2020年8月22日13時56分にYAHOOニュース(中央日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
過去最長の梅雨が終わると、河川の水や土砂に流された「流出地雷」注意報が発令された。
韓国軍が21日まで前方水害地域と南北境界地域の河川周辺で集中捜索作戦をした結果、北朝鮮の木箱入り地雷を含め、流出した地雷30発が回収された。
◆北朝鮮「木箱入り地雷」2つ発見
韓国軍は、今回の探知作戦で非金属地雷探知機を使用した。
合同参謀本部によると、3日から実施された前方地域地雷探索作戦で、北朝鮮軍が使用する木箱入り地雷2発が江原道麟蹄(インジェ)と仁川市甕津郡延坪島(ヨンピョンド)で回収された。
長さ20.3センチ、幅7センチ、高さ3.7センチの木箱入り地雷は起爆装置と爆薬がなく、爆発の可能性はなかった。
北朝鮮の木箱入り地雷は軽くて水に浮くため、過去にも集中豪雨で南側に流れてきたことがある。
2010年7月、京畿道漣川郡長南面(ヨンチョングン・チャンナムミョン)民間人出入統制線内の臨津江(イムジンガン)支流・沙尾川(サミチョン)で釣りをしていた市民2人が木箱入り地雷2発を拾ったが、1発が爆発し、現場で1人が死亡、1人が重体となる事件が発生した。
◆韓国軍の対人地雷も28個見つかる
合同参謀本部は木箱入り地雷2発のほか、韓国軍の対人地雷28発も発見されたと明らかにした。
これら地雷は江原道華川(ファチョン)・麟蹄・鉄原(チョルウォン)、京畿道(キョンギド)漣川など境界地域で回収された。
軍当局は今月3日から京畿道坡州(パジュ)・漣川、江原道華川・麟蹄・楊口(ヤング)・鉄原など前方の水害地域6市・郡に延べ3300人を投入し、地雷探索作戦を進めてきた。
17日からは、後方防空陣地の地雷除去作戦に投入されていた将兵約500人と非金属地雷探知機など装備100台を追加で送り、境界地域で一斉に地雷探索作戦を進行している。
土砂崩れなどで地雷流出の可能性が高い地域と北朝鮮地域から地雷が流入する可能性がある臨津江など南北共有河川地域で作戦が続けられている。
韓国軍の地雷のM14対人地雷はプラスチックの円筒形で、大きさは直径5.5センチ、高さ4センチ。
M16対人地雷は金属の円筒形と「圧力信管」が特徴。
直径10.3センチ、高さ14センチで、一般のマグカップより大きい。
今回発見された地雷はすべて韓国・北朝鮮軍が使用する人命殺傷用だ。
朴漢基(パク・ハンギ)合同参謀議長は、「軍の任務は、いかなる場合も国民の生命と安全が最優先」とし「集中豪雨被害地域の住民が一日も早く日常生活に戻れるよう、安全を確保した中、流出した地雷を迅速かつ完ぺきに探知・除去する」と述べた。
軍は土砂崩れ・河川氾濫・浸水地域の住民に対し、地雷探索作戦が完了するまで、地雷に注意するよう呼びかけた。
疑わしい物体を発見すれば触れてはならず、付近の軍部隊(1338)や警察署(112)に通報するよう要請した。
◆漢江沿いで地雷爆発、釣り中の市民が重傷
先月、北朝鮮軍の地雷が漢江付近で爆発し、釣りをしていた市民が負傷する事故が発生した。
京畿道高陽(コヤン)警察署によると、先月4日午後6時49分ごろ、高陽市徳陽区(トギャング)幸州外洞(ヘンジュウェドン)の金浦(キンポ)大橋近隣の漢江(ハンガン)沿いで北朝鮮軍が使用する対人地雷が爆発し、釣りをしていた70代の男性が大けがをした。
高陽警察署の関係者は、「爆発物の残骸を回収し、国立科学捜査研究院に精密分析を依頼した結果、北の軍が使用する地雷と判明した」と明らかにした。
この関係者は、「この地雷が豪雨で漢江に流れきたものかどうかなど、地雷流出または埋設時期については追加の捜査が必要」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5faa0cf27d4cbf739537b3bb2c3c4e6a6368ccff
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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