2020年8月24日20時12分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
呼吸困難で声がでない患者の通報に対して、携帯電話の画面を「トン、トン」とたたいて応答するように指示して自宅を割り出し、無事、救出したとして、第35回「大阪の消防大賞」(産経新聞社提唱、エア・ウォーター防災協賛)は24日、堺市消防局の3人に賞状と記念品を贈った。
助けられた堺市南区の米田さん(男性、56歳)も、この日、同消防局に駆けつけ、「丁寧な指示のおかげで頑張れた」と、感謝を伝えた。
重度の呼吸困難に陥り、声が出ない状態の米田さんが119番通報したのは昨年10月。
受信した堺市消防局の当直だった川元消防司令(男性、41歳)と西村消防司令補(男性、34歳)、岸本消防司令(男性、36歳)の3人は、機転を利かせて「質問の答えが合っていれば電話をたたいて」と呼びかけた。
自宅のある建物の位置をGPS(衛星利用測位システム)を使って割り出した上で、質問を繰り返すことで住む階や部屋を絞り込み、救急搬送につなげた。
岸本消防司令は、「訓練を生かし、無事救命できてよかった」と話した。
府内の優れた消防職員、消防団員をたたえる今年の「大阪の消防大賞」は、
▽堺市消防局をはじめ、
▽泉州南消防組合・大阪市消防局航空隊
▽枚方寝屋川消防組合
▽大阪市消防局西成大隊
▽豊能町消防団
▽堺市美原消防団
▽泉佐野市消防団市役所分団
の7団体が受賞した。
表彰式は新型コロナウイルス感染拡大のため中止し、賞状と記念品を受賞団体に個別に贈呈した。
https://www.sankei.com/west/news/200824/wst2008240028-n1.html
(ブログ者コメント)
スマホトントンは機転をきかしてのことだったが、消防司令は「訓練を生かし・・・」とのコメント。
想定外事態に対応するような訓練でも行っているのだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。