2016年8月6日19時54分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月7日付で毎日新聞宮崎版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『落雷の影響で整備士が軽症』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5064662351.html?t=1470517999774
『落雷 整備中の旅客機に 整備士軽傷、7便に遅れ』
http://mainichi.jp/articles/20160807/ddl/k45/040/157000c
6日午前8時半すぎ、宮崎空港で落雷があった。
その後、駐機スポットのコンクリートの地面の3か所に直径5cmから30cmあまりの穴があいているのが見つかった。
穴があいた際、駐機スポットにいた60代の男性整備士の口に飛び散ったコンクリート片が当たり、唇を切る軽いけがをしたという。
穴はいずれも、出発を控えて駐機していた羽田行きの便(全日空)の車輪の近くにあいていて、航空会社は、機体に落ちた雷が車輪から放電された時にできたのではないかと話している。
乗客はいたが、無事だった。
気象台によると、宮崎空港では、当時、雷を伴った大雨が降っていて、6日午前8時半までの1時間に40.5ミリの激しい雨を観測した。
雷が落ちたとみられる便は、乗客を一旦下ろして点検が行われ、予定よりおよそ6時間遅れて羽田に出発した。
雷で、計7便の約900人に影響が出た。
(ブログ者コメント)
宮崎空港では、今年6月にも、落雷で滑走路に穴が開いている。
大きな被害や影響が出ない限り報道されないだけで、全国的に同じような事例は結構あるのかもしれない。
2016年6月21日9時40分 産経新聞west
『宮崎空港の滑走路に穴 落雷原因か、一時閉鎖』
http://www.sankei.com/west/news/160621/wst1606210030-n1.html
21日午前6時45分ごろ、宮崎空港(宮崎市)の滑走路に直径10~15cm程度の複数の穴ができているのが見つかり、滑走路が一時閉鎖されるトラブルがあった。
空港職員が修復し、午前8時20分ごろに運用が再開されたが、計6便が欠航した。
宮崎空港事務所によると、落雷が原因の可能性が高いという。
穴の深さは5cm程度。
空港職員が朝の点検で発見した。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。