2020年8月27日11時38分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前4時頃、新潟県糸魚川市市振の国道8号「風波洞門」内で大型トレーラーが横転し、運転手の40歳代男性が右ひじに軽傷。
タンクに積まれた濃度32%の液体カセイソーダ約21トンのうち10トン近くが周辺に流出し、洗浄作業などのため、午前5時49分から約13時間にわたり、2キロほどの区間が通行止めとなった。
糸魚川署の発表などによると、現場は交通の難所として知られる親不知海岸の崖で、片側1車線のカーブ。
同署で横転した原因を調べている。
カセイソーダは強アルカリ性劇物で、運送会社の作業員らが現場で洗浄作業を進めたが、難航していたという。
近隣住民への危険はないが、カセイソーダが海中に流れ込んだ可能性もあり、国土交通省高田河川国道事務所が、上越海上保安署と連絡を取りながら対応にあたっている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200827-OYT1T50132/
8月26日11時47分にTBS NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前4時すぎ、新潟県糸魚川市の国道8号で大型トレーラーが横転し、積んでいた液体のカセイソーダが流れ出る事故がありました。
カセイソーダは劇物に指定されている薬品で、消防やトレーラーを保有する会社が慎重に撤去作業を行っています。
このため、現場周辺はおよそ1.4キロにわたり、通行止めが続いています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4062311.html
(ブログ者コメント)
以下は、TBS映像の4コマ。
タンク本体の前方上部が破損しているようにも見える。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。