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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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202211141323分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府岸和田市の市立保育所の駐車場で12日午後5時過ぎ、同市の女児(2)が車の中で意識不明の状態で見つかり、間もなく搬送先の病院で死亡が確認された。

府警によると、女児を見つけた父親(33)は「この日朝、保育所に送るため娘3人を車に乗せたが、一人だけ預けるのを忘れて帰った」と説明したという。

府警は、父親が女児を保育所に預けず、約9時間にわたり車内に置き去りにした後、迎えに行った際に発見したとみている。

熱中症で死亡した可能性があり、経緯を慎重に調べる。

岸和田市は14日、次女が登園する予定だった市立保育所が欠席に気づきながら、親に確認の電話をしていなかったことを明らかにした。

市子育て施設課によると、園児の出欠については

▽保護者が登園時にチェックカードに記入する
▽保育士が園児の顔を見る
▽登園予定の園児がいない場合は親らに連絡する

といった方法で確認するのが基本的な対応だった。

保育所は12日、次女の欠席に気づいていたが、担当の保育士が母親に電話をかけようとした際、別の保護者に対応しなければならなくなり、その間に電話をかけたつもりになっていたという。

これまで、欠席した園児への対応を明文化したものはなく、市は13日に臨時所長会を開き、具体的に文書にして配布した。

また、各家庭に連絡した日時や対応した職員、やり取りの内容などを記入する連絡記録簿を新たに作成。

職員間で情報を共有し、緊急連絡先に連絡がつかない場合、複数回連絡するよう改めた。

同課の溝端課長は「大変重い事案だと受け止めている。今後、このようなことがないよう努めていきたい」と話した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20221114-OYT1T50066/

 

11141929分にmBS NEWSからは、死因は熱中症だった、3列目のチャイルドシートに座っていた、後部座席の窓はスモーク加工されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11月14日、警察は司法解剖の結果、亡くなった惺愛ちゃん(2)の死因は熱中症で、死亡推定時刻は発見される約1時間前の11月12日午後4時ごろだったと発表しました。

また警察によりますと、長女と三女は同じ「認定こども園」に通っていたということですが、そこに2歳児の空き枠が無かったことから、次女の惺愛ちゃんだけ別の保育所に通っていたということです。

惺愛ちゃんは事件当日、車の3列目に座りチャイルドシートにベルトで固定された状態でした。

車は施錠されていて、窓は閉められていたということです。

さらに、後部座席の窓はスモーク加工がされていたため、外から中の様子が見えにくい状況だったことも明らかになりました。



https://www.mbs.jp/news/kansainews/20221114/GE00046840.shtml 

 

11141745分に産経新聞からは、気温23℃でも室内温度は38℃になる、車内に子供だけが残されているのを見た人のうち87%はそのまま通り過ぎたという調査があるなど、など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府岸和田市で2歳の保育園児の女児が、約9時間にわたって車内に置き去りにされ、熱中症で死亡した。

11月は過ごしやすい気候が続くが、日が差すと車内の温度は急上昇する。秋や春でも熱中症への注意を忘れてはならない。

日本自動車連盟(JAF)が過去に実施した車内温度の検証によると、10月で車外の気温が22・7度だった場合、車内の温度はすでに37・5度に。さらに車外が26・8度になると、車内は47・9度に達するなどし、夏以外でも熱中症のリスクが確認された。

40度の車内は大人であれば最初は我慢できるものの、20分程度が限界だったといい、幼い子供が耐えられないことは明らかだ。JAFの担当者は「秋は気温が落ち着いているが、車内に幼い子供を残すことは危険。数分であっても置き去りにしないようドライバーは気を付けてほしい」と話す。

一方、5人に1人が車内に子供を置き去りにした経験があるとの調査結果もある。子供の置き去り検知システムなどを扱う専門商社「三洋貿易」(東京)は今年5月、子供や孫を車に乗せたことがあるドライバーにオンラインで質問し、2652人が回答した。

直近1年間にあった車内置き去りに関する経験を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのが「子供を残したまま車を離れた」(22%)。「車に子供だけが残っているのを見た」(10・6%)、「子供が運転席に座っているのを見た」(5・8%)も続いた。

置き去りにする理由については「保護者としての意識が低い」(73%)が最多。次に「用事を済ませる間に子供を見てくれる人がいない」(32%)だった。

また車に子供だけが残されているのを見た人のうち、87%が「そのまま通り過ぎた」と回答。これに対し「警察に通報した」は1%、「店員や警備員らに知らせた」は8%にとどまった。

https://www.sankei.com/article/20221114-CIUMSKTSPBNZTBXFYGPNXMAJL4/

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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