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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2021114224分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

おととしの台風19号で崩落した東御市の千曲川の護岸の復旧工事で1万3000か所以上の不具合が見つかった問題で、工事を請け負った会社は原因について、「経験のある技術者を現場に配置していなかった」などと国に報告し、工事を全面的にやり直すとしています。

東御市本海野では、台風19号の豪雨災害で崩落した千曲川の護岸の復旧工事が進められていますが、コンクリートが足りず空洞が生じるなどの不具合が1万3000か所以上見つかり、国は工事を請け負った大手ゼネコンの「大林組」に原因の究明や改善などを求めていました。


これに対し、大林組が14日までに国に改善策を提出し、この中で不具合が生じた原因として、河川工事の難しさへの認識が甘く、経験のある技術者を現場に配置していなかったことや会社としてのチェック機能が働いていなかったこと、それに工事を急ぐあまり必要な手順を踏まず、護岸に大型ブロックを設置したことなどを明らかにしました。


そのうえで、護岸工事を全面的にやり直す必要があるとして、工事にかかる期間は最短で105日、最長で170日かかるとの見通しを示し、3月に予定されていた工事の完了は遅れることになりました。


大林組は「多大なるご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。品質が保たれた護岸を早急に構築します」としています。






 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20210114/1010016662.html 

 


 

※ちょっと前、2020122991分に信濃毎日新聞からは、大林組の工事検査で不具合が発見されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国土交通省北陸地方整備局は28日、昨年10月の台風19号で崩れた東御市本海野の千曲川右岸の護岸復旧工事で、施工不良が計1万3400カ所余見つかったと発表した。

 

コンクリート製の護岸を約480メートル整備する計画で、国の権限代行制度に基づき同省が県に代わって行い、大手ゼネコンの大林組(東京都)が14億4900万円で受注。

工期は2019年10月~21年3月の予定だが、やり直すことで完成が遅れる可能性がある。

 

同社の工事検査で、2カ所計112メートルで護岸のコンクリート製ブロックを支える基礎工事がされていないことが判明し、10月8日に同局に報告。

 

その後、同社がレーダー探査機などを使い、12月23日まで調査したところ、ブロックの背面が固定されず空洞になっている場所が4348カ所、ブロックの間に段差や隙間が空く不具合が9123カ所あることも判明した。

 

同局河川工事課は「土質や地形が設計などと違っている場合には立ち会って検査するが、基本的に完成まで検査はない」とし、これほど多くの施工不良が確認される例はほとんどないという。

 

「大林組の施工方法に何らかの不備があった」と説明。

原因究明や改修計画について来年1月上旬までに提出するよう同社に指示し、「原因が明らかになった段階で再発防止策を検討したい」としている。

 

同社コーポレート・コミュニケーション室は28日、取材に「原因を究明中で、お答えすることがない」とした。

 

現場では、護岸工事と並行し、市道海野宿橋の復旧工事が国の権限代行で続く。

 

護岸工事の完成時期が遅れれば、橋の開通時期に影響が出る可能性がある。

 

同局は現場周辺の世帯に、施工不良があったことを伝える文書を配布。

 

文書を受け取った同市本海野の男性(71)は、「この1年間何をやっていたのか。川の水が増す時季までに護岸の完成が間に合わなければ心配だ。工事内容について直接説明する機会をつくってほしい」と憤っている。

 

台風19号では右岸の護岸が約400メートルにわたって崩れ、海野宿橋の一部と橋に接続していた市道が崩落。

海野橋は、しなの鉄道の線路上に架かっているため、上田(上田市)―田中(東御市)間が1カ月ほど運休する事態になった。

  

https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2020122900045

 

 

また、12291346分にYAHOOニュース(長野放送)からは、不具合状況が若干異なる表現でネット配信されていた。

 

2カ所合わせて112メートルで、基礎工事が行われないままコンクリートブロックが張られていたことがわかりました。

 

このほか、ブロックの裏にコンクリートが十分に詰められていないため、空洞になっている場所が4348ヵ所、ブロックの段差や隙間などが9123ヵ所見つかりました。

 

10月に現場から報告があり、調査を進めていたということです。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b744ac8e3ff34ee67fe3475a95c34e229c42c22

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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