2022年5月12日17時35分にmBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府貝塚市でマンホールの検査をしていた市の職員が突然倒れ、意識不明の重体となっています。
貝塚市によりますと、5月11日の午後3時前、貝塚市三ツ松の市道で上下水道部の男性職員が測量などの検査のためにマンホールの中に入ったところ突然倒れ、地上で待機していた別の職員が119番通報しました。
男性は心肺停止の状態で緊急搬送され、意識不明の重体だということです。
マンホールは深さ5.5mで、男性職員は地下に降り立った直後に倒れたということで、市は5月12日現在も原因を調査しています。
現場のマンホールは今年4月28日に完成したばかりで、5月11日に最終点検が行われていました。
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20220512/GE00043770.shtml
5月13日17時54分にmBS NEWSからは、当日は目視確認だけの予定だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府貝塚市のマンホール検査で職員が意識不明となっている事故。
酸素濃度などの計測を行わずに中に入っていたことがわかりました。
貝塚市・上下水道部の男性職員(56)は5月11日午後、新しく完成したマンホールを検査するために中に入ったところ倒れ、13日時点でも意識不明となっています。
貝塚市によりますと、男性職員は低酸素症の疑いがあるということですが、当時、現場では法律で定められているマンホール内の酸素濃度やメタンガスの有無などを計測していなかったことがわかりました。
当日はマンホールを目視で確認するだけの予定だったため、測定機器がありませんでしたが、男性職員が「中に入る」と申し出たということです。
市は職員への安全教育を徹底したいとしています。
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20220513/GE00043790.shtml
(2022年5月19日 修正1 ;追記)
2022年5月18日18時41分に産経新聞からは、参事だった男性は死亡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
大阪府警貝塚署は、貝塚市三ツ松のマンホール内で検査をしていた市上下水道部参事の男性(56)が11日の作業中に倒れ、17日に死亡したと発表した。
死因は低酸素による呼吸困難とみられる。
市職員や工事関係者らが検査に立ち会っていたが、男性は法令で定められた酸素濃度などの測定を行わなかったという。
https://www.sankei.com/article/20220518-NE4JSYHCWRKURFHWT5IRS7UHPQ/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。