本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017年5月9日6時49分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
蜂の巣に寄生するハチノスツヅリガの幼虫が、ポリ袋の主成分のポリエチレンを消化できることがわかった。
うまく使えば、通常は分解されずに自然環境に残るプラスチックごみを減らせるかもしれないという。
英国とスペインの研究チームが、米専門誌「カレント・バイオロジー」に論文を発表した。
プラスチック成分を分解する微生物は、いくつか知られている。
ただ、化学薬品による処理が必要だったり、分解に時間がかかったりするものが多かった。
ハチノスツヅリガの幼虫は、より効率よくポリエチレンを分解できるという。
メンバーの一人が、偶然、ハチノスツヅリガの幼虫をポリ袋に入れたところ、幼虫が袋に穴を開けたことが研究のきっかけ。
チームは幼虫の体内を分析し、ポリエチレンが「消化」されて別の化合物に分解されることを突き止めた。
分解酵素は特定できていない。
ただ、幼虫はミツバチの巣にある樹脂状の「蜜ろう」を食べて育つ。
そこでチームは、合成樹脂であるポリエチレンを分解する特殊な酵素を持つと推測している。
幼虫の腸内細菌が持っている可能性があるという。
幼虫100匹をポリ袋に半日入れておくと、92mg分を食べていた。
スーパーのレジ袋1枚を約1カ月で食べるペースという。
ハチノスツヅリガは日本を含む世界各地に生息し、養殖した幼虫は釣り餌としても販売されている。
出典
『ポリ袋を食べるイモムシ発見 ごみの削減に期待』
http://www.asahi.com/articles/ASK4W3VGHK4WUHBI017.html
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HN:
魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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