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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201972915時59分に西日本新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

唐津市の国特別名勝「虹の松原」を走る県道で、折れた松が軽乗用車に衝突して男児(11)が死亡した事故を受け、倒壊する恐れがある松の伐採を進めていた県は26日、県道の全面通行止めを条件付きで解除した。

 

ただ、県は「通行に支障となる可能性がある松が残っている」とし、今後も伐採が必要との考えを示している。

 

一方、県道は「松のトンネル」として市民に親しまれており、文化財保護を担う市には、大規模な伐採に反対する声も寄せられている。

 

安全と景観をどう両立させるのか・・・。

行政は難題を突きつけられている。

 

 

事故が起きたのは、松原を貫く片側1車線の県道。

 

20日夜、幹回り約3mの松が高さ約6m部分で折れ、車に衝突した。

警察が原因を捜査している。

 

県唐津土木事務所によると、県道になった2002年度以降、道路にせり出した松の幹や枝が落下して車を直撃するなどした事故が19件起きたが、死亡事故は発生していなかった。

 

今回の事故を重く見た県は、21日から県道4.6kmを全面通行止めにして緊急点検を実施。

 

26日までに、特に倒壊の危険性が高い松29本を伐採し、制限速度を30kmに引き下げるなどの条件を付けて通行止めを解除した。

 

虹の松原の樹木伐採は、文化財保護法に基づき、市教育委員会の許可を得る必要がある。

 

県道に関しては、「道路上に落下する物体があってはならない」として伐採を求めてきた県に対し、市教委は「市民が400年守り続けた貴重な景観」(幹部)として認めてこなかった経緯がある。

 

県は今後も、道に張り出すなどした松の伐採を市教委に求める構え。

 

伐採対象となる樹木は100本を超えるとみられる。

 

市教委は、「申請があれば、本当に切る必要があるのか慎重に判断する」としており、簡単には結論が出ない可能性もある。

 

虹の松原は市民がボランティアで松葉かきや草抜きをして保全活動を続けており、市には「拙速に切らないでほしい」と、伐採を最小限にとどめるよう求める声も寄せられている。

 

唐津商工会議所と唐津観光協会は25日、安全対策と松原の保護を両立させるよう求める要望書を提出した。

 

同商議所の山下専務理事は、「行政だけで伐採を決めるのではなく、保全活動に取り組んできた民間の意見も聞いてほしい」と訴えた。

 

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/530668/ 

 

 

731940分に佐賀新聞からは、事故対応として沿道の松254本が伐採されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

唐津市の国特別名勝「虹の松原」を通る県道で、折れたマツが軽乗用車と衝突し、同乗していた小学5年男児が死亡した事故を受け、県道を管理する県唐津土木事務所は、倒木の恐れなどがある沿道のマツ254本を伐採する方針を決め、文化財保護法に基づく伐採許可を唐津市教育委員会に申請したことが30日、分かった。

 

市教委は「法律上、止めることはできない」とし、近く、許可の意向を伝える。

 

20日夜の事故後、県は緊急措置として「危険木」29本を既に伐採。

申請が許可されれば、283本となる。

 

安全対策の必要性の一方、かつてない規模の伐採に、反対する市民の声があり、関係機関の判断が注目されていた。

 

同土木事務所によると、伐採の対象となるマツは、林野庁佐賀森林管理署など関係機関との合同点検で、

▽道側にはみ出すなど、通行の妨げになる懸念がある

▽木の状態が悪く、倒木の恐れがある

などのマツを伐採候補にリストアップした。

 

同管理署の同意を得て29日、市教委に文化財の現状変更の許可を申請した。

 

国道から県道となった2002年から同事務所が、道側にせり出したマツの枝を毎年数本程度、伐採しているが、幹ごと伐採するのは今回が初めてという。

 

事故後、一部区間を通行止めにしていたが、現在は制限速度を30kmにするなど条件付きで規制を解除しており、「条件なしで通れるようにするには、そう(伐採)せざるを得ない」という。

 

虹の松原の樹木伐採は、国からの権限移譲を受け、文化財保護法に基づき市教育委員会の許可が必要。

 

担当する市生涯学習文化財課は、「本数が多いこともあり、市が独自に判断していいのか、県文化財保護室や文化庁に確認を取った」とした上で、「市として危険木ではないとは言えず、管理者や所有者の判断を覆して許可を出さないという選択はない」とし、近日中に許可する意向を明らかにした。

 

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/407473

 

 

82915分に佐賀新聞からは、住民代表を交えた協議の場が設けられるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

佐賀県唐津土木事務所が沿道のマツ254本の伐採許可を市教委に申請したことを受け、市は1日、国、県に加え、市内の商工関係者、民間団体、住民代表などを交えた協議の場を設け、広く意見を聞いた上で判断する考えを示した。

 

同日、市役所で開いた会見で、脇山政策部長が明らかにした。

 

会見冒頭、脇山部長は、判断の方向性が定まっていないことを強調。

県、国との協議が整い次第、市の方針を決定する考えを示した。

 

また、県から、県道虹の松原線の安全に関する会議を6日に開催し、現状を報告するとの連絡があったと報告。

 

県は、254本の選定根拠の説明が重要との認識を示し、「松原に対する唐津市民の思いも承知し、丁寧に対応していきたい」との考えを伝えたという。

 

脇山部長は、6日の会議を受け、県、国、民間の保護団体や商工関係者を交えた独自の協議会を、早ければ月内にも立ち上げる方針を説明。

 

伐採本数や判断時期も協議会の中で議論する考えだが、判断時期の見通しについては「分からない」などと述べるにとどめた。

 

現在、時速30km制限としている交通規制については、「29本を伐採し、暫定的に通行止めを解除している。安全がどの程度保たれているのか検証が必要で、いろんな意見を聞いて進めたい」と述べた。

 

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/408256 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

西日本新聞掲載写真によれば、道の両脇にある松並木の松が、道に覆いかぶさるように茂っている。

 

 

 

(2019年8月7日 修正1 ;追記)

 

201986111分にNHK佐賀からは、台風接近に伴い現場の道路は通行止めになったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

唐津市の国の特別名勝「虹の松原」では先月、倒れた松の木に軽乗用車が衝突し小学生が死亡したことから、台風の接近に伴って周辺の県道は全面通行止めとなっている。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20190806/5080003577.html 

 

 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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