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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20203271730分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

新型コロナウイルスの感染が相次いだ大分市の大分医療センターでは、医療スタッフが扱うカルテや電子機器などを介した「接触感染」で感染が広がった可能性のあることが、大分県への取材でわかりました。


電子機器などには消毒作業が行き届いていなかったとみられ、県は接触感染への対策を強化するよう、県内の医療機関に呼びかけています。

大分市の大分医療センターでは職員や入院患者などが新型コロナウイルスに相次いで感染し、センター関連の感染者はあわせて24人に上っています。

大分県は「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生したとみていて、センターには厚生労働省の対策班が調査に入り、感染経路などの特定を進めています。

県によりますと、センターでは医療スタッフにマスクの着用を義務づけていたほか、不特定多数の人が触れるドアノブやテーブルなどの消毒作業は定期的に行われていたということです。

一方で、医療スタッフが扱うタブレット端末や共用のパソコンなどの電子機器については消毒が行き届いていなかった可能性があるということです。

このため対策班は、電子機器などを介した「接触感染」によって感染が広がった可能性を指摘していて、大分県は県内の医療機関に対し、接触感染への対策を強化するよう呼びかけています。

一方、大分市の大分岡病院は、大分医療センターから転院してきた患者の感染が確認されたため、今月22日から外来患者の受け入れを中止していましたが、濃厚接触者の検査で陰性が確認され、院内での感染がないことが確認されたとして、29日から通常通りの診療を再開することになりました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20200327/5070006295.html 

 

 

 

(2020年4月9日 修正1 ;追記)

 

2020481550分に読売新聞からは、マスクを外すこともある休憩室も感染原因の一つと考えられるなど、より詳しい下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生した国立病院機構大分医療センター(大分市)は7日、外来診療の一部を再開した。

 

厚生労働省クラスター対策班は、職員らが共用するタブレット端末や休憩室で感染が広がった可能性を指摘、院内感染対策など様々な課題が浮き彫りになった。

 

大規模な集団感染は医療崩壊を引き起こしかねず、大分県は医療機関や高齢者福祉施設に対策の徹底を呼びかけている。

 

「手すりやドアノブの消毒は徹底していたが、タブレット端末はやっていなかった。まさか、そこから感染が広がるとは……」。

センターの関係者は、対策班の指摘が盲点だったことを明かした。

 

3月19日に元入院患者の男性の感染が確認され、医師や看護師、患者らの陽性が次々と判明。

厚労省は感染経路の特定や拡大防止のため、クラスター対策班を派遣した。

 

対策班は原因の一つに、医師や看護師が使うタブレット端末などを介して感染が広がる「接触感染」を挙げた。

休憩室が感染経路になった可能性にも言及した。

 

センターによると、職員は常にマスクを着用し、飛沫感染に気をつけていたという。

 

医師でもある藤内・県健康づくり支援課長は、「休憩室ではマスクを外すこともある。休憩の取り方や休憩室の使い方も重要だ」と訴える。

 

     ◇

 

センターから転院した患者の感染が6病院でも明らかになり、転院先の看護師1人とセンターの看護師の友人を含め、センター関連の感染者は6日時点で24人。

医療機関は警戒を強めている。

 

「大分医療センターが対策を怠っていたとは思えない。どこでも起こり得ることだ」。

大分市内の病院の職員は危機感をあらわにする。

 

この病院ではセンターの事例を踏まえ、患者の情報などを入力する端末のキーボードやマウスの消毒に気を配るようになった。

休憩室の換気も徹底。

できる限り、ずらして休憩を取るように心がけている。

 

職員は、「センターでの調査で分かったことを、ほかの医療機関に積極的にフィードバックしてほしい。それを受け、さらなる対策につなげたい」と話す。

 

 

【初期症状の見分け困難】

 

初期症状が発熱やせきなど風邪と見分けがつきにくいとされ、症状がないこともある。

医師らが難しい判断を迫られている実態も浮き彫りになった。

 

センターでは、感染が確認された女性が持病の間質性肺炎と診断されてPCR検査が遅れたり、看護師と職員が体調を崩して出勤し、その後の検査で陽性反応が出たりした。

 

対策班の調査でも、3月に入ってから発熱を訴える患者や職員らが増えていったことが分かっている。

 

大分大医学部の平松和史教授(感染症学)は、「医師らは患者一人一人の体調の変化は把握している。クラスターを防ぐためには、感染症対策の部署が全体を見渡し、わずかな異変も見逃さないことが大事だ」と指摘する。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200408-OYT1T50171/

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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