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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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202213060分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、写真や件数推移グラフ付きでネット配信されていた。

都市部の子育て世代の移動に重宝する電動アシスト自転車。

ただ、車体が重く、親子で乗ると総重量は100キロ以上になります。

小回りも利きにくいなど、普通の自転車と大きく異なる特徴もあり、乗り方には注意が必要です。

事故も増えています。
ある調査によると、事故の8割が、意外な場面で起きていることがわかりました。

どんなことに気をつければいいのか、取材しました。

 

【自転車の重さに耐えきれず……】

東京都世田谷区に住む30代の女性は、電動アシスト自転車を使い始めて約2週間後、転倒した。
5
歳の息子を後ろに乗せた状態だった。

幸い、子どもはヘルメットをかぶっており、けがはなかったが、「一つ間違えば大けがしていたかも。ひやっとした」と振り返る。

状況はこうだ。

保育園から帰宅して自宅の玄関前の道に自転車を止め、前カゴの荷物を先に下ろした。

すると、道路が少し傾いていたこともあり、倒れかけた。

とっさにハンドルに手をかけたが、自転車の重さに耐えられず、支えきれなかった。

女性は「走行中は事故に気をつけていたが、停止中は油断していた。電動アシストの扱いに慣れていなかった」と振り返る。

 

【増える電動自転車の事故】

警察庁によると、2020年に起きた自転車事故は67673件と、11年の144062件からほぼ半減。

だが、そのうち電動アシスト自転車関連の事故を見ると、11年の1238件から20年は2642件と、2倍以上になっている。

子乗せ自転車で多いのが、「停止中」の事故の割合だ。

消費者庁の消費者安全調査委員会が2020年に出した報告書によると、東京消防庁が11年からの7年間に幼児を乗せた自転車(電動アシスト含む)の単独事故で救急搬送した1221人のうち、停止中の事故が最も多く、796%を占めた。

保護者が自転車から目を離したり、子どもと荷物を乗せたり降ろしたりする際の転倒が多かった。

報告書では、前輪とスタンドの左右端2点で支える三角形から自転車の重心がはみ出すことで転倒リスクが高まると指摘し、バランスを崩す要因として、幼児の動きや停車場所の傾斜、荷物の乗せ降ろし、ハンドルへの荷物などのぶら下げなどをあげる。

全国で安全教室を開く自転車安全利用コンサルタントの北方真起さんは、「自転車の事故と言うと走行中をイメージするが、止まっている時の事故が案外多い。走行中より注意が散漫になりやすく、走行中と同じくらい注意が必要です」と話す。

経済産業省の生産動態統計によると、ママチャリなどの一般の自転車の出荷台数は12年の約163万台から21年は約49万台と減少傾向にある。

一方で電動アシストでは、12年の約39万台から21年は約73万台と増加傾向だ。

電動アシストは、こぎ始めに加速が得られて負担が少ない一方で、ペダルの踏み加減を誤ると重心も高くバランスを崩しやすい。

車体も重く、親子で乗ると総重量は100キロを超えることもあり、一度倒れかかると自力で持ち直すことが難しく、ぶつかると重大事故につながる可能性が高い。

 

【子どもを乗せるのは最後、目を離さない】

では、何に気をつければよいのか。

交通安全対策に詳しい東京都市大学の稲垣具志・准教授(交通工学)によると、停止中は「子どもを乗せるのは最後、降ろすのは子どもが最初で荷物は後」で、子どもが自転車に乗っている時間をできるだけ短くするのが原則だ。

特に子どもが乗っている時は、目を離さないことが大切。

発進時は思い切りペダルを踏み込まないなど、加速時に転倒しやすいので注意が必要だ。

一方で、走行中で特に注意がいるのは、段差や右左折だ。

車道と歩道の5センチ程度の段差でも、浅い角度で進入しないようにするほか、小回りが利かないので無理な方向転換はしない。

車道を走るのが原則だが、歩道の場合は車道寄りを徐行し、歩行者優先で人をよけながら走るなど、蛇行運転はやめるようにする。

雨の日は、マンホールなどでのスリップも増える。

子どもにヘルメットをかぶせることも不可欠だ。

稲垣さんは、「子育て中の保護者は時間的な余裕がない中で運転していることも多く、安全確認がおろそかになりがち。より落ち着いて意識することが大切」とした上で、「道路交通法などを守ることはもちろんだが、子育て中の自転車に適した所作を一度確認し、普通の自転車との違いを意識して使ってほしい」と話した。

https://digital.asahi.com/articles/ASQ1X6F5YQ1PULEI00F.html?pn=8&unlock=1#continuehere

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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