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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2024432332分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日午後2時半すぎ、宮崎市古城町にある高校が所有するサッカーグラウンドで「雷が落ちてけが人が複数出ている」と通報がありました。

18人が病院に搬送され、このうち2人が重症、16人もけがをしました。

現場のグラウンドは、宮崎産業経営大学に隣接する同じ学校法人が運営する鵬翔高校のサッカーグラウンドで、高校によりますと、当時、鵬翔高校と熊本県山鹿市の鹿本高校などのサッカー部の練習試合が行われていたということです。

気象庁によりますと、前線を伴った低気圧の影響で、九州南部などでは大気の状態が非常に不安定になっていて、当時、宮崎市には発達した雨雲がかかり雷注意報が出されていました。

鵬翔高校はNHKの取材に対し、「当時は雨も弱くなっていて、雷も鳴っていなかったことから、中止の判断にはならなかった」などと話しています。

警察などが当時の状況を詳しく調べています。

近くにあるスポーツジムの男性従業員は、「午後240分ごろに、何か破裂したようなドーンという大きな音がしました。今は大雨が降っていますが、きょうは雨が降ったりやんだりで、雷の音は1回しか聞こえませんでした」と話していました。

(ナレーション)

こちらの映像は午後2時半ごろの宮崎市の様子です。
10分ほどで周辺が真っ白になっていきました。



https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240403/k10014411531000.html

 

432158分に読売新聞からは、グラウンドは練習試合中、被雷した部員はピッチ脇でウオーミングアップしていた、3日早朝から局地的に積乱雲発生などと気象台からは発表されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

鵬翔高によると、落雷時は同高サッカー部員同士の練習試合中で、鹿本高の部員たちはピッチ脇でウォーミングアップをしており、雷は同高部員たちの近くに落ちたとみられる。

宮崎地方気象台は2日夕、宮崎県内全域に3日明け方以降を対象とした雷注意報を発表。
3日早朝には、局地的に積乱雲が発達して落雷などの恐れがあると発表し、同日午後も注意報は継続されていた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240403-OYT1T50137/ 

 

43191分にYAHOOニュース(宮崎放送)からは、現場には100人以上いた、予兆なく突然雷が落ちたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場にいた関係者によりますと、グラウンドにあるベンチの前の人工芝が黒くなっていたということです。

また、鵬翔高校によりますと、当時は2つの学校の関係者合わせて100人以上がいたとみられています。

学校では、「雷が鳴った際は練習を中断する」と安全対策マニュアルで決めていましたが、今回、予兆もなく、突然、雷が落ちたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/09fb29f8a23ea141b61f83bd4d95085a07da6651

 

481120分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、雨が強くなったのでハーフタイムを10分延長していた、地面に落ちた雷が放射状に地面を伝い18人が感電した可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

雷が落ちたサッカーコート脇には、黒い跡のようなものが確認できる。

当時、宮崎県全域に雷注意報が出ていたが、監督やコーチは雷注意報を認識しておらず、雨も小降りで雷鳴などもなかったため試合を続行したという。

当時の状況について、鵬翔高校の富山教頭は、「雨が強くなったので、ハーフタイムを10分延長して、携帯アプリで雲の状況を見て試合を再開した。雷が落ちるその時の天候は、雨がぱらついてきたというぐらいの状況だった」、「落雷音が全くしなかったというところですね、いきなりドンと…」と説明。

予兆を感じることもなく、突然、雷が落ちたという。

運転中に落雷を目撃した女性は、「お昼ちょっと前ぐらいにいったんバーっとザーッと降ったりしてやんでっていう感じのちょっと変わった天気でした。いきなり雷が大きい音で1回ドンとなった」と話す。

雨がパラパラと降る中、突然雷が落ちていることが分かる。

いったいなぜ、18人もの生徒に被害が及んでしまったのか。

Mr.サンデーは、雷の被害を抑える研究をしている宮崎大学の迫田達也教授と共に、落雷の現場となったグラウンドを取材した。

現場の地形について、迫田教授は「少し丘みたいにね、ちょっと小高いところがありますけれども、もちろん向こうに落ちても不思議はないし、ここに落ちても不思議はないっていうような地形ですね」と指摘。

「大地に向けて雷が落ちて、落ちた雷による電流が大地を伝わって、それによって生徒さんが感電した恐れはあると思います」と説明する。

雷が大地に流れる様子を表した実験映像を見ると、雷が地面に落下した後、電流が放射状に広がっているのが分かる。

迫田教授によると、事故当時、グラウンドに落ちた雷が地面を伝い、周囲にいた生徒18人に到達したと考えられるという。

小雨の中、予兆を感じることもなく落ちてきたという雷だが、どうすれば察知することができるのか?

迫田教授は「たとえ雨が降ってなくても、あるいは小降りであっても、雷は落ちる可能性はあります。少し暗い雲が存在している、あるいは近づいてきている、あるいは少し湿気を含んだ生暖かい風が吹き出したとかですね。そういったところにも気をつけると方が良いかと思います」としている。






(画像)

https://www.fnn.jp/articles/gallery/682243?image=2

(「Mr.サンデー」47日放送)

https://www.fnn.jp/articles/-/682243

 

481922分にYAHOOニュース(熊本朝日放送)からは、3時間前に遠くで雷鳴が響いていたが、その後はなかった、ウオーミングアップを始めた15分後に落雷があった、8日の時点で1人が意識不明のままなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

熊本県教委は、8日、現地に派遣した職員らが聞き取った内容を明らかにしました。

当日の午前11時半すぎ、現地では雨が強まり、遠くで雷鳴が数回響くのが確認されていました。

その後、雨がやみ、雷鳴もなかったことから、午後220分ごろ、試合に出場予定だった鹿本高校の生徒13人ほどがグラウンドでウォーミングアップを始めました。

落雷があったのは、その15分後。

4人の生徒が倒れていたため、指導者らが応急手当に回ったとのことです。

宮崎市内では、前日2日から雷注意報が出されていましたが、指導者らは把握していませんでした。

また、国の指針では「雷ナウキャスト」などで落雷情報を確認するよう定めていますが、現地では晴れ間も見られたことから、チェックしていなかったとのことです。

病院に搬送された18人のうち1人は、意識不明の状態のまま、集中治療室で治療中です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb5afeddee256ec8cac44bf265fe93402228401b

 

431912分に朝日新聞からは、広いグラウンドで部活中に被雷した事故は過去にもあった、文科省は18年に落雷事故防止文書を全国学校関係者に出しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

学校の部活動中に落雷事故が発生したケースはこれまでにも起きているが、どう備えればいいのか。

過去の被害も、広いグラウンドでの発生が目立つ。

19968月には、大阪府高槻市のサッカー大会に出場していた高校1年の男子生徒を落雷が直撃。
生徒は視力を失い、手足が不自由となる後遺症を負った。

20148月には愛知県扶桑町の高校グラウンドで、野球の練習試合中だった高校2年の男子生徒が落雷に遭い、死亡。

168月にも、埼玉県川越市の高校グラウンドで野球の練習試合中だった高校1年の男子生徒が落雷に遭い、心肺停止となった。

相次ぐ被害を受けて文部科学省は18年、屋外での教育活動における落雷事故防止について全国の学校関係者に文書を出した。

文書では、指導者は落雷の危険性を認識し、事前に天気予報を確認するほか、天候が急変した場合はためらうことなく計画の変更や中止といった適切な措置を講ずるべきだと示している。

さらに具体策として、気象庁のホームページで「雷注意報」の発表状況を確認するほか、雷発生の可能性を確認できる「雷ナウキャスト」といった情報を活用するよう訴える。

落雷に対する安全対策としては、

①厚い黒雲が頭上に広がった際、雷雲の接近を意識し、かすかな雷鳴でも危険信号であることを認識すること

②雷鳴が聞こえたときは、落雷を受ける危険性があるため、すぐに安全な場所(鉄筋コンクリートの建物、自動車、バス、列車などの内部)に避難する必要がある

と指摘している。

さらに、人体は同じ高さの金属像と同様に落雷を誘因するため、体に着けた金属を外したうえでゴム長靴やレインコートなどの絶縁物を身に着けていても落雷を阻止する効果はないと、注意を呼びかけている。

https://www.asahi.com/articles/ASS4333WVS43TIPE01GM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n

 

432155分に毎日新聞からは、「雷注意報」はあるが「雷警報」はない、「注意報」と「警報」は災害の規模によって差が付けられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故当時、周辺では激しい雷が発生したとみられるが、出されていたのは「雷注意報」だった。

なぜ「雷警報」ではなかったのだろうと思いがちだが、実は「雷警報」はそもそも存在しないのだ。

気象庁や福岡管区気象台によると、災害の発生を予測して出される「注意報」には、

▽大雨
▽洪水
▽強風
▽風雪
▽大雪
▽波浪
▽高潮
▽雷
▽融雪
▽濃霧
▽乾燥
▽なだれ
▽低温
▽霜
▽着氷
▽着雪

16種類がある。

一方、重大な災害が発生する恐れがある場合に出される「警報」は、

▽大雨(土砂災害、浸水害)
▽洪水
▽暴風
▽暴風雪
▽大雪
▽波浪
▽高潮

7種類に限定される。

このほか、危険度の高まりなどに応じ、特別警報や早期注意情報もある。

同気象台によると、大雨といった、注意報と警報の両方が存在するものは、災害の規模によって差が付けられる。

これに対し、雷の場合、地上に落ちること自体がかなり珍しく、規模を事前に把握することもできないことから、警報が存在しないという。

雷注意報は、雷が発生すると予測される数時間前に発表される。

そこで参考になるのが、雷の「活動度」が分かる気象庁の「雷ナウキャスト」で、気象庁のホームページで確認できる。

活動度は4段階に分かれており、1が最も低く、4が最高。
1
以上なら1時間以内に雷が発生する可能性があり、24では既に積乱雲が発生し、いつ落雷があってもおかしくない状況といい、気象庁は直ちに建物の中など安全な場所へ避難するよう呼びかけている。

https://mainichi.jp/articles/20240403/k00/00m/040/333000c

 

(ブログ者コメント)

扶桑町と川越市の事例は本ブログでも紹介スミ。

そのうち川越市の事例では、日が射して雷鳴もない中で被雷した。

201684日 埼玉県川越市の高校で野球の練習試合中、グラウンドに雷が落ちて1塁手が心肺停止、雷注意報発令中だったが黒雲あれど空は晴れていて雷鳴も聞こえず突然の落雷だった
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6174/

 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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