2022年11月11日13時53分に南日本放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし4月、国内最大級の巡視船「あかつき」の機関室で火災が発生していたことが分かりました。
第十管区海上保安本部は、巡視船の火元責任者だった2人を書類送検しました。
十管によりますと、業務上失火の疑いで書類送検されたのは、鹿児島海上保安部の巡視船あかつきに勤務する海上保安官で、業務管理官の男性(60)と機関長の男性(51)です。
ことし4月26日午後11時ごろ、屋久島の西およそ35キロをパトロール中の巡視船あかつきで、機関室内の煙突で火災が発生しました。
火は乗組員が消火し、けが人や油の流出はなく、巡視船の航行に大きな支障はなかったということです。
火災の原因は、機関室の煙突近くにあった木製の軸にまかれた電源ケーブルが、船が動いている間に、長時間煙突に触れた状態になり、高温になって出火したということです。
十管は業務上失火の疑いで、11日、火元責任者だった業務管理官(60)と機関長(51)を鹿児島地検に書類送検しました。
国内最大級の巡視船、あかつきはおよそ6500トン、全長150メートル、建造費234億円で、尖閣諸島の警備強化などを目的に去年2月に就役しました。
鹿児島海上保安部の有馬部長は、「巡視船内で火災が発生したことは遺憾。各責任者を指導し再発防止に努める」とコメントしています。
https://www.mbc.co.jp/news/article/2022111100060761.html
11月11日19時26分にNHK鹿児島からは、船の揺れで電源ケーブルが移動し煙突内で出火したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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第10管区海上保安本部によりますと、ことし4月に屋久島沖を航行していた際、高温になる場所で保管してはいけない電源ケーブルが船の揺れで排気管の近くに移動して機関室の煙突内で出火したということで、火元責任者だった2人は注意義務を怠ったとする業務上失火の疑いが持たれています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20221111/5050021094.html
11月12日15時0分にYAHOOニュース(南日本新聞)からは、排気管に接触し続けて発火したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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10管によると、4月26日午後11時すぎ、煙突近くに置いていた電源ケーブルが航行による振動で、煙を外に出す高温の排気管に接触し続け発火。
煙突の壁がわずかに変形したという。
乗組員が消火し、約50分後に鎮火した。
けが人や油の流出はなかった。
火災の発表をしていなかったことに、10管は「規模が小さく、業務への大きな影響もなかったため」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/59ff88693ea02aadf87facbe9e7e6ebfbe9422fa
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。