(ブログ者コメント)
今回紹介されたロボットは、テレ朝映像によれば歩くことはもちろんのこと、しゃがんだりジャンプしたり後ろ足だけで立ったりしている。
開発内容の詳細は、NTTデータ社の報道発表資料参照。
記事中、パイプ振動検知については以下のように記されている。
パイプの異常振動は、劣化や破損の兆候を示す重要なデータです。
これまで作業員が目視や音で判断していた点検作業は、作業員の熟練度に依存しており、見落としや誤判断のリスクの軽減を進める必要があります。
本検証では、人工的に発生させたパイプの振動が、ロボットが撮影した映像から精度高く解析されるかの検証を行い、遠隔操作と映像解析共に設定していた目標値を達成する結果となりました。
また、遠隔操作については以下のように記されている。
現場作業員の負担を減らすため、高速かつ超低遅延、広帯域の通信を可能とするIOWN APNの強みを生かした遠隔地からロボットを巡回させる仕組みや、リアルタイムな映像を用いたパイプの異常を検知する仕組みを検証しました。
具体的には、お台場-五反田間注4を120km離れたAPN環境として構築し、複数のデバイスから高画質な映像を低遅延で遠隔地に送信し、AI解析による設備の異常検知を検証しました。
https://www.nttdata.com/global/ja/news/release/2024/122000/
以下は元記事。
2024年12月25日にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
深刻な人手不足などに対応するため、熟練の作業員に代わって工場内の設備点検ができる小型の犬型ロボットが公開されました。
この犬型ロボットは連続4時間稼働し、人の目では判別が難しい工場内のパイプのわずかな振動などを検知することができます。
パイプの振動は、ガス漏れなど重大な事故につながる可能性があり、日々の点検が欠かせません。
このロボットによって、人手不足や作業負担の軽減効果が期待されています。
またロボットを遠隔操作し、リアルタイムの映像をAIが解析するしくみも検証しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b31e5bcb1fe49bfefe5b1d9eb681eed322518600
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。