2021年1月18日19時27分にYAHOOニュース(仙台放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、18日午後2時半ごろ、青葉区荒巻の東北大学青葉山キャンパスで、工学部の新築校舎の建設作業中にクレーンでつり上げていたゴンドラが落下する事故がありました。
資材を上の階につり上げる作業中だったとみられています。
警察と消防によりますと、この事故で複数の人がけがをしたということで、3人が救急車で搬送されたとみられています。
そのうち1人は、ゴンドラに乗って、作業をしていたということです。
けがをした人の詳しい容体は分かっていませんが、全員、命に別状はないということです。
警察によりますと、ゴンドラをつり上げていたクレーンのひもは切れていなかったということです。
警察は、作業員に話を聞くなどして、事故の原因を調べる方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6085dd3b74fa08b1a4fbd172595a298217e5d27
2020年10月17日19時26分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後5時ごろ、苫小牧市新開町1丁目のアパートで2階の外側に面した廊下の床が抜け、5人が転落し、市内の病院に運ばれました。
警察などによりますと、病院に運ばれたのは10代から40代の女性4人と、男の子1人のあわせて5人ということで、いずれも意識はあり、命に別状はないということです。
現場は住宅や店舗が立ち並ぶ一角で、警察が廊下の床が抜けた詳しい原因を調べています。
(以下は音声&テロップのみの情報)
買い物から帰ってきて玄関の前に立っていたところ、突然、床が抜けたとみられるという。
アパートの管理会社によると、事故が起きた廊下は金属製で、老朽化が進んでいたことから、今年8月に大家に修繕するよう連絡していたという。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20201017/7000025800.html
10月18日0時45分に北海道新聞からは、鍵を開けようとしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後4時50分ごろ、苫小牧市新開町1の木造2階建てアパートで、2階共用部分の外廊下の床が抜け、5人が転落したと119番があった。
駆け付けた消防署員らが、1階外廊下で崩落したコンクリート片の下敷きになっていた女性4人と乳児の男の子1人を救出した。
女性4人は腕や足を骨折しており、男の子は軽傷。
いずれも市内の病院に搬送され、命に別条はないという。
この日は別の場所に住む長女が息子を連れて、母親らが住む同アパート2階の部屋を訪問。
5人で買い物から戻り、鍵を開けるために部屋のドアの前に立ったところ、床が抜けたという。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/471833/
10月18日14時47分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、4~5年前から老朽化で危険という話しが出ていたなど、下記趣旨の記事が視聴者撮影写真付きでネット配信されていた。
事故が起きた直後の写真(視聴者撮影)を見ると、2階の通路の床がすっぽりと抜け、落ちた5人がひとかたまりになっています。
事故直後、救助に立ち会った男性は「何名かは泣いていて、痛い痛いと言って、緊迫した状況だった。(抜け落ちた)鉄板とかずらして触ったら、錆びていた」と話しています。
建物のメンテナンス業者は、4~5年前から「老朽化で危険」などと、アパートの管理会社などに話はしていたということです。
警察は、アパートの管理が適切だったかどうかを含め、原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/57f1264dd5e7ccd38e08371459b5b9d73542a38f
10月18日19時11分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、アパートは築25年だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は床が腐食していたとみて調べています。
アパートは建てられてから25年ほど経っていて、抜けた床の金属は錆びついていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/91d6491383db8bd88aeb5e817f94c0cbab027de3
2020年7月2日21時38分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前11時前、六ヶ所村にある再処理事業所の敷地内で、64歳の男性作業員が地下のトンネル内で足場を組んでいたところ、固定されていなかった足場が外れて、1.9メートルの高さから転落しました。
男性は、救急車で野辺地町の病院に運ばれましたが、右足のかかとやひざの骨を折る大けがをしました。
男性は、トンネル内に電源ケーブルを通すための足場を組む作業中で、転落防止用の器具を装着していましたが、横のパイプではなく、縦のパイプにつなげていたため、地面まで落ちてしまったということです。
日本原燃は「原因の調査結果をふまえてしっかりと対策を講じ、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
使用済み核燃料の再処理工場がある事業所では、5月中旬以降、作業員がけがをする事故が相次いでいて、今回で6件目です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20200702/6080009009.html
7月2日付で日本原燃のHPにも、同趣旨の記事が掲載されていた。
2020年7月1日(水)10時58分、再処理事業所構内の一般共同溝※1(管理区域外)において、協力会社作業員が第2ユーティリティ建屋※2からMOX燃料工場へ電源ケーブルを敷設する工事を実施するために足場を設置していたところ、足場が外れて約1.9mの高さから落ち、右足を負傷したため、社外医療機関へ搬送しました。(診断結果:右足踵骨折、右足膝骨折)
なお、現場は管理区域ではないため、放射性物質による汚染はありません。
https://www.jnfl.co.jp/ja/business/about/mox/trouble/detail/20200702-1.html
7月3日11時0分にデーリー東北からは、前日の作業で別チームが足場を固定していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場など核燃料サイクル施設で作業事故が相次いでいる。
日本原燃は2日、青森県や村との安全協定に基づき、本年度6件目となる事故の発生を発表。
事故は5月15日から約1カ月半の間に頻発し、既に前年度の7件に迫る勢いだ。
原燃は3日、臨時の安全推進協議会を開き、社内や関連会社、協力会社の安全管理者らに対し、事故防止の徹底を指導する。
原燃によると、1日午前11時ごろ、再処理事業所構内の配管を収納する地下トンネルで、協力会社作業員3人がアルミ製の足場を設置していたところ、足場が外れて60代男性が約1.9メートルの高さから落下。
右足かかとと右膝を骨折する全治1カ月半のけがを負った。
外部電源を各施設に供給する建屋からMOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料加工工場へ電源ケーブルを敷設する工事の一環。
男性は落下防止の安全器具を装着していたが、誤った位置に設置していた。
前日の作業で別のチームが足場を固定していなかったという。
事故は5月2件、6月3件が発生。
今回の事故を含めて計6人が重軽傷を負った。
原燃は2020年を「現場に軸足が移る年」(増田社長)と位置付け、人身災害ゼロを掲げる。
事故が起きれば作業は中断せざるを得なくなり、両工場で定める完工目標に向け再発防止に取り組む考えだ。
https://this.kiji.is/651604857501598817?c=39546741839462401
(ブログ者コメント)
NHKの報道から考えると、安全帯のフックを縦パイプにかけていた模様。
しかし、どういうふうに縦パイプにフックをかけていたのだろうか?
縦パイプにかけても、ズルズルと落ちてしまうと思うのだが・・・。
詳細は不明だが、フックをかけた場所が悪かった事例として紹介する。
2020年5月21日18時3分に東海テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岐阜県恵那市で21日午前、橋の補修工事をしていた作業員3人が足場ごと、およそ15メートル下の川に転落しました。
3人は救助され、いずれも命に別状はないということです。
川に落下し、大破した足場…。
負傷者がヘリコプターに吊り上げられていきます。
午前9時前、恵那市上矢作町の上村川にかかる橋で、「作業員が川に転落した」と消防に通報がありました。
警察によりますと、橋に設置した足場で補修工事をしていた20代から50代の作業員の男性3人が、足場ごと、およそ15メートル下の川に転落しました。
(リポート)
「作業員は、橋からおよそ15メートル下の川に落下したということですが、垂れ下がっている足場が5,6メートルほど、間近で見るとかなりの高さだったことが伺えます」
3人はヘリコプターなどで救助され、このうち30代の男性が左足を骨折、残りの2人も骨折の疑いがあるということですが、いずれも意識はあり、命に別状はないということです。
近くに住む男性:
「山が崩れるような感じ、ドドドッみたいな。ちょっと出て行ったら、人が落下していたんで」
現場の作業員などによりますと、橋を補強するため裏側に金属の部品を取り付ける作業中、この部品が突然、足場の上に落下したということで、警察は作業手順に問題がなかったかなど、事故の詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/81babb107dbb39dc1d816f6a29a2d96bde86c22e
5月22日8時40分に岐阜新聞からは、吊り足場だったなど、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
21日午前8時50分ごろ、岐阜県恵那市上矢作町小田子の鶺鴒(せきれい)橋で、橋の補修工事をしていた男性作業員3人が約15メートル下の上村川へ転落した。
足場に乗って作業していた際、足場が崩れた。
3人は約2時間後に救助され、50歳の男性は肋骨骨折などの重傷、32歳の男性は左脚骨折などの重傷、29歳の男性は軽傷。
いずれも命に別条はないという。
恵那署によると、橋は長さ40メートル、幅4・5メートル。
足場は橋につり下がる形で組まれ、3人は橋桁の補修作業を行っていた。
足場が傾き、乗っていた3人は滑るように転落。
ドクターヘリなどで病院に搬送された。
当時、川の深さは1メートルほどだった。
午前8時ごろから作業していた。
転落を目撃した別の作業員が「工事中の橋から3人が転落した」と119番した。
https://www.gifu-np.co.jp/news/20200522/20200522-241991.html
5月21日19時0分にNHK岐阜からは、救助時の様子などが下記趣旨でネット配信されていた。
21日午前8時50分ごろ、恵那市上矢作町小田子の橋の補修工事現場で「作業中の男性3人が川に落ちた」と、一緒に作業していた男性から消防に通報がありました。
警察と消防が確認したところ、岐阜市の工事会社に務める男性作業員3人が橋の下を流れる川で崩れた足場につかまっているのを見つけ、橋の上からつり上げるなどして救助しました。
警察によりますと、2人が肋骨や足の骨を折り、残る1人も軽いけがをしましたが、いずれも命に別状はないということです。
警察によりますと、橋を補強するため鉄の部材を取り付ける工事をしていたところ、突然、足場が崩れ、約15メートル下の水深約1メートルの川に足場ごと落ちたということです。
現場は愛知県との境に近い上村川に架かる長さ約40メートルの橋で、去年の10月下旬から補修工事が行われていました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20200521/3080003850.html
(ブログ者コメント)
以下は、東海テレビ放映の3コマ。
2020年3月29日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・品川労働基準監督署は、型枠支保工の支柱を十分に設けなったとして、元請業者の東急建設㈱(東京都渋谷区)と同社工事現場担当者および下請業者である型枠支保持工設置担当の㈱K建設(東京都武蔵村山市)と同社工事職長の計2社2人を、労働安全衛生法第31条(注文者の講ずべき措置)や同法第20条(事業者の講ずべき措置など)違反などの疑いで東京地検に書類送検した。
平成29年7月3日、コンクリート打設担当の下請事業場に所属していた労働者ら5人は、目黒区内の工事建設現場において、K建設が木材で作った型枠の上で、厚さ数センチ分のコンクリートを流し込む打設作業を行っていたところ、型枠を支えていた型枠支保工が崩壊した。
労働者らは作業を行っていた高さ5.42メートルの4階床部分から3階床部分に型枠ごと墜落し、重軽傷を負った。
型枠支保工の支柱であったパイプサポートのなかには、重さによって折れていたものもあった。
労働安全衛生法規則第242条(型枠支保工についての措置など)では、高さ3.5メートル以上の型枠支保工を設ける場合、高さ2メートル以内ごとに水平つなぎを2方向設けなければならないが、東急建設らは1方向のみにしか水平つなぎを設けていなかった疑い。
同労基署は、固まりきっていなかったコンクリートが墜落の際のクッションになったが、さらに重篤な災害につながる恐れがあったとしている。
https://www.rodo.co.jp/column/89380/
2020年3月18日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重・伊賀労働基準監督署は、墜落防止措置を怠ったとして、三重県伊賀市で造園工事業の「I園」を営む個人事業主を安全衛生法第21条(事業者が講ずべき措置など)違反などの疑いで伊賀区検に書類送検した。
I園の労働者は令和元年10月21日、人通りの少ない市道で高さ8メートルの街路樹の剪定作業をしていた。
腰にロープを巻き付け、街路樹にぶらさがり作業をしていたところ、幹が折れて4.5メートル下に墜落した。
胸椎や脊髄損傷、肺塞栓で死亡した。
労働安全衛生規則第518条では、高さ2メートル以上の箇所で作業を行う場合、作業床を設けなければならないとしている。
同事業主は高さ4.5メートルで作業させていたにもかかわらず、移動式足場などを設けさせて墜落防止措置を講じなかった疑い。
労働者は入社50年目で、I園で働く他の労働者らも、足場を設けず作業することが常態化していた。
https://www.rodo.co.jp/column/89376/
2020年2月17日17時57分にNHK島根から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前、出雲市の橋の建設現場で、高さ10メートルほどの門型のクレーンが倒れ、作業員1人が橋の下に転落して顔やひざの骨を折ったほか、別の作業員も腕を打撲するけがをしました。
警察などによりますと、2人とも命に別状はないということです。
警察や工事を所管する県によりますと、17日午前8時45分ごろ、出雲市斐川町の橋の建設現場で、高さ10メートルほどの門型のクレーンが倒れました。
この事故で、クレーンの支柱に上ろうとしていた39歳の作業員の男性が、橋から10メートルほど下の道路に転落しました。
男性は、顔やひざの骨を折る大けがをしましたが、命に別状はないということです。
また、18歳の作業員の男性も、クレーンに腕を引っ張られて打撲をしたということです。
現場は、山陰自動車道の斐川インターチェンジのすぐ北側で、ため池に橋を架ける工事が行われていたということで、警察が、クレーンが倒れた詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20200217/4030004648.html
2月17日18時29分に毎日新聞からは、門型クレーンを移動させていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前8時45分ごろ、島根県出雲市斐川町のため池に橋を架ける工事現場で門型クレーンが倒れ、男性作業員(39)が10~12メートル下の市道に転落し、救急搬送された。
県道路建設課によると、命に別条ないという。
別の男性作業員(18)も腕に打撲を負った。
同課によると、橋桁を設置する準備のために門型クレーンを移動させていたという。
https://mainichi.jp/articles/20200217/k00/00m/040/174000c
2月17日20時31分に日テレNEWS24からは、転落した作業員はクレーンの脚の梯子の上にいたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前9時頃、出雲市斐川町で行われていた県道の建設現場で、橋を架ける作業に使っていたクレーンが倒れた。
この事故で、当時クレーンの脚の部分に設置された梯子の上にいた39歳の男性作業員が、10メートルほどの高さから下の道に落ちた。
男性は顔や肋骨、左ひざを骨折するケガを負ったが意識はあり、命に別状はないという。
また、別の18歳の男性作業員は事故により、橋の上で転倒し腕を打撲した。
工事関係者によると、クレーンはワイヤーなどで固定されていたということで、出雲警察署が事故の原因を詳しく調べている。
http://www.news24.jp/nnn/news8759629.html
(ブログ者コメント)
〇以下は、NHK映像の1コマ。
〇本記事のタイトルは、3つの報道内容をドッキングさせて作成した。
しかし、上に人がいる状態でクレーンを移動させていたかどうかは疑問だ。
2019年7月4日8時49分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前10時ごろ、下関市王喜本町にある冠婚葬祭業者が所有する冷凍倉庫の天井が、突然、崩落した。
この事故で、改修工事を請け負っていた会社の社長で、福岡市早良区の高稲さん(男性、38歳)が天井裏からおよそ8m下の床に転落した。
高稲さんは市内の病院に運ばれたが、頭を強く打って、およそ1時間後に死亡した。
また、同じく天井裏で作業していた40代の男性作業員も腰の骨を折る大けがをしたという。
警察によると、高稲さんがほかの作業員と一緒に天井裏に上がったところ、突然、天井が崩落したということで、警察は事故の詳しい状況を調べている。
出典
『下関 冷凍庫天井崩落で死亡事故』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190704/4060003051.html
2019年6月24日23時29分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後1時半ごろ、大阪市此花区梅町2の工事現場で「鉄骨に1人が挟まれた」と119番があった。
高さ約14mの鉄柱4本が倒れ、うち1本と地面との間に挟まれた大阪府柏原市の建設作業員、桃井さん(男性、25歳)が死亡した。
18歳と21歳の男性作業員もけがをしたが、消防によると意識はある。
警察によると、現場はコンクリートの廃材処理工場の建設現場。
桃井さんは鉄柱の周囲にいた。
他2人は2本の鉄柱をつなぐはりの上で作業をしており、落下した。
警察が業務上過失致死傷容疑で調べる。
現場はJR桜島駅から西に約1kmの工場地帯。
(共同)
出典
『鉄柱倒れ、作業員3人死傷 大阪の工事現場』
https://mainichi.jp/articles/20190624/k00/00m/040/281000c
6月24日21時54分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後1時30分ごろ、大阪市此花区梅町の工事現場で、大阪府柏原市高井田の建設作業員、桃井さん(25)が鉄柱の下敷きになり、死亡した。
ほかに21歳と18歳の同僚男性2人も重傷を負った。
警察によると、現場ではコンクリート廃材処分工場を建設中で、長さ14mの鉄柱4本が次々と倒れたという。
3人は、当時、鉄柱に上って作業をしていた。
警察が事故原因を調べている。
出典
『建設現場で鉄柱の下敷きになり3人死傷 大阪・此花』
https://www.sankei.com/west/news/190624/wst1906240041-n1.html
2018年8月2日20時0分に神戸新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
2日午後1時ごろ、兵庫県三田市四ツ辻、建設会社の資材置き場で、長さ約8mの仮設電柱が倒れ、電柱に登って作業をしていた30代ぐらいの男性が地面に落下した。
男性は重傷とみられ、意識不明の重体。
警察によると仮設電柱は2本あり、約20年前に設置された。
男性は電柱の解体工事を請け負った会社の従業員で、撤去作業をしていたという。
警察が、電柱が倒れた原因などを調べる。
出典
『電柱倒れ撤去作業中の男性意識不明 三田』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201808/0011505320.shtml
(ブログ者コメント)
掲載された写真によれば、電柱はコンクリート製。
破断面は円形で、鉄筋が1本だけのぞいている
2018年6月10日17時2分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前2時55分ごろ、京都市伏見区深草極楽町の京阪藤森駅で、工事現場の移動式足場が倒れ、作業中の会社員、Aさん(男性、61歳)=大阪府東大阪市長栄寺=が転落した。
病院に運ばれ、死亡が確認された。
警察によると、線路の上を走る名神高速道路のはりを補修する工事のため、下に車輪がついた移動式足場(縦約1.5m、横約1.9m、高さ約3.9m)に乗って、別の足場を作る作業中だった。
Aさんは、地上から高さ約3mの場所から転落したとみられる。
現場では他に数人が作業し、1人はAさんと同じ足場に乗っていたが、けがはなかった。
警察は、足場が倒れた原因を調べている。
出典
『足場倒れ転落、男性死亡 京阪駅で工事作業中』
http://www.sankei.com/west/news/180610/wst1806100039-n1.html
(2018年6月25日 修正1;追記)
2018年6月9日付の京都新聞(夕刊)紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。
警察によると、京阪線路上に設けた高さ約3mの足場で安全ベルトを着用して作業中、Aさんが足を滑らせて転落すると同時に足場も倒れたといい、原因を調べている。
2018年3月15日21時42分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後4時20分ごろ、大阪府枚方市楠葉の淀川河川敷の新名神高速道路建設工事現場で、「作業員が川に転落した」と工事関係者から119番通報があった。
警察や消防によると、鋼材(H鋼)が落下し、その上で作業をしていた作業員がともに転落。
心肺停止の状態で病院に搬送され、まもなく死亡が確認された。
警察などによると、亡くなった作業員は高知市のYさん(男性、32歳)。
現場では、淀川に架かる橋を造るために、作業員約20人で桟橋を延ばす作業をしていたという。
Yさんは、クレーンの誘導など現場で指揮をする立場で、水面から5mほどの高さから幅約40cmの鋼材とともに落下したという。
警察は今後、死因などについて調べる。
工事は、西日本高速道路(NEXCO西日本)が共同企業体に発注。
同社などによると、事故が起きた場所は2024年に開通予定の高槻~八幡京田辺間にあり、亡くなったYさんは下請け会社の社員だったという。
新名神の工事現場をめぐっては、事故が相次いでいる。
NEXCO西日本の村尾・関西支社長は、15日夜の記者会見で「重大事故が続けて起き、非常事態宣言を出している中で、再び事故を起こしてしまい、おわび申し上げる。原因究明をきちんとし、再発防止策を進める。亡くなった作業員やご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げる」と話した。
今回の事故現場は京阪樟葉駅の南西約800mの河川敷で、ゴルフ場やランニングコースがある。
新名神高速道路の工事をめぐる最近の主な事故
【2016年】
4月22日 神戸市北区道場町平田で架設中の橋桁が落下。作業員2人が死亡、8人がけが
5月19日 大阪府箕面市下止々呂美(しもとどろみ)で、橋桁工事中に仮設の支柱が倒れて下を走る道路をふさぐ
10月 3日 兵庫県猪名川町広根の高架橋工事現場で足場撤去中の作業員1人が転落し死亡
【2017年】
6月19日 大阪府箕面市下止々呂美で作業員が鉄板の下敷きになって死亡
9月12日 大阪府箕面市下止々呂美で作業員が足場から転落して死亡
11月14日 兵庫県猪名川町つつじが丘1丁目で作業員が落下した鋼材に足を挟まれて大けが
出典
『新名神工事現場で鉄骨崩れる 作業員1人転落、死亡』
https://www.asahi.com/articles/ASL3H61Y9L3HPTIL01H.html
3月16日0時35分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
Yさんは、岸から15m離れた橋の先端部で、鉄骨(長さ24m)の上に立っていたが、突然、鉄骨が脱落し、5m下の川に転落した。
鉄骨は、橋の先端から川の上へ張り出すように設置され、約20人の作業員らがその鉄骨に沿って杭を打ち込む作業をしていたという。
警察は、杭と鉄骨の固定方法に問題があった可能性もあるとみて調べる。
出典
『新名神建設現場また事故、作業員が川に転落死亡』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180315-OYT1T50107.html?from=ycont_top_txt
3月15日22時50分に時事通信からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによると、当時は、橋脚の建設に備えて仮桟橋を設置する工事をしていた。
Yさんは現場責任者で、桟橋の先端部で作業を指示していたが、足場にしていた鉄骨の固定部が外れて大きく傾き、鋼材ごと約5m下の川に転落したという。
同僚らが引き上げたが、救急到着時、既に心肺停止状態だった。
出典
『新名神工事でまた事故=鉄骨崩れ男性死亡-大阪』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031501247&g=soc
3月15日23時6分にNHK関西からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
西日本高速道路によると、現場では、淀川にかかる道路の橋脚を作るために、工事車両が通る仮の橋を設置する作業が行われていたという。
死亡した男性は、ライフジャケットを着て命綱を使って作業していたが、乗っていた鋼材自体が落下して転落したという。
西日本高速道路は、新名神高速道路の建設工事のうち、今回のような橋に関わる工事を当面は中止し、安全対策を点検するなどして、再発防止に取り組むとしている。
出典
『事故で 西日本高速道路が会見』
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180315/3094271.html
2018年2月23日18時4分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前9時40分ごろ、矢吹町中畑で、木を伐採していた男女2人が転落したという通報が、一緒に作業していた男性から消防に入った。
2人は玉川村の農業、Bさん(63)とその妻(58)で、病院に運ばれたが、その後、死亡が確認された。
警察と消防によると、2人はクレーンでつり上げられたゴンドラに乗り、10mほどの高さで住宅の敷地の木の枝を切り落とす作業をしていたが、つり上げるためのワイヤーとゴンドラをつなぐフックが4か所のうち2か所で外れていたという。
このため、警察と消防は、フックが外れてゴンドラが傾いたため転落したとみて、さらに詳しい原因を調べている。
この住宅の女性は、「午前8時ごろから作業が始まりましたが、作業の音がせず、ゴンドラのかごも上がっていなかったため、おかしいと思い見に来たら、2人が倒れていました」と話していた。
現場は、JR矢吹駅から南東に5kmほど離れた、住宅が点在する地域。
出典
『枝切り作業中に転落 夫婦死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20180223/6050000202.html
2月23日19時12分に福島民報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前9時半ごろ、福島県矢吹町の住宅敷地内で、木の枝を切り落としていた農業Bさん(63)と妻(58)が約10mの高さから転落し、搬送先の病院で死亡が確認された。
死因は出血性ショックとみられる。
警察によると、2人は住人に木の剪定を頼まれ、クレーン車でつり上げたゴンドラに乗って作業中、ゴンドラをつっていたフックが外れて傾き、地上に落下した。
警察が詳しい事故原因を調べている。
クレーンを操作していた男性が2人が落ちるのを目撃し、「約10mの高さから転落して意識がない」と119番した。
出典
『福島、枝切り中に転落の夫婦死亡 高さ10m、ゴンドラで作業』
http://www.minpo.jp/globalnews/detail/2018022301001989
2月24日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ゴンドラとクレーン車はワイヤで複数個所固定されていたが、そのうちの1箇所が何らかの原因で外れた。
ゴンドラは逆さまになって2人は投げ出され、地面に落下したという。
2人は庭の剪定などを請け負っており、この日も依頼のあった民家で作業中だったという。
(ブログ者コメント)
NHKの映像によれば、ゴンドラは1辺が1m程度の立方体で、側面は網のようなもので囲われているように見える。
フック2か所は外れなかったらしいので、安全帯をしていたら助かったのかもしれない。
2018年1月26日14時33分に琉球新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前、沖縄県那覇市の那覇空港国際線ターミナルビルと国内線ターミナルビルの間にある工事現場の高所から、男性作業員2人が転落した。
消防によると、転落した作業員2人は負傷しており、うち40代の男性1人は心肺停止で病院に搬送されたが、午後1時21分に死亡が確認された。
10代の男性は意識がある状態で搬送されたが、けがの程度は判明していないという。
警察や消防、労基署が事故原因を調べている。
消防によると、作業員2人が作業をしていた場所のコンクリート製の梁と鉄骨が崩れており、2人が巻き込まれた可能性があるという。
26日午前11時51分ごろ、工事関係者から「高所作業中の作業員が転落した」との119番通報があった。
消防によると、転落した作業員2人は、高さ12~13mの地点で作業員落下防止用ネットを取り付ける作業中だった。
当時、事故の現場付近では4人が作業しており、転落した作業員以外の2人は大きな音を聞いて現場から避難したという。
出典
『那覇空港で作業員2人が転落 1人死亡、1人けが 作業員落下防止用ネット取り付け中に』
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-653724.html
1月26日13時22分にテレビ朝日からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防などによると、ターミナル増設工事現場で鉄骨や足場が崩れ、30代の男性作業員が倒れてきた足場に挟まれたほか、別の男性作業員1人が約12mの高さから転落した。
足場に挟まれた男性はまもなく消防に救出されたが、意識不明の重体。
転落した男性は、意識はあるという。
当時、現場にいた人の話によると、突然、ドーンという大きな音がして、その後、次々と足場のようなものが崩れたという。
那覇空港のターミナルの連結工事は国内線と国際線ターミナルを結ぶもので、去年1月に着工して今年12月の完成を目指している。
出典
『那覇空港の工事現場で足場崩落 作業員1人が重体』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000119563.html
1月26日21時24分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
施設3階部分にあるコンクリート製の梁の一部が落下しており、警察は梁が崩れた影響で2人が転落したとみて、詳しい状況を調べる。
現場では那覇空港ビルディングが、国内線と国際線の旅客ターミナルビルを連結する4階建ての施設を建設していた。
同社によると、2人は当時、高所作業車2台のアーム先端の作業台にそれぞれ乗り、3階部分の床を設置するため、資材落下防止のネットを張る作業をしていたという。
梁は、骨格部分として設置されていたとみられる。
出典
『那覇空港の転落事故で1人死亡を確認…梁崩落影響か』
http://www.sankei.com/west/news/180126/wst1801260098-n1.html
(2021年1月27日 修正1;追記)
2021年1月25日18時32分にNHK沖縄からは、計画されていた支保工が現場の判断で作られていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
2018年の1月、那覇空港の国内線ターミナルと国際線ターミナルをつなぐ連結ターミナルの建設工事で、3階部分のコンクリート製のはりが崩れ落ち、近くで作業をしていた2人が巻き込まれました。
この事故で、うるま市の会社員の天願さん(男性、当時43歳)が死亡し、同じく会社員で沖縄市の当時18歳の男性が大けがをしました。
警察の調べによりますと、工事計画では、はりの工事をする際、支保工と呼ばれる支えを事前に作ることになっていましたが、実際には現場の判断で作られていなかったということです。
警察は、本来行うべき工事を行わず事故を起こしたとして、いずれも福岡県の建設会社の社員で、53歳の現場代理人と50歳の現場監督の2人を25日、業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
2人は、警察の調べに対して「事故が起きると思わなかった」と話しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20210125/5090012975.html
1月26日16時20分にYAHOOニュース(琉球新報)からは、工期が遅れていたため、この程度なら大丈夫と判断して当該作業を怠ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、当時の建設計画では、はりの崩落を防ぐため支えとなる部分を作る予定でしたが、工期が遅れていたため、2人は「この程度なら大丈夫」だと判断し、この作業を怠っていました。
2人は容疑を認めているということです。
1月25日20時20分にYAHOOニュース(琉球朝日放送)からは、梁の重さは25トンだったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
那覇空港では、2018年1月に連結ターミナルを造る工事をしていた際、3階部分に使われていた重さ25tのコンクリート製の梁が崩れ落ちて男性2人が巻き込まれ、1人が死亡、もう1人が重傷を負いました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/df4f8631b1b22b9c6d6e54817c41784bce8c8aa2
2018年1月1日19時6分にNHK福岡から、下記趣旨の記事が掲載されていた。
31日午後3時ごろ、苅田町新浜町の日産自動車九州の工場内で、作業員が天井に設置されたクレーンを動かしていたところ、高所作業車に接触した。
そのはずみで高所作業車が横倒しになり、作業車にのっていた苅田町の自営業、Yさん(男性、40歳)が8m下の床に投げ出された。
Yさんは頭や首を強く打って町内の病院に搬送されたが、1日午前8時半ごろ、死亡した。
警察によると、クレーンはYさんとは別の作業員が動かしていて、Yさんは、当時、高所作業車を操作して工場内の機械の周辺に足場を取りつける作業をしていたという。
警察が事故の詳しい状況を調べている。
出典
『自動車工場で作業中の男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20180101/4055051.html
2017年10月5日19時15分にNHK佐賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後4時半ごろ、鳥栖市の原古賀交差点付近の道路で、およそ3mの高さで作業をしていた高所作業車のバスケットの部分とトラックがぶつかった。
この事故で、作業をしていた男性2人がバスケットから落下し、病院に運ばれたが、警察によると、このうちの1人が死亡したという。
作業車は、アームを伸ばして歩道の木を切る作業をしていて、別の木を切るために、バスケットを移動させようとした際、トラックとぶつかったということで、警察で事故の詳しい状況を調べている。
(以下は音声情報)
車道側の枝を切るためにバスケットを移動させようとした際に、走ってきた大型トラックとぶつかったとみられるという。
死亡した男性の造園会社は、県からの発注を受けて木の枝の剪定を行っていたが、県によると、2m以上の高さで剪定などの作業をする際は、命綱をかけるなどの安全対策が法律で義務づけられているが、命綱をつけていなかった可能性があるという。
出典
『作業車とトラック衝突 1人死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5084568172.html
10月6日7時48分に佐賀新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後4時25分ごろ、鳥栖市原古賀町の県道で、大型トラックが高所作業車のバケット(かご)に衝突、バケットに乗って街路樹を剪定していた造園会社社員の男性(48)=鳥栖市西新町=が転落し、搬送先の病院で約1時間後に死亡が確認された。
警察によると、男性は同僚の30代男性と2人で、歩道に駐車した高所作業車を使って剪定中だった。
バケットの下部に大型トラックの左上部が衝突した弾みで、5m弱の高さから転落したらしい。
同僚とトラックの運転手にけがはなかった。
作業車の周辺には交通誘導の2人がいた。
警察は、詳しい原因とともに、命綱の着用の有無を含めた安全対策面を調べている。
出典
『トラック衝突し作業車男性が転落死 鳥栖、剪定中』
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/133254
2017年10月4日13時45分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県瀬戸市の公立陶生病院での床板の敷設工事で作業員が転落死する事故を起こしたとして、愛知県警捜査1課と瀬戸署は4日、型枠工事会社の現場監督だった男性会社員(40)と同社の男性作業員(42)を、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
2人の送検容疑は、昨年10月14日、陶生病院の新東棟建設にあたっての床板「フラットデッキ」の敷設工事で、注意義務を怠るなどして床板がずれ落ち、床板上にいた鉄筋工事請負会社の男性作業員(当時37)を転落死させた疑い。
県警によると、2人は容疑を認めている。
県警によると、請負会社の作業員は同日午前8時45分ごろ、病院の工事現場4階から約4.5m下の3階付近に落下。
病院に搬送されたが、同日中に死亡した。
死因は頭部外傷だったという。
出典
『病院で作業員転落死、現場監督ら2人書類送検 業務上過失致死容疑 愛知・瀬戸』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21871350U7A001C1CN0000/
10月4日19時25分に東海テレビからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県瀬戸市西追分町の公立陶生病院で、去年10月、新病棟の工事中に床板が崩れ、4階部分で作業していた男性(当時37)が転落して死亡した。
愛知県警は、床板を敷き詰める際、金具で溶接するなどの作業を怠ったことが死亡につながったとして、4日、尾張旭市の建設会社社員で42歳と40歳の現場責任者ら2人を、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
愛知県警によると、2人は図面などを確認せずに曖昧な指示を出したほか、作業手順の確認もしていなかったということで、調べに対し、容疑を認めている。
出典
『新病棟工事中に床板崩れ作業員転落死 現場責任者ら書類送検 愛知・瀬戸市 陶生病院』
http://tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=34725&date=20171004
10月4日17時39分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故は昨年10月14日午前8時45分ごろ、愛知県瀬戸市の公立陶生病院の病棟新設工事中に起きた。
固定が不十分なまま作業をしたために床板がずれ落ち、上にいた男性が約4.5m下に転落。
コンクリートに頭を強く打つなどして死亡した。
送検容疑は、男性会社員が床板の両端を固定するよう指示するなどの注意義務を怠り、型枠大工は手順を確認しないまま床板の固定作業をしたとしている。
出典
『現場責任者ら2人書類送検、鉄筋工が転落死 愛知』
http://www.sankei.com/west/news/171004/wst1710040061-n1.html
10月5日付で朝日新聞尾張版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
型枠工事の班長(40)は、床板が落ちないよう、両端の溶接を指示するなどの義務を怠り、型枠大工(42)は、班長の誤った指示を鵜呑みにして、床板の片側を溶接しなかった疑いがある。
(ブログ者コメント)
4つの記事から推測すると、床板の両端を溶接すべきところ、片側しか溶接しなかったため・・・ということのような気がする。
(2017年10月15日 修正1 ;追記)
2017年10月4日付の中日新聞(夕刊)紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
容疑では、建設会社の男性は、作業用の足場を組む作業中、作業員の転落を防止するため床板を溶接する作業の指導や点検を怠り、大工の男性は本来必要な溶接を一部しかしなかったことで、Hさんの転落を招いたとされる。
警察によると、2人は、この工法の作業は初めてだった。
容疑を認めている。
2017年9月16日17時40分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月16日15時24分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前10時半すぎ、高知県四万十市を流れる四万十川にかかる津大橋で、橋の補修工事のために欄干外側に設置された設置された足場から男性作業員が転落したと、一緒に作業をしていた作業員が消防に通報した。
警察によると、転落したのは、愛媛県大洲市の会社員の男性(49)で、およそ20m下の河原に落ちて市内の病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡した。
男性は、16日午前8時ごろから3人の作業員と一緒に、2人一組になって足場を撤去する作業を行っていて、転落防止用の安全帯は着用していたが、突然、足場の床の部分に敷かれた金属製の板が傾いて、転落したという。
他の3人にけがはなかった。
警察は、足場の床が傾いた原因や転落を防止する対策に問題がなかったか、詳しく調べている。
出典
『橋の補修工事で作業員が転落死』
http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/20170916/8010000177.html
『橋工事中の足場から20メートル下に転落、死亡 高知・四万十』
http://www.sankei.com/west/news/170916/wst1709160049-n1.html
(2017年10月15日 修正1 ;追記)
2017年9月17日付で高知新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
同僚は、転落防止のための安全帯で橋にぶら下る格好になり、無事だったという。
2017年8月12日0時14分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月12日10時45分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後4時半頃、東京都千代田区丸の内のビル工事現場で、いずれも内装工の男性作業員3人が転落したと、工事関係者から119番があった。
3人は病院に搬送されたが、全員死亡が確認された。
警察は業務上過失致死容疑を視野に、工事関係者から当時の状況について事情を聞いている。
警察幹部によると、工事現場では当時、5階のエレベーター設置用に吹き抜けとなっている部分で、内壁の基礎工事が行われていた。
50歳代の作業員が鉄製の床板を足場に作業していたところ、床板が突然外れ、床板とともに地下3階部分まで転落。
別の作業をしていた40歳代の2人も巻き込まれたという。
室内作業だったため、いずれも安全帯や命綱を付けていなかった可能性があるという。
東京消防庁によると、5階から地下3階までの落差は約25mだった。
現場はJR東京駅の西約300mにあるオフィス街の一角。
ビルは2015年11月に着工し、東京会館などの跡地に、地上30階地下4階の商業施設の建設が進められている。
完成は18年10月の予定。
出典
『ビル工事現場、3人転落死…床板が突然外れる』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170811-OYT1T50067.html?from=ycont_top_txt
『転落死亡事故3人の身元判明 東京・丸の内の建設現場』
http://www.sankei.com/affairs/news/170812/afr1708120011-n1.html
8月11日22時49分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、50代の男性作業員は、5階部分で壁の基礎部分を造る作業中、エレベーターを通す縦穴の上に足場として置いていた1~2畳分くらいの鉄板とともに、約25m下の地下3階部分まで落下した。
40代の男性作業員2人は、この際に巻き込まれたとみられるという。
出典
『ビル工事現場の5階から地下3階に転落、3人死亡 東京』
http://www.asahi.com/articles/ASK8C63BJK8CUTIL00S.html
8月14日12時5分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3人とともに落下した鉄板の足場に、耐重量を大幅に超える重さの作業車が載っていたことが、警視庁への取材でわかった。
同庁は、重量オーバーが事故原因の疑いがあるとみて調べている。
3人は当時、工事現場5階部分で作業にあたっていたとみられる。
エレベーターを設置予定の場所が縦約2.9m、横約2.7mの空洞になっていたが、この穴を塞ぐように鉄板を数枚並べて設置し、足場として使っていた。
耐重量は150kgほどだったという。
当時、この足場の上で、Tさんが重さ約630kgの高所作業車に乗って内装工事をし、Iさん、Kさんは近くで作業をしていたとみられる。
警察は、作業車の重みで足場が外れ、3人が約36.5m下の地下3階まで落下したとみている。
出典
『足場に作業車、耐重量を超過か ビル工事現場転落死』
http://www.asahi.com/articles/ASK8G324NK8GUTIL009.html
2017年5月29日23時56分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後3時25分ごろ、茨城県日立市国分町にある日立製作所の工場内で、高所作業台が高さ約8m付近で横転、乗っていたテント関連会社の作業員3人が転落し、このうち東京都渋谷区のNさん(男性、64歳)が死亡、48歳と53歳の男性が手首骨折などの重傷を負った。
警察は、安全管理が適切だったかなど、事故の経緯を詳しく調べている。
警察によると、3人は可動式の作業台に乗り、天井に取り付けられている空調用の開閉式テントを途中まで下ろして修理していた。
テントと作業台はロープでくくり付けられており、修理が終わった後、地上にいた別の男性作業員(72)がスイッチ操作でテントを引き上げたところ、ロープが引っ張られて作業台がバランスを崩し、横転したとみられる。
出典
『作業員3人が転落し死傷 茨城、日立製作所の工場内で作業台が横転』
http://www.sankei.com/affairs/news/170529/afr1705290034-n1.html
5月30日6時23分にNHK首都圏からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後3時20分ごろ、日立市国分町にある日立製作所の変圧器を製造している工場で、天井の一部を開閉して空気を入れ換える空調装置の修理に使用していた高さおよそ8mの高所作業車が倒れた。
この事故で、高所作業車に乗って作業していた東京・渋谷区のNさん(男性、64歳)が病院に運ばれたが、体を強く打つなどして1時間半後に死亡した。
また、Nさんと一緒に高所作業車に乗って作業をしていた作業員の男性2人が、手の骨を折るなどの大けがをした。
警察によると、当時は高所作業車と天井の空調装置をロープで結んで作業をしていたということで、作業が終わり、別の作業員が誤って装置を動かしたところ、高所作業車が倒れたという。
警察は、高所作業車がバランスを崩して倒れたとみて、事故の詳しい原因を調べている。
出典
『高所作業車倒れ1人死亡2人けが』
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170530/3821801.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。