2019年9月10日14時30分に紀伊民放から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
和歌山県串本町消防本部は9日、同町古座の動鳴気漁港で夜間潜水訓練をした。
潜水隊10人と古座消防署第2警防班4人が参加し、有事に備えた。
新しい隊員が入ったことから、視界の悪い夜の海中を経験してもらい、潜水技術の向上を図ろうと5年ぶりに実施した。
ウエットスーツに空気ボンベを背負った隊員たちは2班に分かれ、岸壁から海へ飛び込んだ後、水深5~7メートルまで潜り、水中ライトで海底を照らしながら目的物を検索する訓練をした。
地上隊との連携の確認や、マスクとベルトを海中で外して着け直す訓練やボンベを外して呼吸を止める訓練もした。
消防隊員のうち、適性検査を通過し、潜水士の免許を取得した消防隊員が潜水隊員になっている。
同本部には11人おり、月2回、昼間の通常訓練をしている。
海や川の事故で行方不明になった人の捜索や海に車が転落した際などに出動しているが、管内では釣り人の救助で出動することが多いという。
潜水隊は通常、視界が悪く危険を伴う夜間は活動しないが、水の透明度があり、水の流れがないなど、安全が確保できていると隊長が判断した場合は、夜間でも活動するという。
https://www.agara.co.jp/article/22447/
9月10日11時54分にNHK和歌山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
夜間の水の事故を想定した潜水訓練が9日夜、串本町の漁港で行われ、串本町消防本部の隊員、10人が参加しました。
訓練は、夜間の視界が悪い状態での潜水技術の向上を目的に行われたもので、串本町消防本部が夜間の訓練を行うのは5年ぶりです。
訓練は、動鳴気漁港の水深およそ7メートルの地点で行われ、潜水隊員は、まず、ボンベを背負わずに海に飛び込み、海底まで潜る訓練を行いました。
続いて、海底に沈んだものを見つける訓練では、ボンベを背負った隊員が、海中で円を描くように泳ぎ、ライトで海底を照らしていました。
初めてこの訓練に参加したという隊員は、「日中と比べて視界が悪かった。災害は昼夜問わず起こるので、これからも訓練に励んでいきたい」と話していました。
串本町消防本部の寺島消防長は、「我々は、長い海岸線や大きな川を管轄しているので、訓練を重ねていきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20190910/2040003697.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の2コマ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。