2019年2月6日20時52分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前8時すぎ、津野町白石の山中で、水道工事に当たっていた作業員の常石さん(男性、72歳)が、工事で出たおよそ500kgの残土を山のふもとに降ろすため、空中に渡したワイヤーにつり下げた運搬用の機材をレバーを使って操作していた。
ところが、ワイヤーを支えていた金具が突然破損し、その反動で、常石さんが作業をしていたレバーがついた土台ごと、目の前の谷に転落した。
この事故で、白石さんは胸などを強く打ち、高知市内の病院に搬送されたが、およそ3時間後に死亡した。
この工事は、津野町が水道施設の改修のため、民間の土木業者に委託していたもので当時、現場には、ほかにも数人が作業していたということで、警察は、他の作業員に話を聞くなどして事故の詳しい状況と原因を調べている。
出典
『水道工事の作業員 谷に転落死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190206/8010004356.html
(2019年3月22日 修正1 ;追記)
2019年2月7日付の高知新聞紙面に、下記趣旨のやや詳しい記事が掲載されていた。
6日午前8時10分ごろ、高岡郡津野町の山林にある簡易水道施設の整備工事現場で、集材機に乗り作業していた土木会社社員の男性(72)が機械ごと約6m下の小川に転落。
男性は胸を強く打ち、搬送先の高知市内の病院で約3時間半後に死亡した。
警察によると、現場では残土計500kgが入った土嚢を詰めた容器を、張った架線(ワイヤーロープ)に吊るして運搬していた。
男性は集材機で架線を操作していたが、部品の破損で架線を引っ張っていた補助線が外れ、その勢いで集材機が転落したという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。