2022年11月10日5時56分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
海難事故から命を守る手助けにと、道東の標津町の建設会社が「意外な材料」を使って防災スーツを開発しています。
先月、道東の標津漁港で行われた実証試験の様子です。
水温13度の海に浮かぶ男性が着ているのは、防災スーツ。
荷作りなどで使われる「気泡緩衝材」を材料に、標津町の建設会社が作ったものです。
開発のきっかけとなったのは、知床沖で4月に起きた観光船の沈没事故でした。
救命胴衣を補助する、安くて浮力と保温効果がある衣服を作れないかと、8月から試作を始めました。
篠田興業 篠田社長 :
「中に気泡があるので、多少破れても、浮力効果は失われないので作ってみました」
実証試験では、ライフジャケットのみを着用した時に比べて、下半身にも浮力が生じていることがわかりました。
実証試験に参加した従業員 :
「仰向けになっていると(海水は)ほぼ入らない。保温性が全然(違う)、浮き方も着ている時の方がすぐ浮く」
スーツの素材は、業務用の丈夫な生地を使用し、1着の製造コストは3000円程度と言うことです。
篠田興業 篠田社長 :
「(救命用の)ドライスーツとかウェットスーツがあるが、それだと5万とか7万とかする。それを全員の分、船に用意するとなると、相当な投資が必要。安くて短期間であれ、それなりに救えるものであれば、緩衝材で作ってもいいのかなと」
来年3月の実用化をめざし、靴と手袋を一体化するなどの改良も重ねるということで、災害時の防寒グッズとしての活用にも期待しています。
※11月9日(水)「今日ドキッ!」午後6時台
https://news.yahoo.co.jp/articles/59b171db8adf821b53c39733b21ae8db2059323a
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。