2016年8月6日付で毎日新聞千葉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『GS解体現場爆発 石飛び散り歩行者けが』
http://mainichi.jp/articles/20160806/ddl/k12/040/138000c
5日午前10時ごろ、市川市鬼高3のガソリンスタンドの解体工事現場で「爆発があった」と110番があった。
警察によると、爆発したのは地中に埋設された円柱形のガソリンタンク(繊維強化プラスチック製、直径約2m、長さ約10m)。
現場は高さ約2mの壁で囲われていたが、石などが10m以上飛び散り、近くを歩いていた男性(54)が軽傷を負ったほか、走行中の車が傷つくなどした。
警察によると、当時は、タンクにつながるパイプを電動カッターで切断する作業をしていたという。
警察は、タンク内に残ったガスにカッターの火花が引火した可能性もあるとみて、原因を調べている。
現場はJR総武線下総中山駅から南西約600mで、マンションや商業施設が並ぶ地域。
近くの理容室で開店準備中だった男性従業員(27)は、「ボーンという大きい音がして、外に出たら砂ぼこりが舞っていて焦げ臭かった」と話した。
8月5日17時11分にNHK千葉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『ガソリンスタンド跡地で爆発』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086984661.html?t=1470431926887
5日午前10時ごろ、千葉県市川市鬼高の解体工事中のガソリンスタンドの跡地で「爆発があった」と、警察と消防に通報があった。
警察によると、直径およそ2m、長さ10mのガソリンタンクが爆発し、タンクのバルブや周辺の石などが吹き飛んだという。
この爆発で、近くを歩いていた54歳の男性が肩に石のようなものがあたって、病院に運ばれた。
けがの程度は軽いという。
また、付近に止まっていた車など7台に石のようなものが当たったほか、近くのファミリーレストランのガラスが割れるなどの被害が出たという。
警察の調べによると、当時は、タンクの上部に突き出た長さおよそ1mの鉄製のバルブを電気カッターで切断する作業をしていたということで、火花が散って、タンクに残っていたガスに引火したとみられている。
バルブは重さが100kgほどあり、工事現場を囲んでいた高さ2mほどのへいを越えて、歩道まで吹き飛んだという。
(ブログ者コメント)
ユーチューブにANNnewsとしてアップされている映像を見ると、タンクのカガミ部分がパックリ割れている。
https://www.youtube.com/watch?v=WeG2-xi6PJo
それほどの爆発なのに、工事していた人にけがはなく、石が当たった通行人1人も軽傷で済んだ。
NHKの映像を見ると、現場は、結構、交通量が多く、工事のための作業員も複数人いたと思われるのに、よくぞこれだけの被害で済んだものだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。