2017年8月2日18時38分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
スマートフォンなどに使われる「リチウムイオン電池」が発火するケースが相次いでいることを受けて、東大阪市消防局は、注意を呼びかけるため火災実験を行い、3日、動画をホームページで公開することにしている。
東大阪市と大阪市では、スマートフォンや充電器などに使われるリチウムイオン電池が原因とみられる火災が去年1年間であわせて15件起きていて、ことし6月には「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の敷地内で充電器から煙が出て、客が避難する騒ぎになった。
東大阪市消防局は、発火の危険性を広く知ってもらうため、先月、火災実験を行った。
これまでの調査で、火が出るのは、落とすなどして内部が損傷した電池に過剰に充電を続けた場合が多いため、実験では、あらかじめ衝撃を加えた古いバッテリーを使って同じ状況を再現した結果、およそ20分後に(音声;火花が出たあと)爆発し、炎が上がった。
消防によると、メーカーが指定していない市販の充電器を使ったり、スマートフォンをお尻のポケットに入れたまま座って内部が損傷したりすると、発火のおそれがあるということで、電池の膨張や異臭、充電中に高温になるなど、異常を感じた時は、使用を控えるよう呼びかけている。
東大阪市消防局は、実験の動画を3日、消防局のホームページで公開することにしていて、「リチウムイオン電池の製品は、便利な一方で、使い方を誤ると危険なので十分注意して利用してほしい」と話している。
出典
『リチウム電池火災実験動画公開』
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170802/5588951.html
(ブログ者コメント)
実験動画は、東大阪市消防局HPの下記記事から閲覧可能。
『リチウムポリマーバッテリーの火災事例』
(記事の日付は2013年8月5日となっているが、誤植?)
http://www.city.higashiosaka.lg.jp/0000011396.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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