本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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たまに参加する緑道でのラジオ体操。
その緑道は、高圧送電線の下に設けられている。
4月のある朝、その送電線の鉄塔の横で体操していたところ、横でガサッと音がした。
見れば、鉄塔を囲うフェンスの内側に数本の木の枝が落ちている。
これはカラスが巣を作っているのだろうと思い、見上げると、案の定、2羽のカラスが頻繁に鉄塔最上部付近に出入りしていた。
フェンスには東電の連絡先が掲示されている。
そこで連絡したところ、東電ではすでに営巣を把握スミで、ヒナが巣立ってから台風が来るまでの間、おそらく夏ごろまでには撤去することになるだろう、とのことだった。
電柱ならいざしらず、鉄塔の最上部まで、巣を撤去するためだけに登るのか?と聞くと、金属製ハンガーが使われているかもしれないので、撤去するとのことだった。
フェンスの中には木の枝が数本落ちているだけで、カメラのズームで見上げても、巣は見えない。
以前、本ブログで、電柱の劣化状況を専門に見て回っている人がいると紹介したことがあるが、カラスの営巣シーズンには、営巣状況を専門に見て回っている人でもいるのだろうか?
あるいは、定期巡回の点検項目の一つに、木の枝などが落ちていないかチェックしているとか・・・・。
これは電力会社だけに限らないことだが、目立たないところで地道に我々の暮らしを支えている人たちがいることを改めて認識させられた次第。
感謝、感謝だ。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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