2022年11月9日16時28分にYAHOOニュース(紀伊民報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は8日、飼育していた雄のアミメキリン(2歳)が死んだと発表した。
事故死とみられる。
施設によると、客が同日正午ごろ、高さ約3・2メートルの給餌台に何らかの原因で角が引っかかり、身動きが取れなくなっているのを発見。
連絡を受けて駆け付けたスタッフが救出処置をしたが、間もなく死んだという。
死んだキリンは体長約3・3メートルで、名前は「ナギ」。
2020年10月19日、同施設で誕生した。
施設は、今回キリンが死んだ飼育地区での展示を一時休止。
原因を究明して対策を講じ、動物の安全が確認できた上で、展示を再開するとしている。
なお、その他のキリン(8頭)は隣接した地区で展示し、フィーディング(おやつ体験)も実施する。
施設は「今後も安全、安心を第一に、ゲストの皆さま、スタッフ、動物たちが安心して過ごせるパークづくりに尽力してまいります」と話している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6917f9f490db3248c99822dcee999a947e124af
(ブログ者コメント)
〇今年10月、旭山動物園でもキリンがえさ台の支柱に角をひっかけて死んだばかりだ。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12789/
今回の施設でも、その情報を知っていたと思うのだが、どう活用したのだろうか?
調べてみたが、給餌台の構造を含め、それに関する情報は見つからなかった。
ただ、「時々、旅に出る」というサイトに、給餌台かもしれない設備の写真が掲載されていた。
それは、支柱の中ほどに取付けられたカゴのようなもの。
もしそうだったら、フレームの隙間に角を挟むことはあり得そうに見えた。
https://tokitabi.blog/themepark/wakayama1908-1/
〇それにしても、この施設、今月10日には鳥インフルエンザが発生し、防疫措置は完了したものの、15日現在も経過観察で休園中だ。
8日、10日と、連続しての動物死亡事故。
産業事故でもたまにあるが、続く時には続くものだ・・・。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20221114/2040013126.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。