2016年2月21日10時9分に大分合同新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前11時55分ごろ、佐伯市長良の工事現場で「土砂が崩れて人が生き埋めになっている」と、工事関係者から119番通報があった。
土砂の中から会社員の男性(30)を救助し、市内の病院に搬送したが、約1時間後に死亡が確認された。
死因は窒息死。
警察によると、土砂崩れが起きたのは、のり面の補強工事現場。高さ15m、幅20m、奥行き10mにわたって、土砂が流れ出た。
男性ら3人は、のり面に隣接する寺に土砂が飛ばないよう設置していた防護柵の鉄板(高さ3m、幅50cm)を撤去する作業をしていた。他の2人にけがはなかった。
警察は、土砂崩れの原因を調べている。
工事を発注した県南部振興局によると、治山ダムの建設に伴い、山中に重機を入れるため、のり面を補強しながら仮設の作業道を造っていた。
のり面に金網を張ったため、防護柵を撤去していたという。
来週にも、モルタルを吹き付ける予定だった。
大分地方気象台によると、佐伯では19日深夜から断続的に雨が降り、20日午前10時までの1時間に9.5ミリの雨量を観測した。
出典URL
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/02/21/000145708
2月21日5時5分にTBS News iからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
現場は最近まで、土砂災害を防ぐため斜面の補強工事が実施されていて、男性は、他の作業員2人と工事で使用した鉄板を撤去していて、逃げ遅れたとみられている。
出典URL
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2707758.html
2月20日17時44分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
気象台によると、20日の県内は低気圧や前線の影響でまとまった雨となり、佐伯市では、降り始めから正午までに44ミリの雨を観測していた。
出典URL
http://www.news24.jp/articles/2016/02/20/07322902.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。