2017年5月10日17時43分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前11時前、南風原町新川のコンクリート工場で、生コンクリートを作るための砂を積んだ場所の壁が倒れて、作業員の男性(59歳)が下敷きになった。
男性は病院に運ばれ手当てを受けたが、全身を強く打っていて、およそ3時間後に死亡が確認された。
警察によると、倒れた壁は高さがおよそ4mあり、当時、現場では積み上げた砂を重機でならす作業をしていたという。
警察は、現場にいたほかの作業員から話を聞くなどして、壁が倒れた原因や当時の状況について詳しく調べている。
出典
『コンクリート工場で作業員死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093287681.html
5月10日19時31分に琉球放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前、南風原町のコンクリート製造工場で、男性作業員が崩れてきたコンクリートの壁の下敷きとなり死亡する事故が起きた。
警察によると、事故があったのは南風原町新川のコンクリート製造工場で、10日午前11時ごろ、集積された砂を囲む高さおよそ4m、幅12mのコンクリートの壁が突然崩れ、近くにいた男性作業員が下敷きになった。
この事故で那覇市の作業員の男性(59歳)が心肺停止の状態で病院に搬送されたが、およそ3時間後に死亡が確認された。
警察が、関係者から事情を聞くなどして、コンクリートの壁が崩れた原因を調べている。
出典
『南風原町 男性がコンクリートの下敷きになり死亡』
(ブログ者コメント)
琉球放送の映像によれば、道路に沿った石積みの土台の上に長さ20mほどのコンクリートの壁があり、その壁の末端の、プラントに最も近い部分の壁が倒れているように見える。
(2017年5月22日 修正1 ;追記)
2017年5月11日付の沖縄タイムス紙面に、壁には以前から亀裂が入っていたなど、下記趣旨の記事が掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
「コンクリート壁が作業員の体に当たり、出血している」との119番通報があった。
工場関係者によると、男性は擁壁のそばでミキサー車の点検作業をしていたという。
擁壁には以前から亀裂が入っていたといい、工場では補修する話しも出ていたという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。