2017年9月12日19時4分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後2時前、名古屋市港区にある総合化学メーカー「東亞合成」名古屋工場から「作業員2人が硫酸を浴びた」と消防に通報があった。
警察によると、2人は、いずれも工場に出入りする別の会社の50代と40代の男性作業員で、2人とも足に硫酸がかかり、軽いけがをした。
警察などによると、2人は配管を点検する作業をしていて、配管を外したところ、中に残っていた硫酸がかかったという。
この工場では、カセイソーダや塩酸、それに硫酸などの化学薬品を製造している。
警察と消防が詳しい状況を調べている。
出典
『硫酸かかり工場作業員2人けが』
http://www.nhk.or.jp/tokai-news/20170912/3864381.html
9月12日19時35分に名古屋テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
午後1時半ごろ、港区昭和町の東亞合成名古屋工場で、硫酸約30ℓが配管から流れ出た。
消防などによると、配管を修理していた業者の46歳と53歳の男性2人が足に硫酸を浴びた。
病院に運ばれたが、いずれも軽傷とみられている。
硫酸の流出は食い止められ、海に流れ出た可能性はないという。
現場では、配管を解体して修理する作業中だったということで、警察などが原因を詳しく調べている。
出典
『化学工場で作業員2人が硫酸を浴びる事故 軽傷か』
https://www.nagoyatv.com/news/?id=171894&p=1
東亜合成からは9月12日付で、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
硫酸製造設備の定期修理中、配管を取り外した際に配管中の残液が作業者にかかりました。
『弊社名古屋工場における硫酸被液事故について(お詫び)』
http://www.toagosei.co.jp/news/press/pdf/n170912.pdf
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。