2017年9月14日付で中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前7時15分ごろ、豊田市大清水町南岬の市道の一部が陥没していたためミニバイクが転倒し、運転手が骨折する事故が起きた。
現場は5日に工事の試掘をして埋め戻した場所で、同市は、施工業者の埋め戻しが不十分だった可能性があるとみている。
市下水道建設課によると、陥没は1.5m四方の範囲で、深さは最大10cm。
通りかかったミニバイク2台が相次いで転倒し、30代男性が右手小指を骨折した。
別のミニバイクの20代男性に、目立つけがはなかった。
現場は片側一車線で、市は一時、片側交互通行の交通規制をして、13日午後1時までに補修を終えた。
周辺では、来年2月までの予定で、7月から下水道管の敷設工事をしている。
今回の事故現場では、5日に施工業者が地中のガス管などの位置を確認するため深さ1.5mを試掘し、埋め戻す作業があった。
業者が12日午後5時半ごろに確認したときは、異常は見つからなかったという。
市は近く、現場を掘り返して原因を調べる。
同課は、「ご迷惑をおかけして申し訳ございません。再発防止に努めます」と謝罪した。
出典
『道路陥没、男性が指骨折 豊田、ミニバイクで転倒』
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20170914/CK2017091402000047.html
9月14日19時5分にNHK東海からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県豊田市大清水町の市道で、14日午前7時すぎ、通行した2台のバイクが相次いで転倒し、30代の男性が手の指の骨を折る大けがをしたほか、20代の男性も打撲の軽いけがをした。
豊田市によると、事故が起きた道路では1m50cm四方の場所が陥没していて、最大で10cm程の段差ができていたという。
市によると、この場所は9月5日、下水道工事の事前調査のため、一度、地面を掘ってガス管などの位置を確認し、その後、埋め戻したということだが、業者が埋め戻す際に地面を固める作業が不十分だったことが陥没の原因と分かったという。
市は、業者の処分を検討するとともに、再発防止に努めるとしている。
出典
『道路一部陥没し 男性2人けが』
http://www.nhk.or.jp/tokai-news/20170914/3925281.html
(2017年9月28日 修正1 ;追記)
2017年9月15日付で朝日新聞三河版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
砕石と土で埋め戻した際、上からたたいて固める作業が不十分(転圧不足)だったという。
市は事故の後、陥没した現場を補修したが、14日、再び掘り返して調べていた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。