2019年9月11日15時36分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日熊本市の熊本県立総合体育館で、専門学校の生徒たちがダンスの練習をしている様子を教員がドローンで撮影中に、このドローンが観客席に落下し生徒2人が軽いけがをしました。
警察と消防によりますと、11日午前10時半ごろ熊本市西区上熊本1丁目の熊本県立総合体育館で、専門学校の生徒たちおよそ450人が参加して運動会のダンスの練習をしている様子を、教員がドローンで撮影していたところ、操縦を誤り、観客席にいた生徒にぶつかったということです。
警察の調べによりますと、ドローンは幅がおよそ50センチ、高さがおよそ8センチ、重さがおよそ1キロで、体育館の北側の観客席で見学していたいずれも10代の専門学校生2人にぶつかり、このうち1人は顔に、もう1人は左腕と右足首に、軽いけがをしたということです。
操縦していたのは、このドローンを所有していた専門学校「大原学園熊本校」の40代の男性教員で、操縦には慣れていたということですが、操縦の途中で観客席とドローンとの距離感がわからなくなってしまったと話しているということです。
国土交通省航空局によりますと、建物の中でドローンを飛ばすのに、航空法上の制限はないということです。
警察では、事故の原因を調べるとともに、安全管理に問題がなかったのか、学校側から詳しく事情を聞くことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20190911/5000006329.html
9月12日11時28分に熊本新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前10時40分ごろ、熊本市西区上熊本1丁目の県立総合体育館内で、専門学校大原学園熊本校(同区春日)の学生約450人が運動会の練習中、練習風景撮影のため飛行中のドローン(小型無人機)が落下し、10代の女子学生2人に当たった。
2年生は顔、1年生は腕にそれぞれ擦り傷などの軽いけが。
国土交通省によると、県内でドローンの落下による負傷事故は初めてとみられる。
熊本中央署によると、落下したのは40代の男性教員が操縦していたドローン(縦約50センチ、横約60センチ、高さ約10センチ、重さ約1キロ)。
観客席の学生2人の頭上約1メートルから落ち、当たったという。
同校によると、教員はドローンの操縦資格を持っており、「学生に近づき過ぎてしまった」と話したという。
署は、教員が操縦を誤ったとみて、業務上過失致傷の疑いも視野に捜査する。
同校の柳川部長代理(59)は「学生にけがをさせてしまい本当に申し訳ない。もっと念入りに準備するべきだった」と話した。
https://this.kiji.is/544715166326539361?c=39546741839462401
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の1コマ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。