本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2014年7月2日付で毎日新聞山口版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月2日付で朝日新聞山口東版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
また、同社HPにもプレスリリースが掲載されていた。
和木町のJX日鉱日石エネルギー麻里布製油所で、液体硫黄が約7.5kℓ漏れていたことが分かった。
消防法で速やかな通報が義務づけられているが、岩国地区消防組合消防本部への通報は発見から約30時間後だった。同本部は近く文書で改善を指示する。
同製油所によると、漏出は、原油から取り除いた硫黄を回収する装置で発生。
点検中の社員が6月27日午前2時ごろ、約145℃の液体硫黄が移送パイプから漏れているのを見つけた。
装置を停止して漏出を止めたが、通報は遅れて28日午前8時ごろになった。
硫黄は大気で冷えて固化、プラント外に出ておらず、環境への影響はないという。
同社は、通報が遅れたことについて、「硫黄が固体化し、人体に影響がないと考えた。通報義務に関する理解認識不足、通報訓練不足だった。再発防止に努める」と説明している。
また、硫黄漏洩の原因については、本来、閉止状態にあるはずの弁が開放状態になっていたと推定している。
同社は30日、社長を本部長に対策本部を設置。再発防止策を検討している。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20140702ddlk35040354000c.html
http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/2014/20140630_01_0970780.html
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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