2013年7月16日21時1分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後3時前、岩見沢市栗沢町の道道にある「岩栗橋」で、工事のため橋の欄干の外側に設置してあった足場が崩れた。
この事故で、足場の上にいた作業員の男性3人が橋の下を流れる川に転落するなどして、病院に搬送された。
警察によると、このうち1人が死亡した。
ほかの2人もケガをしているが、命に別状はないという。
現場では、老朽化した橋を補修するため、橋の側面の古くなったコンクリートをはがす作業が行われていた。
足場は欄干の外側に、橋の側面にそって設置されていて、橋の中央付近の足場が大きく傾いて崩れた状態になっている。
警察で事故の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130716/8fa92a9980333de572bb3b16d2d233ff.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130717-OYT8T00040.htm
7月17日付で読売新聞北海道版からは、写真付きの別情報などが下記主旨でネット配信されていた。
16日午後2時45分頃、岩栗橋で、「橋の修復工事のために設置されていた足場が崩れた」と119番があった。
男性作業員3人が約5m下に転落し、Sさん(64)が死亡、2人が軽傷を負った。
3人は、橋のコンクリートをはがす作業をしていたところ、足場が崩れたという。
工事を発注した空知総合振興局札幌建設管理部によると、橋に設置された転落防止用の防護柵を取り換える工事だった。
足場は橋の外側にチェーンでつるされていた。
現場では足場の板が大きく下にめくれ、元請け会社の担当者は「足場がこんなことになるのは通常はあり得ない」と話していた。
警察が原因を調査している。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130717-OYT8T00040.htm
(2013年7月26日 修正1 ;追記)
2013年7月17日付の北海道新聞紙面に、以下の補足的記事が掲載されていた。
Sさんは足場の中央部付近で作業していて、約6m下の川に転落。軽傷の2人は、橋の端側付近で作業をしていた。
(2014年7月19日 修正2 ;追記)
2014年7月8日22時55分にNHK北海道NEWS WEBから、足場の最大積載量を決めずに作業させていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岩見沢労基署は、8日、建設会社2社とそれぞれの現場責任者を、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、岩見沢市の建設会社「K社」と、その下請けで 札幌市の建設会社「T工業」、さらに、それぞれの会社の60歳と55歳の現場責任者。
この事故は、去年7月、岩見沢市栗沢町の道道にある老朽化した橋の補修工事で、橋の側面の古くなったコンクリートをはがす作業を行っていたところ足場が崩れ、作業員の男性3人が転落し、このうち64歳の男性が死亡したもの。
同署によると、建設会社や現場責任者は、足場の最大積載の重量を定めず作業させていたほか、作業前の点検も行っていなかったということで、労安法違反の疑いが持たれている。
建設会社と現場責任者は、いずれも容疑を認めているという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140708/5840791.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。