2019年2月6日19時22分にNHK四国から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後3時ごろ、伊方原発の焼却炉建屋と呼ばれる低レベル放射性廃棄物を処理する施設で消火設備が作動し、消火に使われるハロンガスが噴出した。
このため、作業員およそ20人が避難したが、けがなどの被害はなく、火災もなかった。
ガスが噴出した場所は放射性物質の管理区域で、噴出したガスの量は、およそ5300kgにのぼるということだが、毒性が少なく、四国電力によると、プラントや周辺の環境に影響はないという。
当時、別の消火設備の定期点検が行われていたが、作業員が操作を誤ったため、今回ガスが噴出した消火設備が作動したという。
今回のミスでハロンガスが無くなったため、ガスを補充するまでの間、当面、焼却作業ができないという。
四国電力は、ミスの詳しい原因を調べたうえで、再発防止策を検討することにしている。
出典
『伊方原発で消火ガス噴出ミス』
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20190206/0003098.html
2月6日付であいテレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3号機が運転中の伊方原発で焼却炉の消火設備が作動し、ハロンガス5トン余りが放出されるトラブルがあった。
設備点検中の操作ミスが原因だという。
県と四国電力によると、トラブルがあったのは、使用済みの防護服といった低レベル放射性廃棄物の焼却炉で、5日午後3時過ぎ、建屋の消火設備が作動したという。
当時、焼却炉は使用中だったが火災は発生しておらず、その後の調査で、設備点検中の作業員による操作ミスが原因と判明したという。
今回のトラブルに伴い、消火剤に使用されているハロンガス5トン余りが放出され、大手メーカーによると、ガス代だけでも価格はおよそ6000万円に上るという。
四国電力はガスの調達など、焼却炉の復旧を進めている。
出典
『伊方原発 操作ミスで消火用ガス5トン放出』
http://www.itv6.jp/n-st-ehime/news_detail.php?date=20190206&no=0002
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。