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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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202061362分にYAHOOニュース(デイリー新潮)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

スマートフォンを操作しながら歩く、いわゆる「歩きスマホ」をしている人にぶつかりそうになった経験は誰にでもあるだろう。

 

事故も増えており、東京消防庁によると、2018年までの5年間に都内で165人が緊急搬送されている。

 

この統計は緊急搬送された人数だから、実際に起きている事故はこの何倍にも上ると思われる。  

 

社会問題化しているなか、全国で初めて公共の場での歩きスマホを条例で禁止せんとする自治体が現れた。

神奈川県の大和市である。

 

 「条例は6月中に市議会で審議して、71日からの施行を目指しています」  と話すのは、市の道路安全対策課。

 

「大和市は神奈川県では川崎市に次ぐ人口密度2位。

密集地におけるスマホトラブルが増えているため、去年の5月頃から大木哲市長が条例を考えていました」  

 

ただ、禁止条例は出しても、市では罰則規定は設けず、当面は啓発活動に力を入れていくという。

 

「例年行っている交通安全ポスターコンクールに『歩きスマホ防止部門』を設けます。

他にも、全戸配布の広報紙『やまとニュース』や自治会を通じて配布する『広報やまと』で告知。

交通安全キャンペーンなどでも啓発していきます」  

 

だが、それだけでは実効性に乏しいように思える。

街中で歩きスマホをしている若者に対して、何か直接の対策は行わないのか。

 

「大和市には、不正駐輪している自転車の撤去等を行う交通安全巡視員が10名、路上喫煙者を注意する路上喫煙防止指導員が4名いて、市内を巡回してもらっています。

彼らに、普段の業務に加えて、歩きスマホをしている人に対して注意喚起してもらいます」  

 

交通安全巡視員も路上喫煙防止指導員も、市と年間契約している職員だそうで、その多くは60代。

下手に注意して若者に逆ギレされる懸念はないのだろうか。

 

 「歩きスマホを見つけたら、まず危険な行為であることを注意して、チラシ等を渡してもらいます。

そういう光景を他の市民が見るだけで、啓発になると考えます。

ただ、市としてもトラブルは避けたい。

ですから、巡視員の方々には、一人では注意しないで、必ず23人で注意してもらうようにします。

相手が言うことを聞かなくても、深追いはしないでくださいと伝えています」  

 

くれぐれも無理はしないようにお願いしたい。

 

「週刊新潮」2020611日号 掲載

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ce58ff05d126666394f843e533294ca61fb47388

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

歩きスマホの危険性や迷惑度については数多くのメディアに取り上げられてきたが、上記報道の翌日にも報じられていた。

これも縁かと思い、紹介しておく。

 

202061420分 日本経済新聞)

 

スマートフォンを操作しながら街や駅構内を歩く「歩きスマホ」。

周囲への注意力が低下し、通行の妨げになる迷惑行為だ。

 

画面に集中する女性を狙った痴漢行為が多発しており、歩きスマホ中の当人が犯罪の被害者となることも多い。

 

自治体が禁止条例を定めるなど、対策を強化する動きが広がっている。

 

建物の影に隠れる不審者の存在に気づかず、背後から肩を触られても反応が遅れる――。

3月、愛知県警が歩きスマホの危険性を訴える実験動画をまとめ、動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開した。

 

撮影には地元の女子高校生や大学生が参加。

住宅街や公園で、スマホの画面を見ていると、周囲の異変に気づきにくいことを体験してもらった。

 

愛知県内では4月、10代の少女が夜にスマホを見ながら歩いて帰宅していたところ、突然、下半身を露出した男が現れた。

画面に気を取られ、間近に寄られるまで気づかなかったという。

 

201911月には、同県の20代女性がスマホで動画を見ながら近所のコンビニに行く途中、自転車の男に後ろから尻をつかまれる事件も起きている。

 

県警幹部は、「夜の被害が多い。暗闇にひそんだ不審者が画面の明かりを追いかけてくることもある」と注意を促す。

 

愛知県警には19年、スマホを見たり、音楽を聴いたりしながら歩いている状況で起きた、女性への痴漢・つきまといなどの被害情報が64件寄せられた。

このうち、痴漢や強制わいせつといった、近寄られて身体を触られる被害が52%と半数以上を占めた。

 

歩きスマホがより深刻なトラブルや事故を引き起こすケースも目立つ。

 

警視庁は199月、東京メトロ千代田線二重橋前駅のホームで「歩きスマホ」をしていた女性会社員に体当たりしたとして、男性会社員を傷害容疑で逮捕した。

女性は胸を打撲するけがをした。

その後、不起訴処分となった会社員は、「注意するつもりで体当たりした」と話したという。

 

187月にはJR東静岡駅(静岡市)で、当時14歳の男子中学生がホームに転落し、電車と接触して亡くなった。

静岡県警によると、防犯カメラには男子生徒がスマホを見ながら歩き、ホームで足を踏み外す姿が映っていたという。

 

神奈川県大和市は6月、歩きながらのスマホの操作を禁じる条例案を定めた。

罰則規定はないが、担当者は、「歩きスマホで誰かとぶつかりそうになった経験は誰にでもあると思う。注意の意識が市民や社会に浸透してほしい」と、狙いを話す。

 

京都府は14年施行の交通安全基本条例で「歩きスマホは慎み、道路交通に危険を生じさせないよう努めなければならない」と歩行者の努力義務を盛り込んだ。

 

米ハワイ州のホノルル市では1710月、罰則付きの禁止条例が施行。

スマホだけでなく、タブレット端末やゲーム機も対象で、初回の違反者には1535米ドルの罰金を科した。

 

愛知工科大の小塚一宏名誉教授(交通工学)によると、歩きスマホで歩行する際は、通常歩行時と比べ、視野が約20分の1に狭まる。

 

小塚さんは、「歩きスマホは誰もが加害者、被害者になりかねない。自治体や民間企業で少しずつ禁止の動きを広げ、社会一般のマナーとして浸透させていくことが必要だ」と話した。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60234720R10C20A6SHJ000/?n_cid=NMAIL007_20200614_A

 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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