2018年1月22日14時9分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月21日22時59分に朝日新聞から、1月22日15時34分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後3時過ぎ、神戸市垂水区塩屋北町で、住宅の裏にある斜面で作業をしていたパワーショベル(0.7トン)が突然滑り落ち、このパワーショベルを引き上げようとした別のパワーショベル(2トン)もバランスを崩して斜面を滑り落ちた。
2台のパワーショベルは、それぞれ別の住宅にぶつかり、このうち、1棟の住宅は台所の壁に縦横2mほどの穴が開いたほか、別の住宅は1階の屋根瓦が崩れ落ちる被害が出た。
事故当時、いずれの住宅にも住人がいたが、けがはなかった。
警察や工事業者によると、2台のパワーショベルは太陽光パネルを設置するため、高さ10mほどの斜面のなかほどで地面をならす作業などをしていたという。
近所の女性は、「大きな音がしたあと、隣の家の人が助けを求めてきました。急な斜面で工事をしていたので心配でした」と話していた。
パワーショベルが滑り落ちた詳しい状況はわかっておらず、労基署が安全管理などに問題はなかったか確認している。
警察によると、現場では昨年10月頃から地面を整地する造成工事が行われていた。
出典
『重機2台が滑り落ち 住宅壊す』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2024579941.html
『重機滑り落ち民家に衝突 起こそうとした重機も隣家壊す』
https://www.asahi.com/articles/ASL1P6WYWL1PPIHB04R.html
『重機滑落し民家破壊、引き揚げ用重機も突っ込む』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180122-OYT1T50037.html?from=ycont_top_txt
1月21日20時55分に神戸新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後5時20分ごろ、神戸市垂水区塩屋北町2で、造成工事をしていたパワーショベルが斜面を滑り落ち民家に激突、1階の屋根部分が損傷した。
そのパワーショベルを引き上げようとした別のパワーショベルもバランスを崩し、アーム部分が隣の民家1階の台所兼リビングの壁を突き破った。
アームで壁を壊された民家に住む女性(71)は、当時、台所で調理中だった。
「バン」という激しい音と同時にアームが壁や窓ガラスを突き破り、女性の目の前まできたという。
なおも「バリバリ」という音がして、パワーショベルが徐々に建物内に入ってきたため、すぐに避難し隣家に助けを求めた。
女性は、「急な斜面での工事だったので、(土砂が)崩れ落ちないかいつも心配だった。まさかパワーショベルが落ちてくるなんて。あと少し立つ位置が違っていたら巻き込まれたかもしれない」と青ざめていた。
近隣住民によると、工事関係者は「太陽光パネルを設置するための工事」と説明していたという。
出典
『造成工事の重機が民家破壊 住人の目の前にアーム』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201801/0010916874.shtml
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。