2022年11月11日にユーチューブ(CBCニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後、名古屋市中区で建て替えが進む中日ビルの工事現場で、ボルト1本が歩道に落下しました。
けが人はいませんでした。
(記者) :
「ビルの6階工事に使われていたボルトがこのあたりに落ちました」
10日午後1時15分ごろ、中日ビルの建て替え工事で、6階から7階の高さで鉄骨を取り付ける作業をしていたところ、長さ5センチ、重さおよそ230グラムのボルト1本が歩道に落下しました。
歩道に人はおらず、けが人はいませんでした。
工事を請け負っている竹中工務店によりますと、地上で組み立てた鉄骨を上層階に吊り上げて作業をしていましたが、落下したボルトは、組み立てた鉄骨かそのうえにかぶせられた飛散防止のシートに紛れ込んでいた可能性が高いということです。
竹中工務店は「安全対策のさらなる強化、徹底を図っていく所存です」とコメントしています。
中日ビルの工事をめぐっては、ことし7月に西側の歩道が陥没したほか、8月には鉄板が落下し男性が軽いけがをしました。
https://www.youtube.com/watch?v=y5vjhZU7RYE
11月11日17時9分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、ボルトは鉄骨の仮固定に使われるものだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後1時半ごろ、名古屋市中区栄の建て替え工事中の中日ビルで、地上6階から7階の間に鉄骨を取り付ける作業をしていた際、直径2センチ・長さ5センチのボルトが南側の歩道に落下しました。
ボルトは鉄骨の仮固定の際に使われるもので、地上で組み上げた鉄骨の中に紛れていたとみられています。
ケガ人はいませんでした。
中日ビルの建て替え工事を巡っては、2022年7月に付近の歩道が陥没したほか、8月には30階の高さから金属製の板が落下し、通行人の男性がケガをするなど事故が相次いでいました。
施工業者の竹中工務店は10日、名古屋市に事故の内容と再発防止策を報告したということで、「原因等の究明に努め、安全対策のさらなる強化・徹底を図っていく所存です」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d46f4011a0fd52acd89859e7286dad98de5419d
11月12日5時6分に中日新聞からは、警備員が落下したボルトに気づいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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同社名古屋支店によると、地上で仮組みした鉄骨をクレーンでつり上げて六、七階の間の外壁に取り付ける際、使用しないボルトが鉄骨上に残っていたとみられる。
警備員が落下したボルトに気付いた。
同社は名古屋市に事故の経緯を報告した。
同支店の担当者は「事故の原因究明に努め、安全対策のさらなる強化、徹底を図っていく」とコメント。
中部日本ビルディングの後藤取締役企画局長は「竹中工務店には、もう一度作業点検の見直しをさせる」と話した。
https://www.chunichi.co.jp/article/580985
(ブログ者コメント)
過去2回の事故は本ブログでも紹介スミ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。