2015年11月12日11時32分に読売新聞から、『「百年建築」のはずが・・・市役所で雨漏り』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
総事業費103億円をかけて2010年3月に竣工した東京都の立川市役所新庁舎で雨漏りが立て続けに発生し、問題となっている。
新庁舎は地上3階、地下1階で、米軍旧立川基地跡地の約1万1000m2の敷地に建てられた。
耐久性や環境に配慮した「100年建築」をうたっており、屋上には約360枚の太陽光パネルや雨水をトイレに利用する装置などが設置されている。
市総務課によると、竣工間もない11年春の大雪の際、最初の雨漏りが起きた。
太陽光パネル周辺の防水工事が不十分で、太陽光パネルの隙間に積もった雪の雪解け水があふれ、吹き抜けの天井から1階ロビーまで水が滴り落ちた。
この時は、施工した戸田建設(中央区)が修繕工事を行い、すぐに収まったという。
しかし、14年秋頃から現在まで、大雨のたびに屋上の空調室から続くダクト付近から雨漏りが発生。
何らかの原因で、空調室に雨水が入り込んでいるとみられるが、まだ解消のめどはたっていない。
同社は不具合を認めており、無償で修繕工事を行うという。
市では、書類がぬれたりパソコンが壊れたりする損害は出ていないが、雨漏りのたびに1階ロビーにバケツやぞうきん、コーン標識を置くなどの対応を迫られている。
中野・総務課長は、「100年持たせるといって造ったのに、市民が利用するロビーで雨漏りなんてみっともない。業者には早急な対応を要請している」と話している。
戸田建設は、「雨漏りがあったことは事実。市民の皆さまにご迷惑をかけ、申し訳ない」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151112-OYT1T50024.html
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