2015年11月12日付で赤穂民報から、下記旨の記事がネット配信されていた。
11月12日午前10時20分ごろ、赤穂市中広の市美化センターで、職員の男性が作業機械に首を挟まれているのを見回りの同僚職員が見つけた。
男性は搬送先の病院で約1時間後に死亡が確認された。
警察が原因を調べている。
警察によると、亡くなったのは同センター運転手兼作業員の竹原さん(64)。
ごみ焼却炉から出た不燃物を受け止める鉄製の仕切り板(間口約1m、奥行き約1.2m)と金属製のフレームの間に挟まれていた。
死因は「頸動脈が圧迫されて血流が遮断されたためとみられる」という。
竹原さんは、同日午前8時に始業。
仕切り板を動かして、たまった不燃物を下に落とす作業を一人で行っていた。
仕切り板は床から約2.4mの高さにあり、竹原さんは脚立に上がった状態で見つかった。
赤穂市は、「作業方法に問題はなかった。まずは原因究明をした上で再発防止に努めたい」(人事課)と話している。
出典URL
http://www.ako-minpo.jp/news/10606.html
11月12日19時7分にNHK神戸からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前10時半すぎ、赤穂市中広の「赤穂市美化センター」のごみ焼却施設で、職員の竹原さん(男性、64歳)が機械に頭を挟まれて動けなくなっているのを、同僚が見つけた。
竹原さんは病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡が確認された。
警察によると、竹原さんは機械にたまった焼却灰を下に落として捨てるための排出口で下からのぞき込むようにして作業をしていて、スライド式になっている鉄で出来た排出口のふたに頭を挟まれていたという。
現場には脚立が残されていて、竹原さんは当時1人で作業していたということで、警察は、竹原さんが機械の動作を確かめるためスイッチを入れ、何らかの理由で誤って挟まれたのではないかとみて、当時の状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2023463931.html?t=1447361240242
11月13日付で朝日新聞播磨版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
焼却炉の底にある取り出し口のスライド式扉(1.1m×1.2m)と扉枠の間に頭を挟まれていたのを、同僚が見つけた。
高さ2.4mの脚立が下にあったという。
竹原さんは、この日、焼却炉から燃えカスを取り出して最終処分場へ運ぶ作業を1人でしていたという。
市によると、竹原さんは定年後に再任用され、運転手兼作業員として働いていた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。