2018年10月4日19時24分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月の地震による大規模な停電。
道内では、車のバッテリーを非常用の電源として活用し、最低限の営業や生活を維持できたケースがあった。
全道を襲った停電の中、道内に拠点を置くコンビニエンスストアのチェーンでは、1000を超える店の実に9割以上で、食べ物や日用品を販売し続けた。
なぜ、営業することができたのか。
従業員などの車のバッテリーを使って電力を確保し、レジを稼働したのだ。
札幌市にある文具の販売会社では、コンビニが営業を続けた方法を取り入れようと、工事を行った。
車からの電源でレジを動かし、乾電池のような、災害時に必要とされる商品を少しでも販売し続けたいと考えている。
家庭でも、車を活用していた人がいる。札幌市の近藤さん。
大型電池を積んだハイブリッドカーを持っている。
車内のコンセントにつないだケーブルを家まで延ばし、まず、冷蔵庫を動かした。
炊飯器でごはんを炊くこともできたという。
照明は懐中電灯で済まし、車の電池を節約。
2日間にわたった大停電をしのいだ。
近藤さんは、「震災後に、なにか慌てるということもなかったので、今回はすごく助かりました」と話している。
多くの車を持っているレンタカー会社も、車を電源として活用した。
レンタカーの電源を「臨時の充電器」として、無償で提供したのだ。
この会社では、乗るためだけでなく、非常時には充電器としてのレンタルにも応じようと考えている。
非常時の電源として注目される車。
専門家は、注意点もあると言う。
JAF北海道本部では、「電気自動車、ハイブリッド車ともに、大きなバッテリーを積んでいるので、長時間または大きな容量の家電製品を使うことが可能。しかし、一般車はバッテリーの容量もある程度限られるので、大きな家電製品を使うのはちょっと無理。自分の車がどれだけ電気を使えるのか、取扱説明書やメーカーに確認してほしい」と話している。
出典
『非常時の電源として注目される車』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181004/0004555.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。