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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20151112日付で毎日新聞大阪版夕刊から、『信号機:考える機能 災害時、自力で電力 東日本大震災後増加』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

災害への備えや地域の特性を考慮して、新たな機能を持たせた信号機が各地に登場している。

停電が起きても自前で電気を供給する「消えない信号機」は、2011年の東日本大震災後に、全国で6割増加。
一方、埼玉県や岡山市では、歩行者が多い時、自動的に横断歩道側の信号を長時間青色にして、岡山では、信号無視が減るなどの効果が出ている。

全国には約20万基の信号機があるが、事故抑止やスムーズな交通を目指し、各地の警察で工夫を凝らしている。

災害で停電が起きても、消えない信号機があれば、交通事故の防止や住民の避難ルートの確保などに役立つとされる。
東日本大震災直後の11年3月末時点では全国に約5000基あったが、今年3月末までの4年で約8200基に増えた。

消えない信号機は主に2種類あり、歩道上に軽油を燃料とする自家発電装置を設置する「自動起動式」と、LED式信号機で稼働させる「リチウムイオン電池式」。
「自動起動式」は1基約250万円するが、軽油40ℓで電力を約24時間供給できる。
「電池式」はほぼ半分の価格で約8時間稼働するが、信号や電柱に取り付けるため、津波被害には遭いにくい。
いずれも1基で、交差点にある全信号の電力を賄う。

都道府県指定の緊急交通路など、交通量が多い交差点に設置。
災害時に信号が機能しなければ、交通整理に1カ所あたり最低5人は必要だが、この人員を救助などに活用できる上に、事故の危険性も大幅に減らせる。

東日本大震災後、国が、都道府県の消えない信号機整備費用の半額を補助。
警察庁によると、15年3月末現在、設置率は1位が被災地の宮城(12.0%)。3位も、今後、大地震の被災リスクがある東京(10.4%)だった。

宮城県警交通規制課によると、同県内では、震災2カ月後でも、信号機の約7%(246基)が故障。
他県の応援も含め、1日延べ約520人が交通整理に当たった。

県はその後、電池式を年約50基ずつ設置している。
今年9月の関東・東北豪雨でも停電が起きたが、緊急交通路の国道48号の信号機は消えなかったという。
同課の柳谷課長代理は、「震災前に自家発電機付き信号機の設置が進んでいれば、大量の警察官を行方不明者の捜索などに充てられた」と振り返った。

一方、設置率が低いのは石川(0.7%)、岡山(1.1%)、大分(1.3%)など。
南海トラフ巨大地震の被害が想定される高知県も、2.2%にとどまった。
同様に被害が予想される和歌山県は84基を設置済みで、県内の信号機全体の4.7%にまで増えた。
同県警交通規制課の千田次席は、「今後も計画的に整備したい」と話している。

    ◇

さいたま市浦和区常盤地区の道幅の狭い通学路に3月、登場した信号機は、映像から交差点を歩いて渡る人の数や歩行速度を計測し、歩行者が集中する時間帯には青の時間を最大で15秒延長する。
狙いは、登下校する児童の保護。信号待ちの子供が車線にはみ出さないようにする。

埼玉県では、カメラを使う先進的な信号機の導入が進む。
2011年には、浦和区の住宅街のスクランブル交差点に、車が通らない時は歩行者用の信号を常時、青にするシステムを設置した。
カメラで車の通行状況を感知し、信号の切り替えを調整する。
設置前の歩行者の平均待ち時間は約100秒だったが、設置後は平均約50秒になり、歩行者の信号無視が減った。

岡山市のJR岡山駅近くの繁華街にも、12年3月、車が通らなければ歩行者の青の時間が長くなる信号機が設置された。
センサーで車を2秒間感知しなければ、青の時間が最大で13秒長い28秒になる。
岡山県警が設置前後にそれぞれ18時間調査したところ、設置前は26%の歩行者が信号無視をしていたが、設置後は16%になった。

福岡県には3月、子供の声で呼びかける押しボタン式信号機が全国で初めて登場した。
福岡県の昨年1年間の交通事故死者147人中、82人が65歳以上の高齢者で、うち33人は道路横断中だった。
孫に当たる世代の声で呼びかけ、無理な横断をやめてもらおうと、3月、福岡市の西鉄平尾駅前の交差点に設置した。
信号に近づくとセンサーで感知し、「押しボタンを押してください」。ボタンを押すと「青になりました。左右の安全を確かめてください」「信号が変わります。無理な横断はやめましょう」とアナウンスされる。声のあるじは小学5年の女児だ。

歩行者用の信号を同方向の車用より先に青色にする「歩行者先出し信号」もある。
先に歩行者が渡り始めるようにし、右左折車の運転手が歩行者に気づきやすくするのが狙いだ。
00年以降広がり、千葉県、東京都、愛知県などで活用されている。


出典URL

http://mainichi.jp/area/news/20151112ddf001040003000c.html

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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