埋蔵文化財包蔵地。
マンション建築に伴い、市が12日までの予定で調査していた。
発掘作業は、3日は雨のため中止し、雨が土に染みこまないよう現場の穴をブルーシートで覆っていたという。
4日に作業を再開、5日は壁面のひびや周囲に水たまりがないかなどを調べ、安全が確認できたとして午前8時半から作業していた。
地面を掘る場合、深さ2m以上では、土が崩落しないよう階段状に掘るなどの措置が労安法で定められているが、市は、この現場は2m未満だったため対象外としている。
会見した文化振興課の林課長は、「あってはならない事故。本当に申し訳ない」と陳謝した。
出典
『遺跡発掘現場で土砂崩れ、作業員1人が死亡 2人軽傷』
https://www.asahi.com/articles/ASM755RPJM75TLVB00K.html
7月5日18時12分にNHK熊本からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
一緒に作業をしていた50代と70代の男性2人は足まで土砂で埋まったが、けがの程度は軽いという。
市によると、3人は当時、スコップなどを使って掘削作業をしていて、土砂は幅6.6m、高さが2mにわたって崩れたという。
現場は古町遺跡と呼ばれ、マンションを建設する前に歴史的なものが埋まっていないか確認するため、市が事前の発掘調査を行っていたという。
出典
『遺跡発掘中に土砂が崩れ1人死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20190705/5000005670.html
7月6日8時0分に熊本日日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
壁面の崩落防止措置はとっていなかった。
近くで作業していた59歳と70歳の2人も、腰近くまで土砂に埋まったが、脚の打撲など軽傷。
警察は、ここ数日の大雨で土壌が緩んでいた可能性もあるとみて、業務上過失致死傷の疑いで調べる。
市文化振興課によると、市の発掘調査で死亡事故は初めて。
同日朝の作業前の安全点検では異常はなかったという。
現場に隣接する飲食店の男性店主(44)は、「崩れる音や悲鳴は聞こえなかった。地盤が弱いとは聞いたことがなく、大雨の影響かもしれない」と話した。
出典
『遺跡発掘3人生き埋め 熊本市、壁面崩れて1人死亡』
https://this.kiji.is/520011516776498273?c=39546741839462401
(2020年3月25日 修正1 ;追記)
2020年3月23日18時11分にNHK熊本から、現場を監督していた市の職員が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、現場を監督していた市の職員2人が当時、掘削面の土砂を崩れにくくするなど安全管理が十分でなかったとして、23日、業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
この事故をめぐっては、熊本労働基準監督署も去年9月、十分な安全管理を行っていなかったとして、現場を監督していた熊本市の男性職員を労働安全衛生法違反で書類送検していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20200323/5000007786.html
2019年4月27日18時4分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時ごろ、鳴門市と板野町にまたがる「H牧場」で、配水管を設置するために掘られた穴に土砂が流れ込み、中にいた2人が巻き込まれたと消防に通報があった。
警察によると、2人は通報からおよそ1時間後に救助され病院に搬送されたが、このうち牧場の従業員の本田さん(男性、61歳)がおよそ2時間後に死亡した。
もう1人の30代の男性は、命に別状はないという。
2人がいた穴は、長さおよそ10m、幅およそ1m20cm、深さおよそ2mで、すぐそばには穴を掘った際に出た土砂が積まれ、何らかの原因で崩れたという。
警察は、2人が掘削された穴にいた理由や土砂が崩れた状況などを詳しく調べている。
出典
『掘削の穴で2人生き埋め1人死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20190427/8020004512.html
4月27日20時4分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前10時50分ごろ、徳島県板野町のH牧場敷地内で、配水管の敷設工事中に土砂が崩れ、穴の中にいた2人が、一時、生き埋めになった。
このうち牧場の作業員、本田さん(61)は搬送先の病院で死亡が確認された。
もう1人の技能実習生、呂さん(38)にけがはなかった。
警察によると、2人は深さ約2mのところにおり、穴の脇に積まれていた土砂が崩れた。
本田さんは全身が埋まり、呂さんは顔が出た状態で、別の従業員が救出した。
出典
『牧場で生き埋め男性死亡 配水管工事の土砂崩れる』
https://www.sankei.com/affairs/news/190427/afr1904270017-n1.html
2019年4月15日15時53分にNHK栃木から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月12日、栃木市都賀町の市立赤津小学校で、54歳の学童支援員の女性が正門の鉄製の扉を閉めようとしたところ、2枚の扉のうち1枚が倒れて、下敷きになった。
女性は自力で抜け出したが、腰の骨を折る大けがをしたという。
正門の扉は左右2枚の扉が中央から校内の側に開く形になっていて、高さはおよそ1m40cm。
1枚の扉の幅はおよそ3m、重さは100kgほどだという。
扉と柱をつなぐボルトが劣化して壊れたとみられるということで、市の教育委員会は15日、44あるすべての小中学校に緊急点検を指示した。
これをうけて市内の合戦場小学校では、市の担当者4人が、扉がぐらつかないか揺さぶってみたり金づちでたたいたりして安全を確認していた。
栃木市学校施設課の中島主査は、「新たな事故が起こらないよう、不備が見つかった場合には修理・交換などをして、安全に利用できるものにしたい」と話していた。
出典
『校門の扉倒れけが 市が緊急点検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20190415/1090004129.html
(ブログ者コメント)
以下は、映像の1コマ。
門扉開閉時の事故は、引き戸式の扉ではしばしば起きているが、このようなタイプの扉では、あまり聞いた覚えがない。
2019年4月8日18時35分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前10時ごろ、熊本市東区画図町所島で、下水管の工事中に積み上げられた土砂が崩れ、作業員、中村さん(男性、23歳)が生き埋めになった。
中村さんは病院で死亡が確認された。窒息死とみられる。
助けようとした20代の男性作業員も軽傷を負った。
警察によると、中村さんは重機で掘られた穴に入り、手作業で土をかき出していた。
安全管理に問題がなかったかを調べる。
出典
『工事現場で作業員2人死傷 熊本、土砂が崩れ生き埋め』
https://www.sankei.com/west/news/190408/wst1904080026-n1.html
4月8日16時49分に熊本放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前10時過ぎ、東区画図町の高齢者施設の建設現場で下水管工事のため掘られ積まれていた土の山が崩れて、会社員の中村さん(23)が埋もれた。
中村さんは消防に救出され、病院に運ばれたが、その後、死亡した。
窒息死とみられている。
また、中村さんを助けようとした20代の男性も軽いけがをした。
出典
『工事現場で土に埋もれて、作業員が死亡』
http://rkk.jp/news/backno_page.php?id=NS003201904081649190111
(ブログ者コメント)
以下は熊本放送映像の1コマ。
2019年3月26日12時52分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前2時半ごろ、普代村小谷地で整備が進んでいる三陸沿岸道路、「野田久慈道路」のトンネルの掘削工事の現場で、壁の一部が崩れた。
この事故で、作業にあたっていた会社員の川端さん(24)の腹部から下の部分が、崩れてきた土砂の下敷きになった。
川端さんは近くにいた同僚に救出されたが、意識不明の状態で病院に運ばれ、およそ1時間半後に死亡が確認された。
警察によると、現場では25日夜7時ごろから火薬を使った掘削工事を行っていて、川端さんは7人の同僚とともに作業にあたっていた。
7人にはけがはなかった。
「野田久慈道路」は、普代村と久慈市をつなぐ全長25kmの自動車専用道路になる予定で、警察によると、事故が起きたのは工事中の沢向トンネルの普代村の中心部に近い、入り口から85mほどのところだという。
警察は、会社や同僚から話を聞くなどして、現場の安全管理に問題がなかったかなど、事故の詳しい状況や原因を調べている。
出典
『トンネル工事で土砂崩れ男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20190326/6040003825.html
3月27日付で河北新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、川端さんはトンネル内で整地作業をしていた。
出典
『トンネル内部で土砂崩落、作業員死亡』
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190327_33025.html
2019年2月20日19時58分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前10時50分ごろ、神戸市北区山田町下谷上の造成地で「男性が土砂に埋もれた」と119番があった。
男性は作業員で、同僚らに救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、現場では当時、地中に汚水管を通すため、ショベルカーで穴(深さ3m、幅1.7m)を掘る工事をしていた。
男性が穴の中でスコップで土をならす作業をしていたところ、土砂が崩れて全身が埋まったという。
出典
『造成地で男性が土砂に埋まる 救出も死亡』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201902/0012081614.shtml
(ブログ者コメント)
昨日19日にも、五所川原市で同じような事故が起きたばかりだ。(本ブログ掲載スミ)
(2019年8月26日 修正1 ;追記)
2019年8月22日19時30分に神戸新聞から、土止めなどの措置を講じていなかったとして現場責任者らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神戸市北区の宅地造成地で2月、汚水管を通すため掘削された溝の中で作業をしていた男性作業員=当時(66)=が崩れてきた土砂に埋まり死亡した事故で、神戸西労基署は22日、労安法違反の疑いで、工事を請け負っていた建設会社「S社」(兵庫県福崎町)と、同社社員の現場責任者の男(45)=同県姫路市=を書類送検した。
書類送検容疑は、汚水管設置工事で深さ約1.7m、長さ約14mの溝を掘る際、溝の側面の土止めや防護網の設置など、作業員の安全のために必要な措置を講じなかった疑い。
容疑を認めているという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201908/0012631300.shtml
2019年2月19日16時38分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前8時半すぎ、五所川原市十三通行道の工事現場の穴の中で、中泊町の土木作業員、小林さん(男性、71歳)が作業をしていたところ、突然、土砂が崩れて生き埋めになった。
通報を受けた消防が駆けつけて救出し、五所川原市の病院に搬送したが、およそ1時間半後に死亡が確認された。
現場では当時、作業員3人が農業用水の配管を埋める工事をしていて、小林さんが、深さおよそ2mの穴に入り土をかき出す作業にあたっていたところ、周囲の土砂が崩れてきたという。
警察は、一緒に作業をしていた人から話を聞くなどして、事故の原因や安全管理に問題がなかったかを詳しく調べている。
出典
『配管埋設中に土砂崩れ作業員死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190219/6080003916.html
2019年2月4日20時5分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日の午後4時前、芽室町東芽室基線にある「Y雑穀芽室工場」で、従業員の井口さん(男性、63歳)が小豆が入ったコンテナに埋もれた状態で意識を失っているのを、同僚が見つけた。
井口さんは病院に運ばれたが、その後、死亡が確認された。
警察によると、井口さんは当時、小豆が入った縦1m40cm、横1m90cmのコンテナをフォークリフトで持ち上げて、中の小豆を別のコンテナに移し替える作業を1人でしていたとみられるという。
警察は、移し替え先のコンテナに誤って落ち、落ちてくる小豆に埋もれたとみて、当時の状況を詳しく調べている。
出典
『コンテナに転落か小豆工場で死亡』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190204/0007617.html
2月5日0時6分にYAHOOニュース(北海道テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
コンテナの深さは140cmほどで、警察は、井口さんが誤って足を滑らせて転落した可能性があるとみて調べている。
出典
『<北海道>小豆に埋もれて男性死亡』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00000001-htbv-hok
(2019年3月23日 修正1 ;追記)
2019年2月5日付の北海道新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
井口さんが発見されたコンテナには、深さ120cmほど小豆が入っていた。
2018年12月14日18時33分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前7時半ごろ、福島第一原発の構内で行われている排水路のコンクリートの壁面を補修する工事現場で、撤去しようとしたコンクリートの型枠が倒れ、近くで作業をしていた協力会社の建設作業員で41歳の男性の両足が下敷きになった。
型枠は、幅およそ5m、高さおよそ2m、重さおよそ700kgあり、男性はいわき市の病院に運ばれたが、両足の骨を折る大けがをした。
東京電力によると、当時、6人で作業を行っていたということで、警察は型枠が倒れた当時の詳しい状況などを調べている。
出典
『原発排水路工事で作業員大けが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20181214/6050003758.html
2018年11月21日21時0分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後3時前、小松島市横須町にある建具などの製造会社「N」の工場で、従業員の白川さん(男性、19歳)が木製の合板数10枚の下敷きになった。
白川さんはすぐに病院に搬送されたが、頭などを強く打っていて、およそ1時間半後に死亡が確認された。
警察が調べたところ、白川さんは当時、木製の合板30枚程度を載せた、総重量がおよそ600kgに上る台車を動かしていたが、何らかの原因で台車が倒れて、合板の下敷きになったという。
警察は、業務上過失致死の疑いもあるとみて、当時の状況や台車を使う際の固定の方法など、会社の安全管理について詳しく調べることにしている。
出典
『工場で合板運搬中に従業員死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20181121/8020003535.html
(2022年4月14日 修正1 ;追記)
2022年4月11日20時21分にNHK徳島からは、安定性が高い台車を使うべきだったなどとして会社に7700万円の賠償命令がでたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
4年前、小松島市の工場で従業員が大量の木の板の下敷きになって死亡した事故をめぐり遺族が賠償を求めた裁判で、徳島地方裁判所は会社が安全に配慮する義務を怠ったとして、およそ7700万円を賠償するよう命じました。
平成30年、小松島市にある建具などの製造会社「N」の工場で、当時19歳だった従業員が、木の合板およそ50枚を積んだ総重量およそ650キロの台車を移動していた際、台車が倒れて下敷きになり死亡しました。
事故をめぐり、遺族は「台車は重心が偏って転倒の危険があり、安定性が高い台車を使用すべきだった」などとして、会社に9000万円あまりの賠償を求め、訴えを起こしました。
会社側は、「重心が偏っていたことが事故の原因であると断言できない」などと主張していました。
徳島地方裁判所の島戸真裁判長は、「台車がバランスを崩した原因は、台車自体と積んだ合板の不安定さによるところが大きく、会社は事故を防ぐため訓練や安全教育を行ったり、安定性が高い台車を使用するなどの対策を講じる義務を負っていた」として、会社の責任を認め、およそ7700万円を賠償するよう命じました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20220411/8020014133.html
4月12日15時25分にYAHOOニュース(四国放送)からは、少なくとも20年以上にわたり同種事故はなかったため事故の予見は不可能だったなどと会社側は主張していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2018年に徳島県小松島市の工場で従業員の男性が、合板を積んだ台車の下敷きになって死亡した事故を巡り、遺族が損害賠償を求めていた裁判で、徳島地裁は11日、会社に約7700万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。
この裁判は2018年11月、徳島県小松島市に本社を置く、住宅関連部品の製造会社、「N」の工場で当時19歳だった従業員の男性が合板を積んだ約650キロの台車の下敷きになり亡くなったのは会社の注意義務違反であるなどとして、遺族が9000万円あまりの損害賠償を求めていたものです。
会社側は、少なくとも20年以上にわたって同種の事例は無く、事故の予見は不可能であったなどと主張していました。
裁判で徳島地裁の島戸真裁判長は、「台車の転倒事故を防ぐため、作業標準を作成したり危険予知訓練や安全教育を行うなど対策を講じる義務を負っていた」などとして会社側の注意義務違反を認め、約7700万円の損害賠償の支払いを命じる判決を言い渡しました。
「N」は、「まだ判決文が確認できていないのでコメントできない」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c9e74b18e6d9bbdcdfb413a13d777f8990ec876
2018年9月20日8時0分にテレ朝ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月19日22時13分にNHK山梨からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日夕方、山梨県の高速道路の工事現場で作業員の男性が崩れた土砂に埋まり、搬送先の病院で死亡した。
午後5時半ごろ、山梨県身延町下田原の中部横断自動車道の工事現場で「穴の中で作業していたら土砂が崩れて、同僚の男性が埋まった」と、消防に通報があった。
警察などによると、土砂に埋もれたのは南アルプス市の藤巻さん(男性、49歳)で、同僚らに助け出されて病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。
事故当時、藤巻さんが1人で深さ約2mの穴の中に入って、コンクリート製の筒を地面に埋めようとしていたところ、周りの土砂が突然、崩れてきたという。
他の作業員4人にけがはなかった。
警察が、当時の状況を詳しく調べている。
出典
『高速道路の工事現場で土砂に埋まり男性死亡 山梨』
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000136597.html
『中部横断道工事現場で作業員死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20180919/1040004242.html
2018年9月17日1時11分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後4時45分ごろ、愛知県豊田市大成町のトヨタ自動車上郷工場でエンジン部品の製造機械が倒れ、付近で作業していた同県岡崎市橋目町の設備移設会社の社員、柴田さん(男性、67歳)が頭を挟まれた。
柴田さんは外傷性脳損傷で、2時間20分後に死亡した。
警察によると、柴田さんは大型の機械を別の工場へ移す準備のため、同日朝から作業していた。
機械をジャッキで持ち上げていたが、何かの拍子に支えが外れたとみられる。
出典
『機械に挟まれ男性死亡 豊田のトヨタ上郷工場』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018091790011111.html
17日7時2分にCBC Newsからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
作業中の男性が倒れてきた機械の下敷きになり、死亡した。
警察によると、機械は高さおよそ1.3m、幅が3mほどあり、当時、柴田さんを含め5人で、機械を別の工場に移す作業をしていたという。
出典
『トヨタ自動車工場で男性死亡 倒れてきた機械に挟まれる』
https://hicbc.com/news/detail.asp?id=00048000
9月17日10時51分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、柴田さんは機械のそばにしゃがんでジャッキアップをしていたという。
出典
『倒れてきた機械の下敷き、トヨタ工場で男性死亡』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180917-OYT1T50020.html
2018年8月20日10時43分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後5時前、下諏訪町にあるT商事の紙や金属などを扱うリサイクル工場で、「男性がフォークリフトの下敷きになっている」と従業員から消防に通報があった。
この事故で、工場に派遣されていた松本市赤怒田の整備士、Aさん(男性、47歳)が諏訪市内の病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
警察によると、Aさんはフォークリフトの前の部分にジャッキを入れて持ち上げ、その隙間から車体の下に入って点検作業をしていたが、ジャッキが外れて下敷きになったという。
警察は労災事故として、その場にいたほかの従業員から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べている。
出典
『フォークリフトの下敷き男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20180820/1010005096.html
2018年5月18日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
さいたま市桜区で昨年10月、下水管の敷設工事現場で作業をしていた作業員が生き埋めになって死亡した事故で、浦和西署は18日、業務上過失致死の疑いで、工事をしていたI建設(同市浦和区)の現場責任者の男性(51)を書類送検した。
書類送検容疑は昨年10月27日午後4時20分ごろ、同市桜区西堀の下水道管敷設工事現場で作業を行う際、掘削面の崩落を防ぐ措置をせず、掘削した土塀が崩落。
作業をしていたUさん(男性、当時59)を土中に埋没させ、死亡させた疑い。
同署によると、当時はUさんを含む7人で作業をしていた。
現場責任者の判断で、安全管理を怠ったとみている。
現場責任者は、「工期に追われ、安全管理を怠った」と、容疑を認めているという。
さいたま労基署も同日、労安法違反の疑いで、法人としての同社と現場責任者を書類送検した。
出典
『土塀が崩落、作業員を埋没させ死亡させた疑い 安全管理怠った建設会社の現場責任者を書類送検/さいたま』
http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/05/19/05_.html
2018年5月15日18時13分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前10時20分ごろ、九州電力から工事を請け負っている会社の社員が土砂に埋もれ、およそ3時間後に病院で死亡が確認された。
警察によると、死亡したのは、鹿児島県出水市のSさん(男性、31歳)だという。
現場では、基礎工事の穴を掘ったあと、埋め戻す作業が行われていたという。
当時、Sさんは深さ2m、直径2m40cmの穴の中で、周囲の土砂が崩れないようにするための鉄板の一部を取り外していたところ、土砂が一気に崩れ落ちてきたということで、九州電力は安全管理に問題がなかったか調べることにしている。
九州電力の宮崎送配電統括センターの青木電力部長は宮崎市で会見し、「ご冥福をお祈り、ご遺族に心から追悼の意を表します。事故が二度と起きないよう、原因を究明し、再発防止対策をとりたい」と話した。
出典
『鉄塔工事現場で事故 作業員死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20180515/5060000681.html
5月15日19時7分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前10時20分ごろ、宮崎県高千穂町押方の鉄塔建設現場で、支柱を立てる穴の土砂が崩れ、男性作業員が生き埋めになった。
警察によると、男性は九州電力の下請け会社社員Sさん(31)で、病院搬送後に死亡が確認された。
九州電力によると、穴は直径約2.4m、深さ約2mで、Sさんは土の崩落を防止するプレートの取り外し作業のため、1人で中に入り作業していた。
出典
『穴に生き埋め、31歳作業員死亡 鉄塔建設現場、宮崎』
http://www.sankei.com/affairs/news/180515/afr1805150033-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。