2016年1月28日付で毎日新聞島根版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時15分ごろ、浜田市旭町今市の製材業「今田建工」の倉庫2棟が突然、倒壊した。
敷地前の市道付近に立っていた近くの大工の男性(65)に柱が直撃し、搬送先の病院で死亡が確認された。
倉庫は、約40年前に建てられた木造平屋建て。
雪の重みに耐えられなくなった可能性があり、警察が詳しい経緯を調べている。
警察によると、男性は午前9時ごろから、雪で倒壊しかけた倉庫を補強するため、男性の長男、今田建工社長との3人で除雪などの準備作業をしていた。
男性は西側倉庫の倒壊に巻き込まれ、離れた場所にいた今田社長らにけがはなかった。
2人と、駆けつけた救急隊員が重機などを使って男性を救出。しかし、男性は全身を強く打っており、出血性ショックで死亡した。
今田社長の長男によると、倉庫の間には屋根が設けられ、はしごを支柱代わりにしていた。
27日朝、この屋根が落ちかかっているのが見つかり、今田社長が男性に補強工事を依頼。
実際の作業は午後からの予定だった。
今回の大雪で、屋根には最大70cm程度の雪が積もり、27日朝も20〜30cmほど残っていた。
昨季までの降雪で、屋根に被害はなかったという。
男性は、今田建工の元社員。独立し、親子で建築業を営んでいた。
現場は浜田市役所旭支所の南側にあり、商店や住宅などが建ち並んでいる。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20160128/ddl/k32/040/468000c
1月28日15時17分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時15分頃、島根県浜田市旭町今市の製材所の作業場が、雪の重みで崩れ落ちた。
近くにいた近所の大工の男性(65)が、木造平屋の作業場の下敷きになった。
男性は、付近の人たちに助け出されたが、搬送先の診療所で死亡が確認された。死因は出血性ショックだった。
警察の発表などによると、作業場は複数の柱でトタン屋根部分を支え、壁がない造り。
屋根には雪が約20cm積もっていた。
作業場は、雪の重みで事故前には傾いており、男性は所有者から補修を依頼され、息子と2人で作業前に周辺を除雪していた。
現場は山間部の静かな集落で、浜田市旭支所の近くにある。
発生時、周囲には「ドーン」という音が鳴り響き、同支所の職員ら約10人が現場に駆けつけて救助にあたったという。
除雪用のスコップを持って駆けつけたという男性職員は、「大雪だったが、こんな事故が起きるとは思いもしなかった」と話した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160128-OYT1T50052.html
2016年1月8日1時40分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後2時ごろ、苫小牧市錦岡の砂防ダムの建設工事現場で土砂崩れが発生し、ショベルカーを運転していた会社員の男性(71)が生き埋めになった。
男性は約2時間半後に救出されたが、現場で死亡が確認された。
警察は、業務上過失致死の疑いもあるとみて、事故当時の詳しい状況を調べている。
現場は、JR苫小牧駅から西に約12km離れた覚生(おぼっぷ)川沿いの山間部。
警察などによると、事故当時、約20人の作業員が、山の斜面を削って砂防ダム建設工事用の道路を造っていた。
男性は、ショベルカーで斜面を削り、土砂をダンプカーに移す作業中だった。
崩れた土砂はショベルカーごと男性を覆った。
ダンプカーも巻き込まれて横倒しになったが、運転手は自力で脱出した。
土砂崩れの規模は不明。
工事は、室蘭開建が発注した樽前山噴火に備える火山砂防事業の一環で、室蘭市内の建設会社が受注した。
工期は昨年9月から今年3月まで。
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0220735.html
1月8日8時27分に北海道新聞から、下記趣旨の記事もネット配信されていた。
苫小牧市錦岡のトキト沼南側にある覚生(おぼっぷ)川沿いの砂防ダム工事現場で、7日起きた土砂崩れ事故。
斜面を削っていたショベルカーを運転していた男性作業員1人を、土砂は一瞬でのみ込んでいた。
高台から遠目で見た事故現場は積雪がまばらで、谷間の山肌が幅数10m、高さ10m以上にわたり、むき出しになっていた。
ダンプカーは、右側の車輪を上にして、崩れた土砂に押されたように横倒しに。
その後方にショベルカーが埋まっているようだが、重機の陰で様子は確認できなかった。
救助作業を懸命に続ける作業員や消防隊員、苫小牧署員らのヘルメットが幾つも動いているのが見えた。
救助ヘリが上空で待機しているらしく、旋回を続けていた。
早く救助されることを祈ったが、事故発生から約2時間半後、男性の死亡が確認された。
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0220771.html
2015年12月21日21時48分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前10時すぎ、小松島市田野町の四国横断自動車道の建設現場で、足場を解体する作業を行っていたところ、鉄筋や足場が崩れた。
この事故で吉野川市の建設作業員、藤岡さん(男性、33歳)が鉄筋や足場の下敷きになり、骨盤を折るなどして重傷となっているが、命に別状はないという。
また、ほかの作業員4人も、打撲などの軽いけがをした。
当時、藤岡さんは、足場の上にいたほかの作業員から解体した足場の部品を受け取る作業をしていたという。
現場は、国交省が、四国横断自動車道の徳島市と阿南市の間の区間の建設工事を進めているところで、別の山にあるトンネルどうしを結ぶ橋の橋脚を作っていたという。
警察は、事故の原因について調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8024485761.html?t=1450732246695
(ブログ者コメント)
映像によれば、山の斜面に設置された足場だったように見える。
2015年11月24日19時12分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月25日付で毎日新聞静岡版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前11時ごろ、清水町玉川付近の下水道工事の現場で、下水管を地下に埋めるために掘られた溝で土砂が崩れた。
この事故で、溝の底で作業をしていた会社員の59歳の男性が崩れた土砂に巻き込まれて、首から下が土砂に埋もれた。
男性は助け出され、病院に運ばれて治療を受けているが、胸や腰などの骨を折り重体。
工事を発注した清水町によると、事故が起こった溝は長さ6m、幅90cm、深さ2m余りで、土砂が崩れるのを防ぐ金属製の板が設置されていなかったという。
周囲に数人の作業員がいたが、穴の中は男性1人だったという。
警察では、男性の会社の関係者から話を聞くなどして、事故の原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3033743101.html?t=1448402611977
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20151125ddlk22040072000c.html
(ブログ者コメント)
映像を見たところ、現場は住宅地の模様。
住宅を建てるため、下水管を設置していたのかもしれない。
2015年10月21日18日56分にNHK東北NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月22日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前、気仙沼市の漁港で、震災で壊れた護岸の復旧工事のため海に潜って作業をしていた静岡県浜松市の潜水士(男性、51歳)が、鋼材の下敷きになり死亡する事故があった。
海保によると、男性は21日午前10時前、気仙沼市唐桑町小鯖の小鯖漁港で、震災で壊れた護岸の復旧工事で護岸の型枠を解体するために、水深2mの海中で長さ7mあまりある鋼材のボルトを緩める作業をしていたところ、その鋼材の下敷きになってしまったという。
鋼材は重さが300kgほどと見られ、護岸の上にいた作業員が、鋼材が海底に沈んだことから異変に気づき、男性を助けあげたが、男性はまもなく死亡した。
海保は、現場の作業員から話を聞くなどして、事故の原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20151021/5874221.html
2015年10月20日18時52分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月、岩国市で下水管を設置する作業をしていた男性2人が土砂に埋まり死亡した事故を受け、山口労働局は20日、建設会社などで作る団体に再発防止を徹底するよう、要請した。
今月8日、岩国市玖珂町で、下水管を設置する作業をしていた配管工事会社の社員の男性2人が、深さ3mの穴の中で作業をしていたところ、側面から崩れてきた土砂に埋まり、死亡した。
この事故を受けて、山口労働局の小松原局長が20日、山口市にある建設会社などで作る「建設業労働災害防止協会山口県支部」を訪れ、井森支部長に再発防止の徹底を求める要請書を手渡した。
要請書では、穴を掘る工事を行う際には、
○過去に掘り返した工事が行われ地盤が緩んでいないか
○土砂崩れが起きやすい水分を多く含んだ土でないか
などを事前に十分確認するよう、求めている。
その上で、
○土砂崩れが起きるおそれがあれば、土砂の崩落を防ぐ土留めの設置を徹底する
よう、求めている。
建設会社などで作る団体の井森支部長は、「今回の事故を真摯に受け止め、工事現場の土の質の調査や土留めの設置を徹底したい」と話していた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4065754911.html?t=1445373878147
(ブログ者コメント)
岩国市の事例は、下記参照。
2015年10月15日掲載
2015年10月8日 山口県岩国市のスーパー新築現場で溝状の穴を掘って古い水道管を掘り出す?作業中、土砂が崩れて1人が生き埋め死、救助に向かった人も2度目の崩落で生き埋め死
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5288/
2015年10月8日19時28分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月8日14時5分にTBS News iから、10月8日13時33分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前9時40分ごろ、岩国市玖珂町のスーパー新築工事現場で、広島県大竹市の配管工事会社の社員、迫田さん(男性、58歳)が下水管を設置する工事のため深さ3mの穴の中で古い水道管を掘り出す作業をしていたところ、側面の土砂が崩れた。
近くにいた同僚の作業員2人が助けようとして穴に入ったが、2度目の崩落に巻き込まれ、1人は自力で抜け出して無事だったが、迫田さんと、助けに入ったフィリピン人のセルスさん(28歳)の2人が死亡した。
また、41歳の男性作業員も、救助しようとして腰の骨を折る大けがをした。
警察によると、作業は縦が5m、横が2.5m、深さが3mほどの穴の中で行われていて、側面の土砂が崩れないように板をつけて固定するなどの対策が取られていなかったという。
※ブログ者注;以下は、現場に居合わせた?男性のコメント。ヘルメットを被ってないので工事関係者には見えなかったが・・・。
「『腹起こし』をしなければいけないのを、していなかった。『腹起こし』とは、道路の横を突っ張っておくもの。」
警察は、配管工事会社の担当者らから話を聞いて、安全管理に問題がなかったか、詳しく調べている。
地盤工学の研究が専門の山口大学工学部の中田幸男教授は、
「一般的に、掘削をする場合に土留めをする必要があるが、土留めをするかしないかの判断をまず誤らないようにしないといけないのがポイントだ。
そのために、事前に地盤調査をして、地盤の状況を把握しておくことが大事だ。
事業者は、労働者の安全を守る義務があるので、細心の注意を払って地盤調査をし、掘削中も周囲の安全に気を配る必要がある。
土留めをすれば、おそらくこんなことにはならなかったと思うので、どうして土留めをするということに至らなかったのかという原因が、この事故の原因究明につながると思う。」
と話している。
※ブログ者注;斜太字は、記事として活字にはなっていないが、映像中で語られていた内容。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4065537312.html?t=1444337086814
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4065543881.html?t=1444337405953
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2607678.html
http://www.sankei.com/west/news/151008/wst1510080041-n1.html
10月9日付で毎日新聞山口版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場は、JR玖珂駅から南東に約500mの住宅街にある。
通り掛かった市民らが、3時間余り続いた救出作業を見守った。
建設会社勤務の近くの男性は、「作業は(崩落を防ぐ)土留めをしていたのだろうか。土留めをしていたら防げた事故だ」と、作業を心配そうに見つめた。
この男性も、穴の中で作業した経験があるが、穴の中で鋼鉄製の板を組み立てて差し込み、土留めをしたという。
男性は、「7日に現場を通りがかった知人の建設作業員が『土留めがないのを見て不安を覚えた』と言っていた」と話した。
事故直後、現場を調査した岩国労基署によると、事故は、死亡した迫田さんが穴の中に入り、排水管を見つける作業中に起きたという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20151009ddlk35040509000c.html
10月9日18時56分にNHK山口からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
配管工事会社は、数日前から地面を掘ったり埋めたりする工事を繰り返していたが、8日だけ土留めをしなかったと説明しているという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4065550472.html?t=1444424321395
2015年9月8日21時54分にNHK宇都宮から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月9日2時30分に日テレNEWS24から、8日22時33分にTBS News iからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後3時半ごろ、栃木県足利市の「S社」採石場で、「重機に乗った20代の作業員が土砂に埋まった」と消防に通報があった。
警察によると、重機に乗っていたのはブラジル国籍の社員(男性、20歳)で、およそ4時間後に救助されたが心肺停止の状態で、午後8時半すぎ、搬送先の病院で死亡が確認された。
当時、採石場では、あわせて6台の重機でコンクリートなどに使う石を採取する作業を行っていたところ、削っていた斜面が突然、崩れ落ちた。
男性は、発見された時、乗っていた重機のほとんどの部分が土砂に埋まっていたという。
当時、足利市では雨が降っていて、警察は、事故が雨によるものかなど、いきさつを調べている。
現場は北関東自動車道の足利インターチェンジから南東に2kmほど離れている採石場。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1094773133.html?t=1441743179748
http://www.news24.jp/articles/2015/09/09/07309033.html
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2582465.html
2015年8月6日18時39分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし5月、周防大島町の生コンクリート会社で、砂をためておく施設の中で作業員が生き埋めになり死亡したのは、危険を防止する対策が取られていなかったのが原因だとして、労基署は、この会社と工場長を労安法違反などの疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、周防大島町の生コンクリート製造会社「O社」と64歳の工場長。
この会社では、ことし5月、深さ2mあまりの砂をためておく施設の中で不具合がないかを確かめていた63歳の作業員が崩れてきた砂の生き埋めになり、死亡した。
岩国労基署は、会社や工場長が、土砂をショベルで取り除いたり命綱がついたベルトを使用させたりするなど危険を防止する対策が取られていなかったのが原因だとして、労安法違反などの疑いで、この会社と工場長を書類送検した。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4063963031.html?t=1438894585185
2015年7月18日17時36分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前10時すぎ、東京・台東区で、古くなった下水管を交換するために掘られた深さ2m50cmほどの穴の中で男性作業員が作業をしていたところ、突然、壁面が崩れた。
男性は、土砂と一緒に崩れてきた金属製の資材に首をはさまれ意識不明の重体になり、病院で手当を受けていたが、午後1時すぎに死亡が確認された。
警察によると、男性は18日午前9時ごろから別の作業員と2人で穴の中に入り、土の壁面が崩れないよう、金属製の資材で補強する作業を行っていたということで、もう1人の作業員は無事だったという。
警察は、亡くなったのは42歳の男性とみて身元の確認を進めるとともに、関係者から作業の状況を聴くなどして、安全管理に問題がなかったか調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150718/3456763.html
7月18日15時58分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前10時ごろ、台東区北上野の下水道工事現場で「作業員が土砂に埋まっている」と、工事関係者から119番通報があった。
消防が駆け付けたところ、長さ約6m、深さ約2.5mに掘られた穴の中で40代の男性作業員が土砂に埋もれ、さらに、落ちてきた長さ3.6mの鉄パイプ2本に首を挟まれた。
男性は心肺停止の状態で病院に搬送されたが、3時間後に死亡した。
当時、現場は、土砂崩れを防ぐために壁面に鉄板を打ち込んで鉄パイプで固定する作業中だった。
前日に降った雨で穴の中が「田んぼのようにぬかるんでいた」という話もあり、警察は、工事の進め方に問題がなかったかなど、事故の原因を調べている。
出典URL
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000055007.html
7月18日13時42分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前10時5分ごろ、東京都台東区北上野の路上で、下水道交換のため掘られた穴が崩落。
40代の男性作業員が、崩れてきた添え木に首を挟まれるなどして意識不明の重体となった。
警察や消防によると、穴は深さ約2.5mで土留めの鉄板が取り付けられていたが、何らかの原因で崩落。穴の中で作業中だった男性は崩れてきた鉄板の添え木に首を挟まれ、下半身が土砂に埋まった。
事故当時、男性を含め2人が穴の中で作業中で、別の1人にけがはなかった。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150718/afr1507180009-n1.html
2015年6月23日12時40分にNHK四国NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月24日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後10時45分ごろ、四国中央市三島紙屋町の「大王製紙」の工場で、自家発電の燃料に使う木の皮およそ20トンをトレーラーから降ろす作業をしていた運転手の男性の姿が見えなくなったと、大王製紙の関係者から警察に通報があった。
駆けつけた警察官や会社の関係者が捜索したところ、およそ30分後に、運転手の男性が降ろした木の皮10トンに埋もれているのが見つかり、病院に運ばれたが、その後、死亡が確認された。胸の圧迫による窒息死とみられる。
亡くなった運転手の男性(47)は、22日午後9時ごろから1人で、トレーラーから工場内の置場に木の皮を降ろす作業をしていたという。
警察は、男性が作業中に誤って木の皮に埋もれたとみて、現場検証を行うなどして事故の原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20150623/5773431.html
2015年5月16日18時52分にNHK 四国 NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月17日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前11時ごろ、西条市小松町新屋敷の製材会社で社員の男性から、「おがくずをトラックに積み込む作業をしていた男性が荷台でおがくずに埋まっていて呼びかけても反応がない」と消防に通報があった。
消防や警察が駆けつけたところ、運送会社社員の清水さん(30)が10トントラックの荷台に積まれたおがくずの中から見つかり、病院に運ばれて手当てを受けたが、およそ1時間後に死亡した。
警察によると、おがくずは深さ2m以上積もり、清水さんは全身が埋まった状態という。
警察によると、清水さんは以前からこの製材会社から出たおがくずを運び出す仕事を担当していて、朝から1人でサイロにたまったおがくずをトラックの荷台に落として積み込む作業をしていたという。
警察は、事故の原因を詳しく調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20150516/4816611.html
(2015年6月19日 修正1 ;追記)
2015年5月17日付の愛媛新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
製材会社「S社」から、「(協力会社の)会社員がおがくずの中に埋まったので助けた」と119番があった。
S社によると、通常収集を終える時間を過ぎてもトラックが移動しないため、不審に思った同社社員が清水さんを捜していた。
2015年4月19日9時51分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府茨木市南春日丘の宅地造成工事現場で17日午後5時20分ごろ、作業員の男性(28)が作業していたところ、土砂が突然崩れ、生き埋めになった。
約30分後に救出されて病院に搬送されたが、18日午後2時ごろ、死亡が確認された。
警察によると、作業員が深さ約1.5mの穴で土をならしていたところ、高さ約5mに積まれた土砂約20トンが崩れたという。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150419/wst1504190021-n1.html
2015年4月17日20時20分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月17日20時13分に朝日新聞から、4月17日21時4分に毎日新聞から、4月17日20時38分にNHK水戸からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後2時15分ごろ、茨城県取手市宮和田の下水道工事現場で、地面に掘られた穴ののり面の土砂が崩れ、中で下水道管を設置する作業をしていた会社役員の高島さん(男性、61歳)が生き埋めになった。
約1時間40分後に救助されたが、死亡が確認された。死因は外傷性窒息死。
消防などによると、現場は住宅街の一角にある県道沿いの歩道。
高島さんら2人が、掘った穴の中で下水管の埋設工事をしていた。
警察によると、穴は幅約1.6m、長さ2.3m、深さ1.5mで、穴の東側は土留めをしていたが、崩れた西側はしていなかったという。。
一緒にいた男性作業員は、逃げて無事だった。
工事を発注した取手地方広域下水道組合によると、工事途中に天候が急変し、現場は強い雨が降った。
雨のため地盤が緩み土砂が崩れた可能性があり、組合は「注意を徹底する」とのコメントを出した。
水戸地方気象台によると、取手市には当時、大雨、洪水などの注意報が出ており、取手市に近い稲敷市では午後4時前までの1時間に4月としては観測を始めてから最も多い29mmの強い雨が降ったという。
現場でも、事故の30分ほど前から激しい雨が降っていたという。
作業員の一人は取材に対し、「雨が強くなってきて、そろそろ作業を中断しようかと話していた矢先だった」と話した。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150417/afr1504170031-n1.html
http://www.asahi.com/articles/ASH4K67BNH4KUJHB013.html
http://mainichi.jp/select/news/20150418k0000m040090000c.html
http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1074119132.html?t=1429303842814
2015年4月4日19時56分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月4日18時8分に九州朝日放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前10時40分ごろ、行橋市門ピ※町のドラッグストアの建設現場で、「同僚が土に埋まった」と作業をしていた人から消防に通報があった。
警察と消防が駆けつけたところ、作業員の男性が土砂の中から同僚に助け出されていて、病院に搬送されたが、およそ1時間半後に死亡が確認された。
亡くなったのは、作業員の境目さん(男性、61歳)。
警察によると、境目さんは配水管を地面に埋設するため、重機で掘った、幅およそ1m、深さおよそ1m80cmの配管用の溝の中に入って、1人で作業をしていたところ、溝の周囲の土砂が突然崩れて、土砂に埋まったという。
現場付近は、きのうの雨で地盤が緩んでいて、警察は、作業を請け負った会社が十分に安全を確保していたかどうか、関係者から事情を聴くなどして詳しく調べている。
※「樋」のしんにょうの点が1つ。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5023771751.html?t=1428181293270
http://www.kbc.co.jp/mbl/sp/news/detail.html?newsno=3&mode=kbc
2015年4月1日15時2分にNHK甲府から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前9時20分ごろ、笛吹市一宮町の産業廃棄物処理会社「E社」で、敷地内の焼却炉の改修作業中に壁が崩れ、作業員数人が下敷きになった。
駆けつけた消防が全員を救出したが、警察によると、この事故で男性5人がけがをして病院に運ばれ、手当てを受けているという。
消防によると、けがをした5人のうち4人は意識があり、1人は心肺停止の状態だという。
警察などによると、事故が起きた焼却炉は高さ3m、幅12mの円柱型のもので、会社が壁の改修作業を委託した業者の作業員が中に入って、内側の壁に付いているレンガを張り替える作業をしていたところ、壁が崩れてきたという。
警察で、会社の関係者などから話を聞いて、当時の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/1046816091.html?t=1427868125
4月2日付で読売新聞山梨版からも、同趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
警察は実況見分を行い、作業手順に問題がなかったかなど調べている。
E社によると、焼却炉は横向きの円筒状で直径約3m、長さ約12m。処理能力は1日約40トンで県内最大級。
炉の内側には厚さ約30cmの耐火壁があり、焼却灰などが付着するため、定期的に張り替え作業を行っていた。
今回の作業は、E社から川崎市の会社を通じて別の同市内の会社が受注。
関係者は、「通常は、内部に足場を組み、破砕機で上部の内壁から少しずつ崩す。今回の事故の状況は分からない」と話している。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150401-OYTNT50146.html
4月2日付で毎日新聞山梨版からも、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は1日夜、負傷した5人は20〜50代の男性で、うち50代の男性は意識不明の重体、20代の男性が左足の指の骨を折るなどの重傷と発表した。他の3人は体に擦り傷を負うなどの軽傷だという。
警察などによると、同社敷地内にある円筒形の焼却炉内で川崎市のプラント専門業者が内壁の耐熱れんがを張り替えていたところ、れんがが崩落し、中にいた作業員5人が巻き込まれた。
いずれも救急隊員らによって救助されたが、50代男性は意識がなかったという。
通報を受け、救急車など8台とドクターヘリが出動し、現場は一時騒然とした。
作業員はいずれも川崎市のプラント専門業者で、E社の男性社員は、「業界でも有名な業者。こんなことが起こるとは」と話した。
別の社員の男性は、「サイレンが聞こえ、消防車などが近づいて来た。その時はまさかうちの会社とは思わなかったが、けがをした人が心配」と表情を曇らせた。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20150402ddlk19040201000c.html
(2017年10月6日 修正1 ;追記)
2017年10月5日16時42分にNHK山梨から、焼却炉は解体中で、天井にヒビが入ってコンクリート製の壁が崩れたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
おととし4月、笛吹市にある産業廃棄物処理会社で焼却炉の解体作業中に内部のコンクリートの壁が崩れ、作業を請け負っていた会社の従業員5人が下敷きになり、1人が重体に、ほかの4人もけがをした。
これまでの調べで、作業はトンネルのような形をした焼却炉の中で行われ、床の部分の解体を進めていたところ、天井部分にひびが入り、重さおよそ15トンに及ぶコンクリートの壁が崩れ落ちたことがわかった。
甲府労基署は、崩れるおそれのある天井部分を事前に板で覆うなど事故の防止策をとっていなかったとして、解体作業を請け負っていた神奈川県川崎市の「K工業」と38歳の現場責任者を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたことについて会社は、「再発防止の徹底に努めます」とコメントしている。
出典
『焼却炉解体事故で労基署が送検』
http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/20171005/1040000296.html
(ブログ者コメント)
事故発生当時の記事では「焼却炉の耐火レンガ張替え中にレンガ崩落」だったが、最新の記事では「焼却炉解体中にコンクリート壁が崩落」となっている。
どちらが正かは不明。
ただ、解体というのは、張替えのためのレンガ解体ということかもしれない。
また、コンクリート壁というのは、レンガを張り付けていた壁のことかもしれない。
そのように考えたので、タイトルも、そのような表現に変更した。
2015年2月16日19時54分にNHK関西NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月17日付で朝日新聞南京都版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前11時半ごろ、京都府城陽市寺田の工事現場で、建設会社社員の高井さん(男性、42歳)が、地盤を確かめようと縦4m、横1.5m、深さ4mほどの穴の中にはしごを使って降りたところ突然、斜面が崩れ、土砂に埋まった。
高井さんはおよそ1時間半後に救出されたが、現場で死亡が確認された。
警察によると、当時、現場では新名神高速道路と京奈和自動車道の接続点に計画されている橋梁の建設工事に向けて、建設用の機械で垂直に穴を掘り、地盤の調査を行っていたという。
高井さんは現場の責任者を務めていたということで、警察は、事故の詳しい状況や安全管理に問題がなかったかなどを調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20150216/5488171.html
2015年2月6日21時26分にNHK神戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後2時ごろ、たつの市新宮町光都の貯水槽の工事現場で「人が生き埋めになっている」と消防に通報があった。
警察によると、貯水層を埋めるために掘削した深さ3.5mの穴の中で作業をしていた建設作業員の田中さん(73)が崩れてきた穴の壁面の土砂で生き埋めになったという。
田中さんは、消防が駆けつけた時には、すでに同僚の作業員らによって土砂の中から助け出されていて、病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
警察によると、当時現場では、田中さんのほかに2人の作業員が重機を使って掘削の作業をしていて、田中さんは1人で穴の中に入って作業をしていたという。
警察は、現場の安全管理に問題がなかったかなど、事故の詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2025280921.html?t=1423258911471
2015年1月19日18時29分にNHK奈良から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月20日付で毎日新聞奈良版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前11時すぎ、葛城市東室の下水道の工事現場で、地中を掘削して下水道管を埋める作業中に、重機で掘り進めた溝の横に盛り上げていた土砂が地面ごと溝の中に崩れ落ち、作業員2人が土砂に埋まった。
このうち1人はすぐに助け出されてけがはなかったが、アルバイトの高崎さん(27)は溝の底で倒れて胸まで土砂に埋まり、およそ10分後に助け出されて病院に運ばれたが、意識不明の重体になっている。
警察によると、溝は長さ7m、幅60cm、深さ1m50cmほどで、掘り出した土砂が崩れるのを防ぐため、板を立てようと高崎さんらが溝に下りた際、事故が起きたという。
当時、現場には6人の作業員がいたということで、警察が詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2054785061.html?t=1421700880165
http://mainichi.jp/area/nara/news/20150120ddlk29040569000c.html
(2015年2月28日 修正1 ;追記)
2015年2月25日21時47分にNHK奈良から、雇用主が安全対策未実施容疑で書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月26日11時35分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
葛城労基署は、事故を防止するために必要な措置をとっていなかったとして、作業員を雇っていた配管工事業の男性を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、死亡した作業員を雇用していた御所市の配管工事業の38歳の男性。
「大丈夫だろうと軽く考えていた」と供述しているという。
この事故は先月18日、葛城市東室の工事現場で、深さ1.5mほどの溝に入って下水管を取り替える作業を行っていた作業員2人が崩れてきた土砂に埋まり、27歳の男性作業員が死亡、もう1人が軽いけがをしたもの。
同署が調べたところ、現場では土砂が崩れるのを防ぐため側面に板を取り付けるなどの安全対策がとられていなかったことがわかり、同署は、労安法違反の疑いで2人を雇用していた男性を書類送検した。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2055729131.html?t=1424900422065
http://www.sankei.com/west/news/150226/wst1502260028-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。